◆横浜DeNA9-3ヤクルト
派手な一発が出なくても頼もしい。ソトが2安打4打点と活躍した。
初回に2戦連続タイムリーとなる先制打をマーク。五回無死満塁からは痛烈な打球で敵失を誘い、試合をひっくり返す。六回の好機は二遊間を破る2点打とし、「右方向へ打ち返すことを意識した。少し差し込まれたが、対応できた」と白い歯を見せた。
酷暑でも早出のティー打撃を欠かさない。2年連続の本塁打王は「調子のいい佐野の前に何とか塁に出たい」と臨んでいる。この日のヒットはいずれも単打。チャンスメークを心掛ける姿勢が好結果を呼んでいる。
「オースティンは復帰にもう1週間はかかる」(ラミレス監督)といい、ロペスも2軍で調整中。チームは厳しい状況だが、ここまで9本塁打のソトに「もう少し打ててもおかしくない」と指揮官は期待を寄せる。ベイスターズ打線の“唯一の助っ人”が上昇気流に乗ってきている。
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