神奈川新聞では今シーズンからツイッター(@Kanaloco_bay18)を活用し、ベイスターズの月間MVPをファンとともに選出する。栄えある6月のMVPに輝いたのは宮崎敏郎内野手(31)だ。打率4割5分9厘、3本塁打、9打点とそれぞれチームトップで、投票では約6割の支持を集めた。
6月21日の広島戦でのサヨナラ打が象徴する。1点を追う九回無死満塁から試合を決める2点タイムリーを放ち、今季初勝利をもたらした。得点圏打率でも5割7分1厘と勝負強さを発揮した。
開幕からコンスタントに安打を積み上げ、6月は10試合のうち1度しか無安打がなかった。昨シーズンは3・4月の打率が1割台に低迷しており、今季に懸ける強い思いが伝わってくる。
「自信を持って打席に入っている。もっといい試合を見せられるよう頑張りたい」。1997、98年の鈴木尚典(現BC神奈川監督)以来、球団史上2人目となる2度目の首位打者のタイトル獲得へ、プロ8年目の背中には希望が宿っている。
今回は新外国人のオースティン、大卒左腕で初登板初勝利を果たした坂本、開幕から9試合連続で安打をマークした新キャプテンの佐野にも多くの票が投じられた。
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