◆横浜DeNA2-4巨人
ベイスターズ打線の目覚めが遅すぎた。4点を追う九回。ソトが「後ろにつなぐ気持ちで打席に入った」と2点打で応えたが、なお2死満塁の絶好機で代打桑原のバットが空を切る。サヨナラ勝ちを信じたファンの期待は、一瞬でため息に変わった。
巨人の右腕サンチェスを相手に、六回1死までノーヒット。160キロに迫る直球に力負けし、攻略の糸口を見いだせない。「4、5安打でも僅差を勝ち切りたい」(ラミレス監督)という理想には遠い内容だった。
救いは、14日の中日戦から続いていた37イニング適時打なしという嫌な流れを最終回に断ち切ったことか。6試合ぶりに先発の乙坂が2安打を放ち、不振のロペスも15打席ぶりに快音を響かせた。指揮官は「誰もがベストを尽くしている。オースティン不在だが、いる人で打っていくしかない」とさらなる奮起を促した。
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