cat_12_issue_oa-bookwatch oa-bookwatch_0_7600ba7cbf2f_法務部員がまず読むべき一冊 7600ba7cbf2f 7600ba7cbf2f 法務部員がまず読むべき一冊 oa-bookwatch 0

法務部員がまず読むべき一冊

2020年1月5日 15:14 BOOKウォッチ

 企業活動にはトラブルがつきもの。どうすればリスクを最小限にできるか――『企業法務のための初動対応の実務』(日本能率協会マネジメントセンター)が発売されている。

写真は、『企業法務のための初動対応の実務』(日本能率協会マネジメントセンター)


 著者は長瀨佑志さんら気鋭の弁護士3人。企業で想定される様々な法的対応を迫られるトラブルを7つの分野に集約し、分野ごとに3つの特徴「相談事例」、「7つのポイント」、「参考書式」で整理している。企業としての初動対応の要点を把握できる内容。

 法務相談を受けた担当者が即座に対応可能なQ&Aと書式のダウンロードサービス付き。

 構成は「コンプライアンス」「契約管理」「債権管理」「情報管理」「労務管理」「会社整理」「M&A」に分けて解説されており、帯には法務部員がまず読むべき一冊という推薦文が付いている。

 なお、長瀨佑志さんは、分かりやすいロジックで相談事例を法務に落とし込み、手続きをどう組み立てるか、初動の間違いを防止するコツまで含めてノウハウをまとめた前著『新版 若手弁護士のための初動対応の実務』(日本能率協会マネジメントセンター)が好評だった。本書は、その分かりやすい整理手法で企業法務で起こりそうなケースを解説しているので、実務対応の参考になるだろう。

(BOOKウォッチ編集部)

書名: 企業法務のための初動対応の実務
監修・編集・著者名: 長瀨佑志、長瀨威志、母壁明日香
出版社名: 日本能率協会マネジメントセンター
出版年月日: 2019年12月20日
定価: 本体3,200円+税
判型・ページ数: A5判・420ページ
ISBN: 9784820727637

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cat_12_issue_oa-bookwatch oa-bookwatch_0_12dfbeec2086_世界最古のデザートとは 12dfbeec2086 12dfbeec2086 世界最古のデザートとは oa-bookwatch 0

世界最古のデザートとは

2020年1月5日 13:01 BOOKウォッチ

 グルメや美食が一般化して久しい。『美味しい進化――食べ物と人類はどう進化してきたか』(インターシフト)は食べ物と人類はいかに進化してきたのかを14章に分けて探る。食べ物が人類を変え、人類が食べ物を変えた壮大な物語だ。

写真は、『美味しい進化――食べ物と人類はどう進化してきたか』(インターシフト)の表紙

・ヒト族はいつ料理を始めたのか
・地球を移動した人類の大いなる旅の食料とは
・穀物栽培はヒト遺伝子をどう変えたか
・味覚の好みはなぜ違うのか
・チーズの中で繰り広げられる競争と共生
・酒好きな酵母たちが旨いワインやビールをはぐくむ科学
・世界最古のデザートとは


 美味しさにひそむ進化のドラマを説き明かす。著者のジョナサン・シルバータウンさんはエディンバラ大学の進化生態学の教授。同大学の進化生物学研究所に所属。生態学と進化に関する多くの著書がある。邦訳書は『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』、『生物多様性と地球の未来』(編著)など。

(BOOKウォッチ編集部)

書名: 美味しい進化
サブタイトル: 食べ物と人類はどう進化してきたか
監修・編集・著者名: ジョナサン・シルバータウン 著、熊井ひろ美 訳
出版社名: 発行:インターシフト  発売:合同出版
出版年月日: 2019年11月20日
定価: 2,400円+税
判型・ページ数: 366ページ
ISBN: 9784772695664

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cat_12_issue_oa-bookwatch oa-bookwatch_0_6dad36a01705_フレディ・マーキュリーは、いかにして有名になったのか 6dad36a01705 6dad36a01705 フレディ・マーキュリーは、いかにして有名になったのか oa-bookwatch 0

フレディ・マーキュリーは、いかにして有名になったのか

2020年1月5日 11:31 BOOKウォッチ

 大ヒット映画「ボヘミアン・ラプソディ」の成功を受け、再び脚光を浴びたフレディ・マーキュリー。写真集『フレディ・マーキュリー 写真のなかの人生 The Great Pretender』(光文社)では、彼の人生を貴重な写真とともに振り返ることができる。

写真は、写真集『フレディ・マーキュリー 写真のなかの人生 The Great Pretender』(光文社)の表紙
 本書は、遺族公認のフォト・バイオグラフィーで日本語訳版。アフリカ大陸東岸のザンジバル島生まれの彼が、いかにして有名になっていったのかを数々の秘蔵写真と読み応えのある文章で追っている。

