cat_7_issue_oa-ascii oa-ascii_0_3242151b24a8_iPhoneで「AirPods Pro」のイヤーチップ装着状態テストをする方法 3242151b24a8 3242151b24a8 iPhoneで「AirPods Pro」のイヤーチップ装着状態テストをする方法 oa-ascii 0

iPhoneで「AirPods Pro」のイヤーチップ装着状態テストをする方法

2019年12月2日 13:23 アスキー

 アップルのワイヤレスイヤホン「AirPods」の上位モデルとして発売された「AirPods Pro」。ノイズキャンセリングや外音取り込みなどを切り替えて使えるのが最大の特徴です。また、これまでの製品とは異なり、新たにイヤーチップ(S/M/L)3サイズが同梱されています。

 どのサイズが自分の耳に合うのかを判定できるように、用意されているのが「イヤーチップ装着状態テスト」。両耳にAirPods Proを装着し、iPhoneを操作するだけの簡単なテストです。今回は、その方法を説明します。

 まず、両耳にAirPods Proを装着します。次に設定から「Bluetooth」の項目を選択し、AirPods Pro項目右にある「i」をタップします。

 AirPods Proの設定画面が表示されたら「イヤーチップ装着状態テスト」をタップします。すると、「イヤーチップの装着状態をテストしましょう」と表示されるので「続ける」をタップします。

 AirPods Proが正しく装着されていることを確認したら「再生」をタップします。すると、テストが始まり、音楽が再生されます。

 テストが終了すると結果が表示されます。ここで「密閉されています」と表示されれば、耳に合っているということです。「イヤーチップを調整するか、ほかのチップにしてください」と表示されたら、サイズが合っていないということ。違うサイズのイヤーチップに交換してから再度テストしましょう。

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cat_7_issue_oa-ascii oa-ascii_0_e9714e1e3dbb_【格安スマホまとめ】ASUS「ZenFone Max(M2)」に64GB版、楽天が「Galaxy Note10+」販売で単体購入も可 e9714e1e3dbb e9714e1e3dbb 【格安スマホまとめ】ASUS「ZenFone Max(M2)」に64GB版、楽天が「Galaxy Note10+」販売で単体購入も可 oa-ascii 0

【格安スマホまとめ】ASUS「ZenFone Max(M2)」に64GB版、楽天が「Galaxy Note10+」販売で単体購入も可

2019年12月2日 13:13 アスキー

 主要格安SIMの料金表(今回はデータSIM)とともに、格安SIM、SIMフリースマホ関連の1週間の動きをまとめてお届けしている。先週は、ASUSのミドル機「ZenFone Max(M2)」に64GB版が追加。また、楽天モバイルが「Galaxy Note10+」「AQUOS sense3 plus」などの取り扱いを発表したが、SIMフリー版で単体での購入も可能だ。

2万円台で大容量バッテリーが人気の ASUS「ZenFone Max(M2)」に64GBモデルが追加で登場

 ASUS JAPANが、SIMフリースマホ「ZenFone Max(M2)」に64GBストレージモデルを追加したことを発表。すでに販売している。価格は税抜2万7500円。

 ZenFone Max(M2)は今年3月に発売されたモデルで、2万円台の価格のミドル機でありながら、「Max」ならではの4000mAhの大容量バッテリーに加え、6.3型液晶(19:9、720×1520)、600番台のスナドラ(Snapdragon 632)や4GBメモリー、デュアルカメラ、3キャリアのVoLTE、DSDVなどに対応するお買い得なモデル。さらにnanoSIM×2+microSDのトリプルスロットである点も人気の理由だ。

 今回発表されたモデルでは、ストレージが従来の倍の64GBになり、実用性がさらにアップ。カラバリもミッドナイトブラック/スペースブルーの2色と、新しいものが採用されている。

楽天モバイルがGalaxyのハイエンド機を販売 SIMフリーモデルで単体での購入も可能

 楽天モバイルが、同社のMNO/MVNOのサービスに対応するモデルとして、Galaxyのハイエンドモデル「Galaxy Note10+」「Galaxy S10」、さらに「AQUOS sense3 plus」「OPPO A5 2020」を合わせた4端末の取り扱いを発表。楽天モバイル 楽天市場店での単体販売も予定されている。いずれもSIMフリーモデルで、楽天の自社網のみならず、楽天モバイルのMVNOのサービスに合わせ、ドコモ/au網で広く利用できるのも大きな特長だ。

