横浜DeNAの来季の1軍打撃コーチにOBの鈴木尚典氏(49)=写真左=が就任することが29日、関係者への取材で分かった。リーグ2位の打率を誇る超重量打線のさらなる底上げを期待される。
静岡県出身の鈴木氏は、ドラフト4位で1991年に横浜高から横浜大洋(現横浜DeNA)に入団。日本一に輝いた98年には打率3割3分7厘で2年連続の首位打者となり、「マシンガン打線」の一角を担った。
2008年に現役を引退。プロ18年間で通算3割3厘、146本塁打をマークした。09、10年に2軍コーチを務めた後、球団職員として野球振興活動にも従事してきた。
20年から野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの神奈川で指揮を執り、初年度には初優勝を達成。27日に今季限りの退任が発表された。
また、坪井智哉1軍打撃コーチ(47)が29日、自身の写真共有アプリ「インスタグラム」で退任を表明。15年から指導し、佐野らを育てた。
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