横浜DeNAは25日、2月1日に沖縄県宜野湾市で始まる1軍の春季キャンプメンバー32人を発表した。クローザーとして復活を期す山崎はプロ7年目で初めて同県嘉手納町での2軍スタートとなった。オンラインで取材に応じた三浦監督は自ら山崎の振り分けに携わったことを明かし、「優勝するために必要な戦力。状態を上げて、自分のボールを取り戻してほしい」と直接本人に伝えたという。1軍昇格の時期は設定していない。
また、昨年10月に左肩を手術した今永や昨季登板なしに終わった東も2軍でキャンプインする。
内野はドラフト2位の牧(中大)、巨人から新加入の田中俊ら8人、外野も昨季2軍で15盗塁の宮本や俊足の関根、スラッガー候補の細川ら5人がそれぞれポジションを争う。三浦監督は「今年1軍で勝負する選手を宜野湾組に入れた。内外野ともに競争。今の時点で1軍は誰も決めていない」とし、早期の入れ替えも示唆した。
一方、来日のめどが立たない外国人10選手はキャンプには合流しない方針。三浦監督は「シーズン開幕に間に合うかどうかも不透明。その都度考えながらやっていくしかない」と話した。
新人ではドラフト1位の入江(明大)、牧、同5位の池谷(ヤマハ)の3人が1軍でスタートする。
1軍メンバーは次の通り。
【投手】阪口、伊勢、石田、大貫、三嶋、入江、浜口、上茶谷、平田、砂田、京山、池谷、武藤、平良、国吉
【捕手】戸柱、伊藤光、嶺井、山本
【内野手】中井、牧、伊藤裕、倉本、大和、柴田、田中俊、宮崎
【外野手】宮本、佐野、神里、細川、関根
外部リンク