 また、映画「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディ役を演じたラミ・マレックさんが寄稿した序文も掲載されている。

 クイーンとアダム・ランバートによる来日コンサートを目前に控え、クイーンへの注目が高まるこの時期、あらためて写真集でフレディの生涯をたどってみてはいかがだろうか。


(BOOKウォッチ編集部)

書名:  『フレディ・マーキュリー 写真のなかの人生 The Great Pretender』
監修・編集・著者名: 訳:川崎大助
出版社名: 光文社
出版年月日: 2019年11月20日
定価: 本体3,000円+税
判型・ページ数: A4判ハードカバー、160ページ、オールカラー
ISBN: 9784334902445

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cat_12_issue_oa-bookwatch oa-bookwatch_0_d44ecd5b8409_政治学者、原武史さんの旅は続くよどこまでも d44ecd5b8409 d44ecd5b8409 政治学者、原武史さんの旅は続くよどこまでも oa-bookwatch 0

政治学者、原武史さんの旅は続くよどこまでも

2020年1月5日 08:15 BOOKウォッチ

 

 なぜ、皇太子一家はある「岬」を訪ね続けたのか?
 なぜ、陸軍と米軍は「台」を拠点にし続けたのか?
 なぜ、富士の「麓」でオウムは終末を望んだのか?
 

 
 岬、峠、島、麓、湾、台、半島。この7つの地形に着目しながら現地を歩くと、死角に沈んだ日本の「思想史」が見えてくる、というのが本書『地形の思想史』(株式会社KADOKAWA)のコンセプトだ。

「空間」から見た思想史

 著者は、放送大学教授で明治学院大学名誉教授の原武史さん。専攻は日本政治思想史だが、皇室と鉄道にも詳しいことで知られる「鉄ちゃん」だ。著書は数々の賞で彩られている。『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社選書メチエ)=サントリー学芸賞、『大正天皇』(朝日選書、のち朝日文庫)=毎日出版文化賞、『滝山コミューン一九七四』(講談社、のち講談社文庫)=講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波新書)=司馬遼太郎賞といった具合。

 日本経済新聞の元社会部記者だけあって、フットワークの軽さには定評がある。本書でも日本各地をめぐり、古層から近現代史まで「空間」という視点から、ユニークな着想を得ている。

浜名湖の「プリンス岬」

 冒頭の第一の疑問に答えよう。静岡県の浜名湖の奥に、地元の人から「プリンス岬」と呼ばれている小さな半島がある。平成の天皇が皇太子時代の一時期、このひなびた岬で家族とともに夏休みの数日を過ごしたことは、あまり知られていない。

 皇室には、那須、葉山、そして静岡県須崎に御用邸がある。平成の天皇は皇太子時代に各御用邸ばかりではなく、軽井沢に滞在したことはよく知られている。そして、ご結婚後も10年あまり、夏はこの岬にある保養所を利用した。

 浜名湖の奥、引佐細江という入り江の五味半島にある、平野社団西気賀保養所。その立地を原さんは、こう書いている。
 

「三方が天然の要塞である『水』に囲まれ、付け根の部分がなるべく狭い小さな半島であれば、不審者が侵入する余地は限られ、警備は少なくて済む。そしてその半島のなかに、一家がかろうじて滞在できる程度のごく普通の家があれば、申し分ないということになろう」
 

 現存する施設を原さんは訪ねる。
 

「玄関を上がると、障子の向こうに三畳の取次の間が控え、その向こうには廊下がまっすぐに奥へと延びていた。左に曲がると、和室八畳と和室十畳が一続きになった南側の部屋に出る」
 

 北側にも和室が三つあり、子供たちは成長するにつれて、それぞれ部屋をあてがわれるようになったのでは、と推測している。一家はここに滞在し、海水浴を楽しんだ。当時の新聞記事がそのようすを伝えている。

 皇太子一家は1978年を最後に西気賀保養所を訪れなくなる。別荘が個人企業のものだったので問題になったという見方もあるが、原さんは子供たちが成長し、手狭になったからでは、と見ている。

 「皇太子夫妻は時代の歩調に合わせるようにして、核家族にふさわしい空間を『岬』に確立させた。しかしそれは、長い戦後という時間のなかでは、つかの間の出来事にすぎなかったのだ」