 まず、Galaxy Note10+はSペンでのペン入力がおなじみの人気シリーズの最新ハイエンド機。背面の4眼カメラの性能も極めて高い。防水・防塵に対応し、おサイフケータイも利用できる。価格は12万6800円(追記ない価格は税込)で、12月3日発売。なお、MVNOサービスの音声SIM契約時は、キャンペーンとして9000円引きの11万7800円で購入可能。キャリアでは夏モデルのGalaxy S10も12月3日発売で9万9800円(キャンペーン価格は8万9800円)。

 AQUOS sense3 plusは、すでに提供されている「AQUOS sense3 lite」の上位モデルで、6型IGZO液晶(18.5:9、1080×2220)、Snapdragon 636、6GBメモリー、64GBストレージ、12メガ+超広角13.1メガ(イン8メガ)カメラ、4000mAhバッテリーなど。価格は4万8800円(キャンペーン価格は4万4800円)。OPPO A5 2020は、すでにSIMフリー版が発売されており、4眼カメラと5000mAhバッテリーが特長のモデル。価格は2万9480円。

月1000円前後の人気格安データ通信サービス(すべて税抜)

月1500~2000円台の人気格安データ通信サービス(すべて税抜)

※1:au網のSIMはSMS付きのみ(オプション料金必要)
※2:au網を用いたサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある

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cat_7_issue_oa-ascii oa-ascii_0_2a27af71474f_iPhone 12 Pro、6GBメモリー搭載か 2a27af71474f 2a27af71474f iPhone 12 Pro、6GBメモリー搭載か oa-ascii 0

iPhone 12 Pro、6GBメモリー搭載か

2019年12月2日 13:06 アスキー

 アップルが来年発売するとみられているiPhone 12 Proシリーズは、6GBのRAM(メモリー)を搭載する可能性が高い。英バークレイズ証券のアナリストがその予測を11月22日に発表した。

 バークレイズ証券のアナリストであるBlayne Curtis(ブレイン・カーティス)氏らによると、アジアにあるアップルのサプライチェーンメーカーと対談した結果、6GBメモリー搭載の可能性が高いことがわかったという。

 また、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxともに背面に3Dセンサーカメラを搭載。さらに5G通信では従来の携帯電話では使われていなかった高い周波数帯の「ミリ波」をサポートするとのこと。

 なお、スタンダードモデルのiPhone 12はこれまで通り4GBのRAMのままのようだ。

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cat_7_issue_oa-ascii oa-ascii_0_d5cc3413c302_噂の台湾人コスプレイヤー・NiNi、メイド服やセーラー服で魅力を表現 d5cc3413c302 d5cc3413c302 噂の台湾人コスプレイヤー・NiNi、メイド服やセーラー服で魅力を表現 oa-ascii 0

噂の台湾人コスプレイヤー・NiNi、メイド服やセーラー服で魅力を表現

2019年12月1日 19:00 アスキー

 台湾出身のコスプレイヤーとして話題のNiNiさんが、1st DVD「海のむこうからニニがやって来た!」(発売元:竹書房、収録時間:90分、価格:4180円)の発売記念イベントを11月23日、ソフマップAKIBA 1号店 サブカル・モバイル館で開催した。

 留学で日本にやって来たのは4年前。SNSに投稿する写真をきっかけに、イメージDVDを出してみないかというオファーがあったそうだ。ロケは6月の伊豆にて。87cm・Fカップの胸、むちむちのボディーはグラビア映え確実!

――どんなシーンが楽しめますか?

NiNi シャワーを浴びたり、プールで泳いだり、部屋を掃除したり。水着もオレンジのビキニとか、イエローの変形水着とか、いろいろなものを着ました。

――お気に入りは?

NiNi コスプレが好きなので、赤いメイド服を着ているシーンです。セーラー服も(脱いだりするのが)少し大人っぽい感じで、エッチなのとエッチじゃないのの中間くらい。その雰囲気が好きです。

――セクシーさで挙げるなら?

