「大人のおしゃれ手帖」2020年7月号(宝島社)は、吉田羊さんが表紙を飾っている。オーバーオールと透け感のあるシャツを合わせた、大人カジュアルな初夏の装いがすてきだ。巻頭インタビューでは、新型コロナウイルスを機に、吉田さんはいつもとは違う感覚を抱いたと語っている。
画像は、吉田羊さんが表紙を飾る「大人のおしゃれ手帖」2020年7月号増刊(宝島社)
「ずっと家にいると、3日間同じジャージを着ていたって、ぜんぜん問題ないわけですよね」、「どんなふうにしても生きていられるんだと気づくと、じゃあクローゼットにあふれるほどのワードローブは本当に必要だったのか? と......」と、心の内を明かしながら、「いまは、本当に必要なものを取捨選択したり、欲しているものを見極めたりしながら、自分に向き合うべき時間なのかもしれません」と話す。
画像は、「大人のおしゃれ手帖」2020年7月号増刊(宝島社)の付録(編集部撮影)
今月号は、通常の7月号、増刊ともに付録も目を引く。増刊号には、プレインレスの「大人の薄型扇風機&ポーチセット」が付いている(別売りの単4電池×3本が必要)。厚さが約2センチのスマートなデザインながら、風量はパワフル。ぴったり収まるポーチも付いていて、持ち運びにも便利だ。付属のストラップで首からかけても、スタンドで立てても使える。増刊は、セブン-イレブン、セブンネットショッピング限定発売。
通常版の付録は、リサ・ラーソンの「大容量保冷バッグ&保冷ペットボトルホルダー」だ。
画像は、「大人のおしゃれ手帖」2020年7月号(宝島社)の付録(編集部撮影)
また、ものづくりに携わる職人たちが生み出した生活道具を紹介する企画「『日本のいいもの』を暮らしの中に」も注目したい。全国の目利きが厳選した、愛着を持って長く使い続けられる作品が紹介されている。もう少し手頃な価格で、機能美を極めた道具を集めた「日本の道具30撰」も参考になる。
自分にとって本当に必要なものを取捨選択し、愛着をもって長く使えるものを厳選して残すというのもひとつかもしれない。
(BOOKウォッチ編集部)
書名:
大人のおしゃれ手帖 2020年7月号
監修・編集・著者名: 大人のおしゃれ手帖 編集部 編
出版社名: 宝島社
出版年月日: 2020年6月 5日
定価: 通常版...1,180円 増刊号...1,300円(いずれも税込)
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