「台」と軍隊

 こうした落ち着いた語り口で、「峠」と革命、「島」と隔離、「麓」と宗教、「湾」と伝説、「台」と軍隊、「半島」と政治、の各景が続く。

 冒頭の第二の疑問にふれれば、神奈川県座間市にあった陸軍士官学校の所在地は相武台である。当時は「相武臺」と書いた。戦後、陸軍士官学校は米軍のキャンプ座間になり、陸上自衛隊が一部に駐屯しながら、引き続き米軍が駐留している。

 「相武臺」の由来は「古事記」までさかのぼる。ヤマトタケルの東征に「相武国」という地名が出てくる。さらに「最モ武ヲ練リ鋭ヲ養フニ適ス」つまり、「武ヲ相ル」という意味が込められているそうだ。

「麓」と宗教

 そして第三の疑問。静岡県富士宮市にはオウム真理教の富士山総本部があり、近くの山梨県上九一色村(現・富士河口湖町)に施設があった。その跡を訪ねた原さんは「オウム真理教のサティアンに至っては富士山から背を向けようとしているように思われた」と書いている。

 また、富士宮市には日蓮正宗の総本山である大石寺があり、一時期は創価学会も大石寺に参詣した。なぜ、富士山に吸い寄せられるように、さまざまな教団が集まってくるのか、原さんは現地を歩く。
 

「山宮浅間神社の遥拝所がつくられた時期は、これまでに見たどの宗教施設よりもはるかに古い。ここには既存の宗教が立ち上がる前の、原初的な富士山に対する信仰のかたちが凝縮されている」
 

 本書の取材のため、日本各地を訪ねた原さんは「地形が織り成す風景を目にすると、まるでそこにしかない風景が語りかけてくるかのような瞬間があるのを、まざまざと体験した」と、「あとがき」に書いている。原さんの旅はこれからも続きそうだ。

  (BOOKウォッチ編集部)

書名:  地形の思想史
監修・編集・著者名: 原武史 著
出版社名: 株式会社KADOKAWA
定価: 本体1800円+税
判型・ページ数: 四六判・269ページ
ISBN: 9784041080221

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cat_12_issue_oa-bookwatch oa-bookwatch_0_b43528c1b2b1_韓国の大学生の「英語力」に打ちのめされた! b43528c1b2b1 b43528c1b2b1 韓国の大学生の「英語力」に打ちのめされた! oa-bookwatch 0

韓国の大学生の「英語力」に打ちのめされた!

2020年1月5日 06:45 BOOKウォッチ

 国際化時代の人材づくりを目指して、近年、大学では様々な取り組みが行われているらしい。その全容を知る立場にはないが、本書『グローバル人材へのファーストステップ――海外の学生とPBL / TBLで学び合う』(九州大学出版会)が伝えるのは九州大学の実例だ。読んだ限りでは、なかなかよくやっているのではないかと感じた。

18日間の寝食をともにする

 九州大学は周知のように、旧帝大である。九州では「地域の東大」になっている。ゆったり構えていても、地位は盤石のように思えるが、本書によると、「国際化」に対応した取り組みに力を注いでいる。

 その代表例が、本書が紹介する「アジア太平洋カレッジ」(College of Asia Pacific、以下CAP)だ。学部の1、2年生を対象とした「国際体験」型の共同教育プログラム。韓国、台湾、ハワイを連携相手としている。

 台湾の場合、まず台湾と日本の学生が福岡に集まり、9日間学ぶ。そして10日目には場所を台北に移して、さらに9日間学ぶ。参加学生は計18日間の寝食をともにする。

 日本と韓国の学生がハワイに集まる、というパターンもある。その場合はハワイ州立大学に集まり、約3週間にわたってハワイ側の学生たちと学び合う。

 このプログラムのスタートは2011年。まず九大と釜山大の「日韓海峡圏カレッジ」として始まった。日本からは九大のほか、西南学院大、鹿児島大、韓国からは釜山大のほかソウル大、高麗大、延世大が加わるようになった。徐々に相手を増やし、15年からハワイ州立大、18年から台北市の国立政治大も参加している。

 本書の著者は、担当教員としてこのプログラムを推進している九大の韓国研究センター准教授、崔慶原さん。副題にある「PBL / TBL」というのは、PBL (Problem-Based Learning)とTBL (Team-Based Learning)のこと。

「九州」という地域性

 当初は現地体験が主目的だった。しかし、回を重ねるにつれ、バックグラウンドが異なる海外の学生とともに学び合う協働学習の場としてのプログラムに発展していったという。テーマも「少子高齢化」「外国人労働者の受け入れ」「災害と安全」「安全保障」など東アジア地域に共通する課題を設定、それぞれの国や地域での取り組み、捉え方を話し合い、解決策を見つけるために学び合うという形になった。