NiNi タイトな黒い衣装がめちゃくちゃセクシーでした。あと、フリルのついた白い衣装も面積が小さくて、着るのが恥ずかしかったくらい。撮影もがんばりました。

――大変だったことは?

NiNi セリフが覚えきれず、すごい片言になってしまったんです。自己紹介だけでも大変。みなさん、片言が好きだったらうれしいです(笑)。

 DVDジャケットの写真では髪の色が茶色なのだが、イメチェンで金髪に変えたそう。物語から飛び出してきたかのような写真が満載のInstagramは、一度見ておくべきだろう。現在も日本で学びつつ、空いた時間に撮影会やイベントに参加。出演情報はTwitterで確認!

■プロフィール
NiNi(にに)
生年月日:1995年12月16日
出身地:台湾
血液型:O
サイズ:T162、B87(Fカップ)・W63・H91
趣味:コスプレ、アニメ鑑賞、イラストを描
特技:洋服を作る、中国語、日本語、台湾語

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cat_7_issue_oa-ascii oa-ascii_0_a397308ac896_セブン地域限定「麻辣ロール」想像以上に辛くてヤバイ a397308ac896 a397308ac896 セブン地域限定「麻辣ロール」想像以上に辛くてヤバイ oa-ascii 0

セブン地域限定「麻辣ロール」想像以上に辛くてヤバイ

2019年12月1日 19:00 アスキー

「麻辣ロール」
セブン-イレブン(東京限定)
100円(税込108円)

東京限定の激辛な春巻

 セブン-イレブンで「麻辣ロール」なるものを見つけて買ってみました。公式サイトを見ると、現在の販売地域は東京のみのようです。試験販売的な位置づけ、なのかもしれません。

 名前だけ聞くと、どういった商品なのか、わかりにくいですよね。見れば、理解できます。完全に、春巻です。要するに、辛い揚げ春巻だと思ってください。

 具材は、豚肉、タケノコ、春雨などが入っているようです。外見も春巻なら、中身も春巻。どう見ても春巻です。本当にありがとうございました。ただし、赤い皮の色は、ダテではありません。辛いです。ピリ辛、という範疇を超えています。

思った以上に辛いじゃんコレ! おかずやおつまみにもいけそう

 味付けとしては、我々がイメージする春巻に近いです。ただ、唐辛子のピリッとした辛さ、そして、おそらく花椒によるヒリヒリする刺激が、このサイズなのに、しっかりと存在していることに驚くでしょう。想像以上に、舌と喉を刺激します。ちゃんと辛いじゃん……と感心してしまいました。

 豚肉やタケノコの食感と、強い辛味の相性もよい。食べ終わると口の中が「辛い!」という感じになるのですが、もう1本、いや2本、と食べたくなる魅力があります。極端な刺激ではなく、具材の旨味をしっかり残しつつ、ちゃんと辛いな、というレベルにぎりぎり収めている。

 ホットスナックということで、中華まん感覚のように食べましたが、複数本買って、おかずやおつまみにプラスするのも、アリではないでしょうか。「もう信じられないほど辛い! 無理!」というほどではないですが、かなり辛味が効いているので、「想像以上だな」「けっこう好きだな」と感じる人は多そうな気がします。

 辛党にも自信をもってオススメできるのですが、公式の情報を見る限り、販売地域が東京のみなのは、ちょっと惜しい。今後、拡大するのかどうか。ありそうでないホットスナックなので、ヒットしそうな予感がするのですが。東京にお越しの際は、いかがでしょうか。

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cat_7_issue_oa-ascii oa-ascii_0_d64210dbf420_ヤフーとLINE統合に見る、GAFAと中国BATへの危機感 d64210dbf420 d64210dbf420 ヤフーとLINE統合に見る、GAFAと中国BATへの危機感 oa-ascii 0

ヤフーとLINE統合に見る、GAFAと中国BATへの危機感

2019年12月1日 19:00 アスキー

今回のことば

「これからの1年間は、お互いに『花嫁武者修行』をする期間。私は、この1年間は『思いっきりLINEと戦え』と、ヤフーの社員に言っている」(Zホールディングス 代表取締役社長兼CEOの川邊健太郎氏)

