地域に愛される球団へ─。ことし誕生10周年を迎えるプロ野球の横浜DeNAベイスターズは、県内の小学校と特別支援学校計936校に通う児童約46万人に、ロゴマーク入りのナップサックやマスク、ミニタオルを贈ると発表した。12日、横浜市内で開いた会見で明らかにした。
岡村信悟球団社長は「コロナ禍で先が見えないが、子どもたちにとっての1年は大切。少しでも思い出をつくってあげたい」と趣旨を説明。運動不足解消のため、元トレーナー監修の「ベイスターズ体操」も考案し、今後学校で活用してもらう予定だ。
球団は5周年の際も子どもたちに野球帽を配布するなど、地域密着の取り組みを続けてきた。三浦大輔新監督は「元気な子どもたちが街にあふれることを願っている。ファンのためにもチーム一丸で戦っていく」と意気込みを語った。
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