 こうした試みを可能にしたのは「九州」という地域性もあるようだ。何しろ九州はアジアに近い。最初に韓国、それも釜山の大学と連携することになったのは、とくに福岡から近く、学生にとって経済的にも心理的にも負担が少ないことが理由の一つだった。

 日韓関係はいろいろと難題を抱えている。それらの問題を二国間だけではなく、さらに「ハワイ」という第三の場所を設定することで、相対化する視点も設定した。ハワイは歴史的に両国から移民を受け入れており、親和性もあった。

 台湾もまた九州から近い。近年のスィーツブームなどもあって学生には何かと身近だ。少子高齢化など共通する課題を抱えている。一方では外国人労働者を積極的に受け入れるなど、参考になる一面も持つ。中国・香港との複雑な関係なども含めて、日本の学生とは全く違った政治意識や緊張感のもとで生きているから刺激的だ。

事前に約2か月間の英語特訓

 会話はもちろん英語ということになる。日本の学生たちは当初、韓国の学生たちの英語でのプレゼンテーション能力の高さに驚き、非常な刺激を受けたという。本書には、参加した女子学生の「悔しさと危機感」を味わったという声が掲載されている。全く議論に加わることができず、完全に打ちのめされたというのだ。「将来、この人たちとビジネスをしたら、絶対に対等に渡り合えない」という思いから、大学生活の目標を「国際的に活躍できる人材になる」と掲げ、精進したという。4年前に卒業したこの学生は、現在は香港で働いているというから、プログラムの成果というべきだろう。

 韓国や台湾、さらには中国の学生は総じて英語力が高いといわれている。評者は10数年前、中国の名門、北京大学の関係者に「北京大では何割ぐらいの学生が英語を喋れるのですか」と聞いたことがある。相手は「もちろん、全員がしゃべれますよ」とけげんな顔をしていた。同じころ、日本の高校から直接、上海の大学に進学した学生から聞いた体験談も記憶に残っている。中国の学生は非常に勉強熱心。それゆえ自分も必死で勉強した、もし自分が日本の大学に行っていたら、こんなに勉強することは絶対なかったと思う、としみじみ話していた。

 九大では毎年数十人がこのプログラムに参加しているようだ。事前に約2か月間の英語特訓を受けている。アジアからの観光客も多く、ビジネスでもつながりの深い九州で、こうした取り組みが地道に行われていることに拍手を送りたいと思う。10年、20年後にさらに参加学生たちのネットワークが強化され、国を超えたつながりが緊密になるに違いない。できれば中国本土や香港の学生との交流を深めてもらいたいものだ。

(BOOKウォッチ編集部)

書名:  グローバル人材へのファーストステップ
サブタイトル: 海外の学生とPBL / TBLで学び合う
監修・編集・著者名: 崔慶原 著
出版社名: 九州大学出版会
出版年月日: 2019年10月14日
定価: 本体2500 円+税
判型・ページ数: 四六判・210ページ
ISBN: 9784798502717

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cat_12_issue_oa-bookwatch oa-bookwatch_0_b5e842684cc1_イラン司令官殺害「ドローン戦争」に注目が集まる b5e842684cc1 b5e842684cc1 イラン司令官殺害「ドローン戦争」に注目が集まる oa-bookwatch 0

イラン司令官殺害「ドローン戦争」に注目が集まる

2020年1月4日 19:13 BOOKウォッチ

 米国によるイラン革命防衛隊・ソレイマニ司令官の殺害で、世界的に緊張が高まっている。米国メディアによると、米軍は司令官らの乗った車両を無人機(ドローン)で攻撃したという。こうしたドローンの兵器としての利用については、2018年11月に日本でも翻訳刊行された『ドローン情報戦――アメリカ特殊部隊の無人機戦略最前線』(原書房)に詳細に報告されている。

写真は、『ドローン情報戦――アメリカ特殊部隊の無人機戦略最前線』(原書房)の表紙
 著者の一人、ブレット・ヴェリコヴィッチ氏は米軍で10年以上にわたってテロ対策と情報分析活動に従事した軍用ドローンのエキスパート。陸軍特殊部隊DELTAのドローン技術者・情報分析官として、アフガニスタンやイラクなど、対テロ戦争の最前線を経験し、多くの戦功をあげ、ブロンズスター・メダルや戦闘行動バッジ(CAB)を授与された人だ。

 ドローンの性能は飛躍的に向上し、シリアでの人質救出、ソマリアでのテロリスト拘束など海外でのあらゆる作戦行動で活躍しているという。本書によれば、いまやワシントンの軍事指導者層は、こうした「ドローン革命」を推進してきた人たちだという。

 本書では著者が体験してきた、幾つもの「実戦」の様子が再現されている。まるでテレビゲームだ。とはいえ著者は、殺害を決める最終段階では必ず迷った、と書いている。「人違いだったらどうする?」。

