神奈川県警は、「犯罪インフラ」の撲滅に向けて制作した映像を主催試合で上映して啓発に貢献したとして、横浜DeNAベイスターズと横浜スタジアムに感謝状を贈った。犯罪インフラは、不正入手した携帯電話や預貯金口座などを指し、特殊詐欺をはじめさまざまな犯罪に悪用されている。
映像は、県警組織犯罪分析課が制作。昨夏に横浜DeNAベイスターズと横浜スタジアムに依頼し、今季までの計47試合で球場のスコアボードや通路のモニターに流された。
9日、横浜DeNAベイスターズの木村洋太社長=写真中央=と横浜スタジアムの藤井謙宗社長に感謝状を手渡した県警組織犯罪対策本部の大野晶尚本部長は「犯罪インフラの撲滅に県警は総力を挙げている。(プロ野球は)注目度が高く、情報発信はありがたい」と感謝した。
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