写真は、きくちゆうき 作『100日後に死ぬワニ』(小学館)より
写真は、きくちゆうき氏のメッセージ
『100日後に死ぬワニ』のファンであると公言する著名人もコメントを発表している。
水野良樹(いきものがかり、 HIROBA) 氏
ラストシーンを前にしたとき、気がつくのだと思います。
この物語は「死ぬ」ことではなく「生きる」ことを描いていて、「誰か」のことではなく、ページをめくった「あなた」のことを描いているのだと。
100日後の"はじまり"に、きっと出会うことができます。
はじめしゃちょー 氏
最初は何気ない気持ちでワニくんを見ていたのですが、死ぬ日が近づくにつれて、彼を見ていると、毎日を噛み締めて生きなきゃいけないと思うようになってきました。
生き物の生と死がここに。
田村淳 氏
"死まであと◯日"
これだけで全然違って見えてくる!
自分はあと何日なのか...
何でもない日常に何かを起こしたくなった!
上田慎一郎(映画監督)氏
「死まであと○日」。文章ひとつで物語の見え方がガラリと変わる。なんという発明でしょう。
読者は自分や周りの人の「死」について意識し、それによって「今」の行動を変えていく。なんと素晴らしい発明でしょう。
写真は、きくちゆうき 作『100日後に死ぬワニ』(小学館)
なお、本作はアニメ化も決定しているので、気になる方は、本と合わせてチェックしたい。
(BOOKウォッチ編集部)
書名: 100日後に死ぬワニ
監修・編集・著者名: きくちゆうき 著
出版社名: 小学館
出版年月日: 2020年4月 8日
定価: 本体1000円+税
判型・ページ数: A5変形判・本文136ページ
ISBN: 9784098501250