スカっとカッコよく、女らしいショートヘア。今回は40代、50代の人にも似合うベリーショートとショートボブをまとめました。小顔に見えるスタイルとアレンジ法も紹介します。
・アレンジいろいろ
40代50代にも!おすすめのヘアカタログ
うなじ見せショートで後ろ姿も色っぽい
\ヘアスタイルのポイント/
襟足は内側を短くしたグラデーションにし、表面には少しだけレイヤーを入れることで、小顔に見えるひし形シルエットに。ハチ上に細かなハイライトを加え、程よい立体感を実現。 頭の丸みが強調され、コンパクトなシルエットになるから、スタイル良く見えるのが最大の特徴。
長め前髪のエレガンスショート
\ヘアスタイルのポイント/
バックは襟足を首に沿わせるよう短めにカット。耳のすぐ前のサイドの毛束は長めにし、やや前下がりにカット。前髪は耳かけができる頬にかかる長さでスライドカットし、自然とサイドに繋げる。ショートのシルエットを丸くするため全体はグラデーションカットに。トップをふんわりさせ、耳周りにはニュアンスが出やすくなるようレイヤーもプラス。カラーは7トーンのブラウンベージュ。ツヤがしっかり出るカラーで、落ち着いた大人の雰囲気を出す。
\How to スタイリング/
トップをまず右側に寄せて乾かし、それから左側に寄せて乾かす。左右両方から風をあてることでトップが立ち上がりふんわり。ストレートアイロンで、前髪の毛先が軽くワンカールするように滑らせる。直毛やボリュームが出にくい人は、全体の毛束の中間から毛先に向かってアイロンを滑らせ丸みをつけても◎。柔らかめのワックスを毛束の中間から毛先になじませる。襟足は首に沿わせるように整え、前髪は毛先のみワックスをなじませサイドに流せば完成。
大人モードなマッシュショート
\ヘアスタイルのポイント/
前髪は目の上ギリギの長さにカットして、サイドバング、顔まわり、サイドを前上がりでつなげたマッシュスタイル。襟足は短めにカットし、レイヤーを入れてキュッとタイトなシルエットに。耳上はグラデーションでカットし、前髪からサイドにかけて重みを残します。カラーは、6トーンのフォギーベージュ。赤みを抑え、髪に柔らかい質感と透明感を与えるカラー。
\How to スタイリング/
仕上がりのシルエットをイメージしながら、分け目が割れないよう乾かします。トップの髪は根元からしっかり立ち上げ、つむじからの自然な毛流れに逆らって乾かせば、ふんわりキレイなフォルムに。ツヤ感と束感が重要なので、スタイリング剤は、ミルクタイプのワックスやソフトワックスなどを選び、シルエットと質感を整えたら完成。時短を叶えるデザインなので、忙しい人はもちろん、品のあるショートヘアにチャレンジしたい人にも注目のスタイルです。
暗い髪色でも軽やか!
\ヘアスタイルのポイント/
ベースは前下がりのショートボブにカット。顔まわりトップには軽さが出るようにレイヤーを入れます。前髪は目の上ギリギリの長さで切り、サンドバングとマッシュラインで繋げて丸みのあるスタイルに。量感を調整して、重すぎない印象としています。カラーは6レベルのアッシュグレーに。ダークカラーでありながら、透明感があり重さを感じさせず、屋外で太陽の光に当たった時には透けたように見える色味です。
\How to スタイリング/
23~25mmのロッドを使い、襟足以外に毛先ワンカールのパーマをかけます。スタイリングは、キレイにまとめようとせずに、ドライヤーでざっと乾かすだけでOK。乾いたらミルクやバターなどウェットな質感に仕上がるスタイリング剤を全体的に揉み込み、毛束感を整えたら完成です。
大人カジュアルなショートボブヘア
\ヘアスタイルのポイント/
ベースカットは、アゴラインでやや前下がりのワンレングス。ラフなハネ感を出すため、トップと顔周りにはレイヤーセニングを入れる。前髪は、サイドよりやや短めにカット。カラーは、13レベルのカーキアッシュ。マット系にブルーを加えることで黄味を抑えて、透明感をプラスした色味。
\How to スタイリング/
ドライ時は、分け目がつかないように注意しながら乾かす。乾いたら、ストレートアイロンで、全体的を外ハネに仕上げ、さらに表面を32mmのアイロンを使い、リバースカールをランダムに巻く。直毛やアイロンが苦手な人は、毛先に太めのロッドで軽くパーマをかけても。仕上げは、スタイリングオイルを毛先中心につけてから、動きの欲しい表面と毛先にワックスを塗布。毛束感を整えたら、セミウェットな質感の中にラフな動きのあるスタイルの完成。
色気満点の長め前髪ショート
\ヘアスタイルのポイント/
こちらの髪型は、サイドに厚みを残さず先細りに毛量調整をすることで、繊細で柔らかい髪の動きを表現。また、ハイライトを入れることでも柔らかな印象をアップさせてくれます。サイドへ流れるように繋がる長めの前髪が、クールな大人女性を演出しながら目元を強調します。耳にかければタイトにもキマるショートヘア。直毛さんはパーマをかけると楽チンヘアに。また、髪の広がりや癖が気になる方は“髪質改善トリートメント”を。どんな人にも似合わせがOKな髪型なので、イメージチェンジを狙いたい人はぜひチャレンジして。
