日本人ならほとんどの人が好き、と言えるような食べ物がある一方で、人によって面白いほど好みがハッキリ分かれるものも、一定数存在する。
トマト、納豆、牛乳......食材だけでもさまざまあるが、スイーツ界なら「チョコミント」がそれだろう。
画像は、『チョコミント本』(昭文社)
2020年7月21日、夏にぴったりな爽快感あふれるチョコミントを、1冊まるごと紹介するガイドブックが発売される。その名もズバリ、『チョコミント本』(昭文社)。2019年11月に出版された『プリン本』(昭文社)の姉妹本だ。
画像は、『チョコミント本』(昭文社)より。カフェのチョコミントスイーツを網羅
ページをめくれば、ミントカラーのかわいいスイーツたちに癒やされる。好みが分かれる「チョコミント」をこよなく愛する人たち――通称「チョコミン党」の人なら、大満足まちがいなしの1冊だ。
画像は、『チョコミント本』(昭文社)より。この1冊にチョコミント愛がぎっしり
本書の監修は、チョコミント好きな大学生としてテレビ番組の出演経験もあるうしくろさん。これまでにお菓子メーカーやコンビニなどの15商品の監修を務め、カフェとのコラボイベントでは累計30個以上のメニューを考案した。近年のチョコミントブームを牽引する、自他ともに認める「チョコミン党」の第一人者である。
本書では、うしくろさんが実際に食べておいしかったもの、いま気になっているものなど、全国のチョコミントスイーツの選定や実食、コメント執筆に携わった。
人気カフェで楽しめるチョコミントスイーツを、「東京編」と「全国編」に分けてピックアップ。夏に食べたいアイスをはじめ、ケーキやドーナツ、パンケーキ、かき氷など、バラエティ豊かなラインアップが掲載されている。
画像は、『チョコミント本』(昭文社)より。ガイド本として優秀すぎる
チョコ感、ミント感、甘さ、販売期間の指標入りで、テイクアウトの有無も書かれているので、使いやすい。カフェだけでなくお家でのブレイクタイムにも味わえる、お取り寄せが可能なさまざまなチョコミントスイーツも厳選した。マフィンやロールケーキ、チョコレートなどの定番はもちろん、プリンやマカロンなどもおすすめされている。
画像は、『チョコミント本』(昭文社)より。懐かしのあの商品も...!
さらに「チョコミン党」の心をわしづかみにするのが、メーカーやコンビニでこれまで発売された、歴代のチョコミント商品を集めたページだ。懐かしい商品から、有名商品のミントフレーバーまで、まるで楽しい図鑑のような充実ぶり。
本書の目次は、以下の通り。
PART1 カフェで楽しむチョコミント
東京編 全国編
PART2 お家で楽しむチョコミント
PART3 身近なチョコミントアイス食べ比べ
PART4 歴代チョコミントコレクション
PART5 チョコミント年表
コラム
1 日本のチョコミントの夜明け
2 ミントの街・北見で楽しむチョコミント
3 韓国チョコミント紀行
4 手作りチョコミント・レシピ
5 チョコミント味のカクテル「グラスホッパー」
「チョコミン党」なら絶対に持っておきたい、永久保存版のガイドブックだ。自分で読んで楽しむのはもちろん、プレゼントにしても喜ばれるかもしれない。
(BOOKウォッチ編集部)
書名: チョコミント本
監修・編集・著者名: うしくろ 監修、昭文社旅行ガイドブック編集部 編
出版社名: 昭文社
出版年月日: 2020年7月21日
定価: 本体1,300円+税
判型・ページ数: 四六判・128ページ
ISBN: 9784398144140
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