写真は、『悪い男』(小学館)より。永山瑛太さん「永遠の男」
・もしも坂口健太郎が同僚だったら
・もしもひとりで訪れた水族館で、たまたま隣に立っていたのが菅田将暉だったら
・もしも土曜日の夕暮れのバーで、佐々木蔵之介と待ち合わせをしたら
など、毎回、編集部が女性のときめくシチュエーションを蜷川実花さんにリクエストして制作した。あわせて、出演者のショートインタビューも掲載している。
「今回すごく面白いと思えたのは『悪い男』というテーマだ。僕が考える『悪い男』を蜷川さんに写真として伝えてもらう。なんて楽しい遊戯なんだろう」
写真は、『悪い男』(小学館)より。斎藤 工さん「侵犯する男」
「今回の撮影は"一緒に朝食を食べている"という設定でしたが、実は以前、実花さんと僕は『こういうことをしてみたら化学反応が起きるかもね?』と、本当に実践していた時期があったんです。クリエイター同士の試みとして始めたことではあったのですが、そこで見た実花さんがスピーディにお子さんや僕に朝食を作っている姿『母、蜷川実花の現実』を、そのとき僕はとても素敵だと思っていました。(中略)こちらが説明をしなくても、被写体の、その現場に来るまでの前後までくみ取って見えてしまう、というところは、実花さんのすごい才能のひとつだと思っています。この連載も、そんな実花さんだからこそ捉えている、僕の姿が映っているかもしれません」
写真は、『悪い男』(小学館)より。松坂桃李さん「許す男」
『悪い男』(小学館)の出演者と、演じた男のイメージは以下の通り。
坂口健太郎 愛想がいい男
菅田将暉 横顔が美しい男
佐々木蔵之介 隙のない男
三浦翔平 至近距離の男
千葉雄大 "わかっている"男
福士蒼汰 翻弄する男
永山絢斗 支配する男
JUNHO スターな男
長谷川博己 観察する男
瀬戸康史 見つめる男
竜星 涼 不落の男
北村一輝 ほほえむ男
成田 凌 甘やかし上手な男
高杉真宙 集中する男
iKON 隠さない男
中村倫也 懐に入る男
片寄涼太 プリンスな男
永山瑛太 永遠の男
松坂桃李 許す男
斎藤 工 侵犯する男 ※掲載順
写真は、『悪い男』(小学館)
(BOOKウォッチ編集部)
書名: 『悪い男』
監修・編集・著者名: 撮影/蜷川実花
出版社名: 小学館
出版年月日: 2020年2月12日
定価: 本体2,700円+税