 本書は、国防総省刊行物安全保障事前審査局などの徹底した事前チェックと許可を得たうえでの出版。きわめてシークレット性の高い情報が満載されている。新時代の戦争の実相を知る格好の一冊だ。

 (BOOKウォッチ編集部)


書名: ドローン情報戦
サブタイトル: アメリカ特殊部隊の無人機戦略最前線
監修・編集・著者名: ブレット・ヴェリコヴィッチ 、クリストファー・S・スチュワート 著、北川蒼 訳
出版社名: 原書房
出版年月日: 2018年11月27日
定価: 本体2,400円+税
判型・ページ数: 四六判・330ページ
ISBN: 9784562056101

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cat_12_issue_oa-bookwatch oa-bookwatch_0_9e65f376fa46_上野千鶴子に7時間ぶっ通しで聞いてきた 9e65f376fa46 9e65f376fa46 上野千鶴子に7時間ぶっ通しで聞いてきた oa-bookwatch 0

上野千鶴子に7時間ぶっ通しで聞いてきた

2020年1月4日 11:31 BOOKウォッチ

 近年、話題になっている「フェミニズム」。言葉は聞いたことがあるけれど、いまいちよくわからないとか、本当の中身は何のことだろう?とか、なんだか苦手だな・・・と思っている人もいるのではないだろうか。

 そんな人に向けたフェミニズムの入門書『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』(大和書房)が登場する。発刊は2020年1月10日。

写真は、『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』(大和書房)の表紙

 本書は、社会学者で東京大学名誉教授の上野千鶴子さんとマンガ家で2019年5月に創刊したフェミニズム雑誌「エトセトラ」1号で責任編集長を務めた田房永子(たぶさ・えいこ)さんとの7時間にもおよぶ対談をまとめた本。

写真は、上野千鶴子さん(右)、田房永子さん(左)
 
 企画のきっかけは、2019年4月に上野さんが東京大学学部入学式でおくった祝辞だった。それを受け、田房さんが上野さんにフェミニズムについて聞いてみたいと手を挙げた。

 田房さんは1978年生まれ。母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)で話題になり、その後『キレる私をやめたい~夫をグーで殴る妻をやめるまで~』(竹書房)、『「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました』(大和書房)など、自身の思いや経験を赤裸々につづった作品で人気を博した。

 田房さん自身、妻であり、母であり、働く女性という立場から30~40代の団塊ジュニアが抱える生きづらさや「モヤモヤ」を代弁し、上野さんに質問を投げ掛けている。

 フェミニズムの成り立ちや、母娘の関係、仕事、恋愛、結婚、子育て、性の話まで時代背景とフェミニズム的な視点で上野さんが丁寧に解説している。

 以下4点の写真は、『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』(大和書房)より

 

 

 

 
 
(BOOKウォッチ編集部)

書名: 『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』
監修・編集・著者名: 上野千鶴子、田房永子
出版社名: 大和書房
出版年月日: 2020年1月10日
定価: 本体1,500円+税
判型・ページ数: A5・192ページ
ISBN: 9784479393320

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cat_12_issue_oa-bookwatch oa-bookwatch_0_2b7b00a50a78_通路に新聞紙を敷いて寝床にした急行「津軽」の思い出 2b7b00a50a78 2b7b00a50a78 通路に新聞紙を敷いて寝床にした急行「津軽」の思い出 oa-bookwatch 0

通路に新聞紙を敷いて寝床にした急行「津軽」の思い出

2020年1月4日 08:15 BOOKウォッチ

 正月の帰省帰りに、この記事を読んでいる人も多いだろう。お盆と正月は鉄道会社や航空会社の稼ぎ時だ。そして、ふだん交通機関を利用しない人が乗る時期でもある。本書『ライフスタイルを変えた名列車たち』(交通新聞社新書)には、かつて日本を走った名列車(一部、現在も運行)が数多く紹介されている。

最初の東海道線直通列車は東京・大阪間20時間

 著者の原口隆行さんは、1938年東京生まれ。凸版印刷勤務を経てフリーに。『時刻表でたどる鉄道史』『時刻表でたどる特急・急行史』(いずれもJTBパブリッシング)、『文学の中の鉄道』(鉄道ジャーナル社)、『鉄道ミステリーの系譜』(交通新聞社新書)など、鉄道にかんする著作が多数ある。そんな原口さんが精選した「名列車」とは。

