進化を追い求めるエースは他球団のルーキーからも貪欲に学んでいる。
横浜DeNAの今永昇太投手(27)が31日、横浜スタジアムでの先発投手陣の練習に参加。無人のスタンドを走ったり、キャッチボールをしたりして汗を流した。復帰後2試合目となった30日の楽天戦では6回1失点と力投。「直球の走りは良かったし、変化球も要所では良いところに投げられた」と表情は明るい。
パ・リーグで6勝を挙げるドラフト1位・早川(楽天)との投げ合いにも刺激を受けた。投球をチェックしていることも明かし、「少ない力でボールに力を伝えられる。右肩の使い方をものすごく参考にしている」。
東京五輪日本代表の稲葉監督がヤクルト戦(23日・神宮)の復帰登板を視察した。「気に留めていただいていることは光栄。けが明けと思われないような投球を見せることが一番」と今永。着実に歩みを進めるサウスポーが、次戦こそ今季初勝利で完全復活を知らしめる。
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