時価総額3兆円のネット企業誕生

 検索事業やメディア事業などを手がけるヤフーの親会社であるZホールディングスと、メッセージングアプリ大手であるLINEの経営統合が発表された。

 両社は、2019年12月までに最終資本提携契約を結び、2020年10月までに統合を完了させる予定だ。統合会社は、Zホールディングスとなり、東証一部上場を維持する。資本の約65%をソフトバンクとNAVERが50%ずつ出資するジョイントベンチャーが占め、残りの約35%を一般株主で構成することになる。

 新生Zホールディングスの代表取締役社長Co-CEOには、現Zホールディングスの代表取締役社長CEOである川邊健太郎氏が就任。LINEの代表取締役社長兼CEOである出澤剛氏は、「社長」の肩書きはつかないが、代表取締役Co-CEOに就任し、「同じ立場で統合後の活動を進める」(Zホールディングスの川邊社長)とする。

 取締役構成は、Zホールディングスから3人、LINEから3人が就任する予定で、独立社外取締役が4人就任。社外取締役が最大母数という構成だ。

 川邊社長は「日本・アジアから世界をリードするAIテックカンパニーを目指す」と宣言。「日本に住む人々に、最高のユーザー体験を提供し、社会課題を解決。さらに、日本を起点に、アジアにも最高のユーザー体験を提供する。米のGAFA、中国のBATに続く、第3局として、世界に羽ばたきたい」と語った。

 LINEの出澤社長も「日本、アジアを足場にして、全世界に飛躍し、世界規模で最高のユーザー体験を提供して、課題を解決していく会社になりたい」と意気込みをみせた。

 今回の経営統合によって、時価総額で約3兆円という大型インターネット企業が誕生することになる。

 そのシナジー効果はどれほどのものだろうか。

LINEのグローバル基盤はメリット

 ひとつめは顧客基盤だ。

 ヤフーには、6743万人のユーザーと、300万社以上のビジネスクライアントを持つ。また、LINEは8200万人のユーザーと、約350万社のビジネスクライアントがあるという。

 このなかには重複部分もあるが、補完部分も大きいと川邊社長は語る。

 「LINEには若いユーザーが多く、アプリを接点とした利用形態である。それに対して、ヤフーにはPC時代からのユーザーが多く存在し、ブラウザーでの利用も多い。顧客基盤においても補完できる」とする。

 2つめはヤフーとって、LINEのグローバル基盤を利用できるメリットだ。出澤社長は「LINEは全世界230以上の国と地域で利用され、1億8500万人の利用者がいる。台湾、タイ、インドネシアではトップシェアであり、韓国ではナンバーワンのポータルサイトであり、その点では日本のYahoo!JAPANと近いポジションにある」とする。

 これまでヤフーはライセンスの問題もあり、そのブランドを活用した世界展開ができなかった。だが、LINEとの連携により、グローバル展開の足がかりを作ることができる。

サービスの連携と創出に期待

 3つめは、サービス領域におけるシナジーだ。

 ヤフーは検索サービス、Yahoo!ニュースをはじめとするメディア事業、Yahoo!ショッピングや買収したZOZOなどのeコマース事業、PayPayを核にしたFintech事業を持つ。一方LINEはメッセンジャーアプリと、その上で展開するニュースやゲーム、音楽、eコマースなどのサービス、そして、LINE PayをはじめとするFintechや、LINEクローバーをはじめとするAI関連サービスがあり、連携が期待されるところだ。

 今回の会見では「両社がやっている事業の棲み分けや統合は、これから議論していくことになる」(出澤社長)とし、具体的なサービスの統合プランなどについては明言しなかった。だが、川邊社長は「ヤフーは、メッセンジャーのサービスを提供できていない。LINEはeコマースにはあまり力が入っていない。それぞれを補うことができる」とし、

 「ヤフーでeコマースを利用したユーザーがソフトバンクのスマホユーザーであれば、ポイント10倍といったサービスを行なっている。統合後には、これと同様に、LINEユーザーにもポイント10倍といったサービスを提供できるだろう」などとする。