 もっとも古いのは、明治22年(1889)7月1日、東海道線の全通を待って運行を開始した直通列車だ。一日一往復。下りは新橋発16時45分、大阪着翌日11時39分で終着神戸には12時50分に着いた。所要時間は下りが20時間5分、上りが20時間10分、平均時速は35キロ。驚いたことに、名前のないこの普通列車は昭和43年(1968)まで走り続けた。

 列車に愛称がついたのは、昭和4年(1929)のことだった。東京―下関を結ぶ一等・二等特急に「富士」、三等特急に「櫻」の愛称がついた。不況下にもかかわらず、乗客は多かった。いずれも終点、下関で関釜連絡船とアクセスして朝鮮半島、中国大陸、そしてヨーロッパへと結ぶ国際鉄道網の一環と位置づけられたからである。

戦前の「超特急」燕

 そして、翌5年(1930)、戦前を代表する特急が登場する。東京・大阪間を3時間短縮し、8時間20分で結ぶ、一等・二等・三等特急「燕」が誕生した。当時は蒸気機関車(C51)の時代。難関の箱根山を超えるため、走りながら補助機関車を連結、最高所の御殿場で急こう配を登り切ったら、やはり走行中に切り離すという離れ業で時間を切り詰めた。

昭和9年(1934)には、丹那トンネルが開通、東阪間の所要時間は下り8時間37分、上り8時間40分まで短縮された。そして、これが戦前を飾る最後の輝きとなった。

走るホテル急行「銀河」

 戦時中に廃止された、燕、富士、櫻などの優等列車。戦後、昭和24年(1949)に登場したのが東京と大阪を結ぶ夜行急行「銀河」だった。すでに東海道線の夜行列車は復活していたが、銀河は一等寝台、二等座席、三等座席を組み込んだ14両編成。なにより急行としては戦前戦後を通じて初めて愛称がついたのだった。

 「走るホテル」と呼ばれ、ひと眠りしている間に目的地に着くので盛況だったが、平成に入ると乗車率も40%を切るようになり、平成20年(2008)に廃止された。2003年ころ、大阪に勤務していた評者はたまに銀河を利用した。キタで一杯やって夜10時すぎに飛び乗ると、早朝には東京に着くのが気軽だった。しかし、すでに車内は閑散としており、廃止の予感がした。高い寝台料金を考えると、新幹線利用に流れるのは仕方のないことだった。

「出世列車」と言われた急行「津軽」

 昭和33年(1958)に登場し、東京・京阪神の日帰り出張を可能にした特急「こだま」や新幹線「ひかり」、そして「のぞみ」などももちろん紹介されている。だが、そうしたエリート列車と並んで、急行「津軽」の名前を見て、懐かしさがこみあげてきた。

 昭和29年(1954)から平成5年(1993)まで上野から青森を結んだ列車だ。最初は需要が見込めず不定期の運行だった。東北線経由の列車はすでにあったので、重宝したのは秋田以北の奥羽線沿線の乗客だ。昭和31年(1956)のダイヤ改正で定期運行となり、上野・青森間は約16時間(秋田までは約12時間)。

 硬い直角座席での長旅は苦行だったが、出稼ぎの人や集団就職で上京した少年少女にとって、「津軽」に乗ってふるさとに帰るのはステイタスであり、いつしか「出世列車」と呼ばれるようになった。

 秋田出身の評者も学生時代、しばしば利用した。いまは無人駅になっている田舎のわが駅にも堂々の12両編成が停車したのだ。目覚めればふるさという思いが何より安心だった。年末の繁忙期には指定席が取れず、自由席車両の通路に新聞紙を敷いて横になり、一夜を過ごした。車内には酒の匂いが漂った。

 その後、懐に余裕がある時は特急「つばさ」で秋田まで約8時間、今は秋田新幹線「こまち」で最速3時間半。この数十年で時間は飛躍的に短縮した。時には始発の「こまち」に乗り、秋田から東京まで新幹線通勤している最近の評者である。確かにライフスタイルは変わった。

 本書が取り上げている列車は50にも満たない。人にはそれぞれの「名列車」があり、かけがえのない記憶があるだろう。いつの時代になっても鉄道には航空機にはない旅情がある、と断言したい。

  (BOOKウォッチ編集部)

書名: ライフスタイルを変えた名列車たち
監修・編集・著者名: 原口隆行 著
出版社名: 交通新聞社
定価: 本体800円+税
判型・ページ数: 新書判・255ページ
ISBN: 9784330015194

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cat_12_issue_oa-bookwatch oa-bookwatch_0_f5351acb634c_なぜ徳川家康は「神様」になったのか f5351acb634c f5351acb634c なぜ徳川家康は「神様」になったのか oa-bookwatch 0