表面の長さを残しつつ、丸いシルエットのサイドグラデーションでカットします。全体をレイヤーよりやや重さ髪の重なり襟足は首に沿わせるようにすっきりと。後頭部にボリュームが出るよう、くびれとボリュームを絶妙なバランスで調整します。毛先は先細りになるよう毛量調整。カラーは11レベルのアッシュベージュに細めのハイライトを入れて柔らかさと動きをプラス。
\How to スタイリング/
パーマは20~25mmのロッドを使い、髪の長さに合わせてワンカール。カールアイロン仕上げなら、26mmを使い内巻きにワンカール巻きます。スタイリング剤は、ややセット力がありツヤを与えるバーム系ワックスをチョイス。クシュっと髪を握るように塗布して、ふんわり仕上げたら完成です。
マッシュショートヘア
\ヘアスタイルのポイント/
前髪を目の上ギリギリの長さでカットし、サイドは耳たぶが見える長さに設定しグラデーションでカット。前髪とサイドを緩やかなラインで繋いで、ナチュラルなマッシュスタイルに。トップの角を落とす程度のレイヤーを入れ、毛先の厚みを残しつつ毛量調整。襟足は短めにカットし首元をすっきりと。カラーはオレンジブラウンに。色持ちがよく、流行に敏感な人にイチオシのカラー。
\How to スタイリング/
前髪に分け目がつかないように気をつけてドライヤーで乾かす。ドライ後、26mmのアイロンで毛先を内巻きにワンカールするだけの簡単スタイリング。最後に、ツヤ感の出る重めのバーム系のスタイリング剤を全体に馴染ませたら完成。アイロンを巻き過ぎないようにすることがポイント。
シースルーバングの大人っぽショートボブ
\ヘアスタイルのポイント/
襟足のレングスを、首の長さ&太さのバランスで決めたら、レイヤーでスッキリとカット。その後、顔まわりに重さが残るようにやや前下がりのグラデーションでカット。前髪は巻いて目にかかる長さに設定し、幅を狭めにして薄めバングをつくる。さらに、前髪とサイドを繋ぐラインを頰くらいすることで小顔見せに。カラーは8レベルのオレンジベージュに。春先に向けて元気な印象を与えて愛されカラーで、ツヤ感をもたらす色味。
\How to スタイリング/
ドライ前にオイルタイプのトリートメントを塗布し、しっかり乾かしながら根元から毛先までツヤ感を出す。乾いたらストレートアイロンを使いCカールで柔らかい曲線を演出。表面はふわっと仕上げ、前髪はサイドに流れるように。最後に、トリートメントワックスなどをサラっとつけたら完成。スタイリング剤はつけ過ぎに注意!
襟足を短くカット!メリハリある美シルエット
\ヘアスタイルのポイント/
マニッシュな印象のサイドグラデーションは、耳に少しかかるくらいの長さでカット。間引きセニング&スライドカットをmixさせながら毛量調整することで、ニュアンスのある束感を作って。トップにはレイヤーを入れ、動きを出しやすく。襟足をすっきりさせることで後頭部がふんわり、気になる頭の形もカバーしてメリハリある美シルエットに。
こなれ感満載!大人女子のベリーショートヘア
\ヘアスタイルのポイント/
サイドは耳にかかる長さでカット。耳を全部見せず、耳たぶに毛がかかるくらいの長さが女っぽく見えるポイント。襟足はすっきりカットし、トップのボリューム感を引き立てる。前髪は目にかからない長さでカット。フェースラインは曲線を描くようにマッシュラインにカット。全体の低い位置にレイヤーを入れ、動きを出しやすくしつつトップの長さは残す。カラーは8トーンのブラウンベージュ。ショートは暗いと個性的に見えがちなので、ツヤのある暖色系カラーで軽さを演出。
\How to スタイリング/
乾かすとき、トップの毛先を後ろから前に向かって乾かすとハチが広がって見えずに◎。また前髪はかき上げながら乾かすと、ふわっとした毛先を作りやすい。26mmのアイロンで、前髪とトップの毛先をワンカール内巻きに。サイドは巻かずにタイトに仕上げると、トップの動きが主張されおしゃれな印象に。バームをひと差し指の第一関節くらいまで取り、しっかり伸ばしてからトップの毛束の中間から毛先に向かってもみ込む。根元にはバームがつかないように注意しながら前髪をかき上げ、毛先をくしゅっと整えたら完成。
ベリーショートの無造作アレンジ
\ヘアスタイルのポイント/
バックは襟足を首に沿わせるよう短めにカット。耳のすぐ前のサイドの毛束は長めにし、やや前下がりにカット。前髪は耳かけができる頬にかかる長さでスライドカットし、自然とサイドに繋げる。ショートのシルエットを丸くするため全体はグラデーションカットに。トップをふんわりさせ、耳周りにはニュアンスが出やすくなるようレイヤーもプラス。カラーは7トーンのブラウンベージュ。ツヤがしっかり出るカラーで、落ち着いた大人の雰囲気を出す。
\How to スタイリング/
パーマは、20~22mm のロッドを使い、毛先を逃した中間巻きに。しっかりしたカール感ではなく、毛先の遊びや動きのニュアンスとなるパーマをかける。スタイリングは、8割くらい乾かし、ムースを全体的に揉み込むように塗布。髪がセミウェットな状態で、下からすくいあげるようにつけるのが今どきのスタイルに仕上げる鍵。ムースをつけたら、毛先が色々な方向を向くように整えて自然乾燥させたら完成。
ぽっちゃり丸顔でも似合うベリーショート&ショートボブは?
