神奈川新聞の担当記者がツイッター(@Kanaloco_bay18)を活用し、ファンとともにベイスターズの月間MVPを選ぶ企画で、5月は来日2年目のタイラー・オースティン外野手(29)に決まった。月間打率3割3分8厘、同打点12、同5本塁打はそれぞれチーム2位と堂々たる数字を積み上げたほか、18日の中日戦からは4番を託された。1217票のうち、約7割と圧倒的な支持を集めた。
5月1日のヤクルト戦からファンを驚嘆させた。初回2死走者なしから、147キロの直球をバックスクリーンのビジョン上部へ突き刺した。
さらに、29日の楽天戦ではヤンキースの元同僚、田中将から左中間席に運んだ。ただ魅力はその長打力だけではない。
積極的な走塁で三塁に頭から滑り込むなどハッスルプレーを随所に披露。最下位に沈むチームを鼓舞し、ツイッター上のファンからは「果敢な走塁は見本になるべきプレー」「選手たちの士気を高めると思う」などと称賛の声が上がった。
「ゲームに入っても難しい調整が続いているが、日ごとに良くなっている」。打撃の状態がなかなか上がらない時期でも常に前を向いてきた頼れる助っ人。6月以降も、その一振りと愚直な走りでスタンドを沸かせてくれるはずだ。
また今回は先発として好投を続けた浜口、中継ぎでフル回転したエスコバーがそれぞれ11%の票を集めた。
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