なぜ徳川家康は「神様」になったのか

2020年1月4日 06:45 BOOKウォッチ

 初詣の季節。多数の神社がある中で、ちょっと毛色が変わっているのが東照宮だ。日本の神様は神話ルーツが大半だが、ここで祀られているのは徳川家康(1543~1616)。なんと歴史上の人物だ。どうして家康は神様になってしまったのか。

 たまたま『徳川家康の神格化』(平凡社)という本を見つけた。2019年10月に刊行されたばかり。「新たな遺言の発見」という魅力的な副題付きだ。

秀吉が先に豊国大明神になっていた

 著者の野村玄さんは1976年生まれ。大阪大学大学院文学研究科准教授。専門は日本近世史。『日本近世国家の確立と天皇』『天下人の神格化と天皇』などの著書がある。気鋭の研究者のようだ。

 結論から言うと、家康が神になったのは豊臣秀吉の影響が大きい。本書は次のように記す。
 

「天下人の神格化に関する直近の先例が豊臣秀吉のみであったことは事実」
 

 

「すなわち、もし当時、天下人家康の神格化が比較的早い段階から現実味を帯びて検討されていたならば、秀吉の例を意識しないことのほうが想定しにくい」
 

 家康側近の僧は、家康が亡くなる直前に太政大臣への任官を進言している。背景には「現任の太政大臣だった秀吉が豊国大明神として祀られた例を意識した可能性」があるという。野村さんには『豊国大明神の誕生』(平凡社)という著書もあるので、得意の分野だろう。

 たしかに秀吉は1599年、「豊国大明神」という神号で祀られた。ところが1615年に豊臣家が滅亡すると、徳川家康の意向により後水尾天皇の勅許を得て豊国大明神の神号は剥奪される。豊国神社も徳川幕府により事実上廃絶された。家康は豊臣再興の芽を徹底的につぶしたのだ。

 このことは、家康没後に神号を決める際にも参照された。「大明神」と「大権現」の二案があったが、「大明神」は豊臣で使われている、豊臣は滅亡しているので、「大明神」は良くない、「大権現」にすべきだということになったようだ。こうして家康は「日光大権現」になる。

 歴史上の人物の神格化ということについて、時代をさかのぼれば平将門や菅原道真が思い浮かぶ。ともに非業の死を遂げており、その怨霊による祟りを鎮めるということで神社がつくられたといわれている。秀吉や家康とはケースが異なる。

イエズス会がトップシークレット報告

 ところで、いったい家康はどのような遺言を残していたのか。諸説あったようだが、本書は「新発見」の遺言を紹介している。
 

「亡くなった後は、必ず神力をもって子孫を守り、国家を鎮撫するであろう。藤原鎌足の子孫が繁栄している例に準じて自分を斂葬し、まず久能山に葬り、榊原清久を神職とし、頼将の祭祀を受け、三年後、あらためて下野日光山へ移すべきである。その祭式は両部習合神道により、よろしく天海の指麾に任せるべきである」
 

 家康は、藤原氏を高く評価していた。徳川家もその先例にならいたいという思いが強かったようだ。信長、秀吉という天下人が脆くも崩れたことも頭にあったに違いない。本書は、徳川秀忠(家康の三男、二代将軍)が、家康が最期を迎えた場合、神道によって神として祀ると決断した、と記す。このころイエズス会がローマの総長に送った公式報告書に、そのあたりのことが明確に書かれている。
 

「太閤(豊臣秀吉)は、すでに神、すなわち、新しい軍神を意味する新八幡と呼ばれる偶像として荘厳に奉られていた。そのため、将軍(徳川秀忠)は彼の父親(家康)も神に整列させたいと望み、その起源が太陽にさかのぼる日本の神の一人である日本殿(東照)大権現と命名した」
 

 イエズス会が実に精密に日本国内のトップシークレットに通じていたものだと改めて驚いてしまう。

後水尾天皇が神格化を勅許

 神号や神位などは宮中から賜ることになっていた。本書では徳川サイドが、その手はずに苦労したことなども記されている。宮中で後陽成上皇が疑義を表明していたからだ。しかし1616年7月13日、後水尾天皇(在位1611~29)が家康の神格化を勅許し、権現号の宣下も容認した。思い返せば当時は下記のように、朝廷と幕府の力関係が劇的に変わる過渡期だった。
 

 ・禁中並公家諸法度で天皇ならびに公家の行動を規制する。
 ・朝廷が家康に東照大権現の神号を勅許し、朝廷の許可のもとで家康の神格化を進める。
 ・朝廷の勅許により日光東照社が宮号を得る。
 ・紫衣事件で幕府の法が勅許(天皇の意思)より優越することを示す。
 