揺れる毛先が輪郭をカバー
\ヘアスタイルのポイント/
ナチュラルでジェンダーレスなショートスタイル。ポイントはスライドカットでつくった長め前髪のニュアンスにあり。男性でもこなせる髪型ですが、透け感&束感といった表情をつくることで女性らしさや柔らかさを演出してくれます。肌が透けて見えることで、甘過ぎもなく、クールにも寄り過ぎないシャレ感のある仕上がりに。また、前髪なしなので顔を縦長に見せて丸顔もカバーしてくれます。ストレートアイロンも、カールアイロンでふんわり動きのあるスタイルも楽しめるショート。
襟足ギリギリの長さで設定し、やや前下がりのグラデーションでカットします。襟足は短いものの刈り上げない長さなので、スタイリッシュな印象に。表面にレイヤーを入れて軽さを表現します。前髪は鼻下の長さでカットし、全体的にスライドカットを施し透け感のある仕上がりに。カラーは、トレンドである暖色系のウォームブラウンをチョイス。透明感があり、柔らかい雰囲気に仕上がるカラーです。
\How to スタイリング/
ドライ時、前髪をオールバックに乾かすと根元がふんわりとして流れが作りやすくなります。乾いたら32mmのアイロンで髪が落ちる位置でワンカール。前髪だけ、真上に引き出してワンカール巻くとふわっと動きのある仕上がりになります。最後に、ツヤ感と束感をつくりやすいヘアバターを全体的に揉みこんだら完成です。
新しい自分に出会える骨格矯正ショート
\ヘアスタイルのポイント/
顔周りの毛束と丸いフォルムで、気になる輪郭や絶壁をカバー!首元に沿うようにカットした襟足で首がすっきり長く見え、さらに小顔効果が増します!ショートに躊躇していた人にもトライしやすいヘアスタイルです。
バックはあご下1cmでカットし、襟足は首元に沿うようにレイヤーを入れてスッキリ!横から見たとき鼻のラインでボリュームが出るようにグラデーションカットした後頭部と、エラが張った部分に毛先を落ちるようにやや前下がりでカットした顔周り。耳が透けるくらいに軽くしたサイドと、動きが出るようレイヤーを入れたトップで野暮ったさを払拭します。前髪は目にかからないくらいの長さでカット。赤みを抑えた柔らかなツヤの出る10トーンのベージュブラウンが、毛束の動きを軽やかに見せてくれます。
\How to スタイリング/
直毛やボリュームが出にくい人はパーマを!忙しい朝でもスタイリングが簡単になります。コットンを使用したパーマで襟足の長さが短い部分のボリュームを抑え、残りのバックは横4段に分け、1段目を17mm、2段目を20mm、3段目を23mm、4段目を26mmのロッドで根元まで巻き込みます。サイドは横3段に分け、1段目は20mm、2段目は23mm、3段目は26mmのロッドで根元まで巻き込み、前髪は表面と内側の毛の2段に分け、23mmと26mmのロッドで根元まで巻き込みます。全体的にゆるめにかけるのが鉄則。
バーム系ワックスとツヤを出すオイルをミックスしたスタイリング剤で全体をもみ込めば、簡単にナチュラルな大人っぽさを演出できるスタイルが完成です!
小顔にこだわった計算づくショート
\ヘアスタイルのポイント/
気になる頬の丸みやエラ張りなどをカバーしてくれる、前髪あり×顔周り長めのひし形ショート。ラフな毛束でこなれ感を演出し、丸いふわっとしたシルエットは、女性らしい柔らかな印象にも!