 『後水尾天皇』(岩波書店)などによれば、後水尾は家康の意向によって天皇になった人だった。先代の後陽成にとって後水尾は、意中の人物ではなかったといわれる。そんなこともあり後陽成は難色を示したのだろう。

 後水尾の皇后は徳川和子。秀忠の娘(五女)で徳川家康の内孫だ。東福門院として知られる。いわば「徳川」と妥協を強いられたのが後水尾だった。晩年、修学院離宮を造営したが、おそらく幕府の資金的サポートがあったことだろう。このあたりを考えると、家康神格化は、家康存命中に後水尾を天皇とした時点にすでに布石が打たれていた感じがする。

一次史料を重視

 本書に書かれているわけではないが、その後の江戸時代をざっくり振り返っておこう。宮中との関係では、徳川優位が続く。江戸の真北の日光に鎮座する東照宮は、江戸幕府の新たなる守り神となっていた。ところが幕末の尊王攘夷で形勢逆転、明治維新へと突き進む。戊辰戦争の最中には、一部討幕派が東照宮を焼き討ちにしようとした。徳川幕府のシンボルだから当然かもしれない。それを制止したのが、同じく討幕派で土佐藩兵を率いて大活躍した板垣退助だったという。なぜなら東照宮には建立時に後水尾が書いた御親筆の扁額があったからだ。家康が後水尾を囲い込んでいたことが奏功した。さすが家康だと感心する。

 一方、秀吉の豊国神社は明治になって天皇の勅命により再興された。秀吉は時の後陽成天皇との協調・共生を重視した人だった。家康とは、天皇との関係が異なる。推測するに豊国再興は、そうした事情を知ってのことだろう。家康、秀吉、天皇の微妙な関係を改めて知る。

 本書は新書ではなく選書や叢書に類する。つまり純然たる学術本だ。全体としてかなり専門的だが、家康に関心がある人には好著だ。「一次史料やそれに準じる史料を三次史料で否定・論評することはできない」ということを基本スタンスとしている。

(BOOKウォッチ編集部)

書名: 徳川家康の神格化
サブタイトル: 新たな遺言の発見
監修・編集・著者名: 野村玄 著
出版社名: 平凡社
出版年月日: 2019年10月23日
定価: 本体1800円+税
判型・ページ数: 四六判・290ページ
ISBN: 9784582477467

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イタリア人に人気の一風堂、アメリカ人は札幌ラーメン...5言語対応ラーメン店ガイドブックが面白い

2020年1月3日 11:31 BOOKウォッチ

 そろそろお餅やおせち料理にも飽きたし、ここはやっぱりラーメンだよなぁ。よし!ラーメン食べにいくか~! という気分になる方もいらっしゃる頃かもしれない。
 また、ラーメンは日本食として外国人観光客にも人気があり、今ではラーメン店の行列に外国人が混ざっていることも決して珍しくない。ということで、ラーメンガイドも多言語化の時代がやってきた。外国人向けに特化した本ではなく、日本人も役立つ内容で、あくまで多言語という性格の本が刊行された。

写真は、『Best of the Best RAMEN』(KADOKAWA)の表紙

 『Best of the Best RAMEN』(KADOKAWA)は、日本人も外国人も一緒にたのしめるラーメンのガイドブック。国内トップレベルのラーメンメディア「ラーメンWalker」と、世界最大級の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」がコラボし、ラーメンを食べまくってきた達人たちが実力店を紹介すると共に、トリップアドバイザーの口コミランキングも掲載。プロがうなる名店と、外国人目線の人気店の両方がわかる。

 例えばイタリア人が選ぶ人気店1位は「一風堂 六本木店」、アメリカ人が選ぶ人気店1位は「札幌ラーメン 悠-はるか-」など、国によって選ばれる店の違いも面白い。

写真は、『Best of the Best RAMEN』(KADOKAWA)より

写真は、『Best of the Best RAMEN』(KADOKAWA)より
 

 誌面には、ラーメン店でのマナーも紹介されている。例えば、「並ぶ時は全員が揃ってから並ぶ」、「必ず1人1杯注文する」、「1人で来店時は極力カウンターの端から座る」などがイラスト付きでわかりやすく解説してある。

ラーメンのマナーを解説したページ。写真は、『Best of the Best RAMEN』(KADOKAWA)より

 
 エリアは北海道、関東、東海、関西、九州と幅広く、掲載店舗は200超。本書は日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)、ハングルの5言語に対応しているので、外国人へのお土産としても喜ばれそうだ。

 (BOOKウォッチ編集部)

書名: 「Best of the Best RAMEN」
出版社名: KADOKAWA
出版年月日: 2019年11月21日
定価: 本体1,700円+税
ISBN: 9784048966245

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