顔周りはリップラインよりも長めの前上がり。バックは長さを残して丸みを出し、襟足はタイトに。もみあげより前の毛束とハチ上にレイヤーを入れ、輪郭を包みやすいふわとしたひし形シルエットにします。目にかかる長さの前髪でサイドにつなげ、8トーンのブルーアッシュにフォギーベージュを入れたカラーで、柔らかな色味を演出しましょう。
\How to スタイリング/
スタイリングは、根元をしっかり前に引き出しながら乾かし、根元の毛流れのクセを取ってあげましょう。髪が乾いたら、26mmのアイロンで全体の毛先を軽く内巻きに。ラフな質感がおしゃれなのでスタイリング剤はなくてもOKです!
柔らかな女性らしさもあるマッシュショート
\ヘアスタイルのポイント/
ラウンドする毛先を長めに残し、ラフに顔周りを隠した今っぽいマッシュ。丸顔や頬骨が出ている人の骨格もカバーできる、程よく個性派なスタイル!
前髪は厚めに目の下でカットし、サイドは耳下までやや長めにラウンドカット。後頭部はグラデーションカットで丸みを出し、重さを残します。ハチ上にレイヤーを入れ、8トーンのオリーブアッシュで外国人風に。全体に細くハイライトを入れて軽さを出すと、さらにGOOD!
\How to スタイリング/
28mmの細めのロッドで毛先全体に平巻き1.25回転のパーマを当てると、スタイリングは超簡単!乾かし方は、ドライヤーで根元からしっかり乾かし、顔周りの毛束は後ろから前に向かってフェースラインを包むように流して行なうのがカギです。軽めのワックスを使って全体をもみ込み、ところどころ毛先をラフに動かして完成!
アレンジいろいろ
伸ばしかけ前髪をサイドねじりに!大人かわいいショートアレンジ
教えてくれたのは…?
Belle omotesandoスタイリスト 藤原愛莉さん
中途半端な長さの前髪を快適に過ごせるねじりアレンジを教えてくれます。前髪の両端を残しておくことで、こなれた感と小顔効果をダブルで得られるヘアスタイルに。
【STEP1】前髪にワックスを揉み込む
「大豆ひと粒分のワックスを、両手によく伸ばしてから、前髪を持ち上げるようにしっかり揉み込みます」
【STEP2】前髪を上向きにねじる
「前髪をざっくりと7:3分けにして、7側の髪を上向きにねじります。その際、生え際の髪を少し残しておくと、こなれた印象に。小顔効果もありますよ!」
【STEP3】アメピンで固定する
「ねじった前髪の毛先近くをアメピンで固定します。コーディネートに合わせて、カジュアルな日はカラータイプを、フェミニンな日は黒いアメピンを選ぶのがおすすめです」
【STEP4】逆サイドの髪は内側にねじる
「逆サイドの髪は、こめかみ上で内側にねじってアメピンで固定。同様に生え際の髪を少し残しておきます」
【STEP5】トップの毛を引き出す!
「仕上げにトップ部分を少し引き出してねじり目をゆるませます。高さとルーズ感を出すことで、こなれた感がアップ」
【完成!】
ふんわりトップ×タイトサイドでスタイリッシュに
【STEP1】トップの根元に、コームで逆毛を作る
前髪を横分けにし、逆毛の上からふわっとかぶせて立体感を演出。
【STEP2】少ない方のサイドの髪をタイトに押さえてピン留め
逆サイドはボリュームを出してメリハリシルエットに。
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ショートボブをカーラーとアイロンでアレンジ!
【STEP1】前髪~トップをマジックカーラーで巻く
大きめのマジックカーラーで、前髪を後ろ向きに巻く。その後ろの毛束も同様に巻いて。さらに、ハチ上の髪を分けて、クリップで留めておく。
【STEP2】毛束を横に引き出して
耳上の毛束を取り、根元をストレートアイロンで挟んで横向きに引っ張る。下向きに引っ張るとペタンとなり、上向きに引っ張ると広がるので注意!
【STEP3】大きく内巻き
中間まで来たら、手首を大きくカーブさせるように返して内巻きに。両耳の上、両耳の後ろ、真後ろの5つを目安に毛束を分けて巻くとちょうどいい。
【STEP4】シアバターを手にとる
すべて巻き終わったらマジックカーラーを外す。シアバターをほんの少し指先にとって、手のひらから指の間にまで薄く広げておく。
【STEP5】表面を巻く
前髪をかきあげるようにしながら、手に広げたシアバターをなじませる。その後、手グシを通しながらフォルムを整え、毛先を軽くつまんで束感を。
ふんわりエアリーなストレートタッチに!