 出澤社長は「いまあるものの組み合わせだけでも統合効果は大きいが、新たなサービスを創出することが、爆発的ともいえる速度で、事業を拡大することにつながる」と述べ、両社の統合で、これまでの基盤を生かした新たなサービス創出に期待を寄せる。

PayPayとLINE Payは統合後に検討

 なかでも気になるのが、PayPayとLINE Payの行方だ。

 これに関しても、「正式統合後に検討することになる」としたが、「日本のキャッシュレス比率は約3割。そのほとんどをキャッシュカードが占める。ペイメント事業においては、両社の強みを掛け合わせて、ユーザー、店舗の利便性を飛躍的に向上させることができると考えており、この事業をスケールアップし、スピードアップできる。

 また、ペイメントの先につながっている事業の力強い立ち上げにもつなげることができる」(川邊社長)と、両社の実績を生かせる事業であることを強調してみせた。

 そのほか、統合後には2万人の社員数となり、そのうち数1000人のエンジニア、デザイナー、データサイエンティストを持つこと、年間1000億円規模の投資が可能になり、重点領域への集中投資が可能になるメリットなども強調してみせた。

 一方で統合の効果が限定的とする見方もある。

 日本やアジアでは存在感がある統合といえるが、グローバルでみれば、統合後の規模も、決して大きいとはいえない。

GAFA・BATとは歴然の差

 会見のなかでも統合後の規模として、時価総額3兆円、営業利益1600億円、研究開発費200億円、従業員数は1万9000人になることを示した。しかし横には、あえてA社、B社、C社などとしながらも、GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)やBAT(バイドゥ、アリババ、テンセント)と呼ばれる企業の規模を並べて、その差が歴然であることを示してみせた。

 米国C社として挙げていたアマゾンは、時価総額が98兆円、営業利益は1兆4000億円、研究開発費は3兆2000億円、従業員数は64万7000人だ。

 出澤社長は「我々の危機感のひとつが、グローバルテックジャイアントの存在。インターネット産業は優秀な人材や資金、データが強いところに集約され、勝者が総取りする構造を持つ。

 米国GAFA、中国BATとは、時価総額、営業利益、研究開発費、従業員数のすべてで桁違いの差がついている。競合に対する危機感、スピードに対する危機感、AIの投資に対する危機感を持っている。いまこそ手を打って、次のステージに進むべきであると考えた。これは、あらゆる産業がデジタル化するなかで、日本の国力や文化の多様性にまで影響を及ぼす課題である」と指摘する。

東アジアから世界のインターネットを構成する

 出澤社長が持つ危機感が今回の統合のトリガーになっているのは確かである。日本のなかでだけの戦いを見ていれば、今回の統合は疑問が多いが、世界での戦いを視野に入れると、この統合の意味が理解しやすいだろう。

 川邊社長も「オールジャパンとしてさまざまな協業を呼び掛け、日本の課題にフォーカスした他社ではできないサービスを提供したい。私は、東アジアから、世界のインターネットを構成する、もう一極を作ることが、経営者として、いまなすべきことであると考えている。

 ソフトバンク、NAVER、ZHD、LINEは、いずれも東アジアに位置する会社である。最強のOne Teamとして、グループシナジーを利かせ、米国のGAFA、中国のBATに続く、第3局として、世界に羽ばたきたい」と述べる。

 統合は約1年後である。

 時価総額で1兆円以上を誇るプラットフォーマーの統合は日本では例がなく、独占禁止法の観点から、統合には想定以上に時間がかかるとの見方もある。市場の範囲をどう捉えるのか、データの取り扱いをどうするのかといった観点からも、関連当局の動きが気になる。

 川邊社長は「審査を受ける我々がとやかく言う立場にはない」としながら、「著しくシェアが上がる分野はないのではないか」と補完関係の方を強調してみせる。

 だが、1年という期間はやはり長い。

この1年はお互いに戦う期間

 出澤社長は「1年という期間には、いろいろなことが起こる」とする。

 そして「統合までに1年間の期間があり、その間は、統合に向けた具体的なステップが取れない。いまできることは、よりよいサービスを作り、ユーザー評価を受けて成長すること。我々も成長した形で統合したいと考えている」と語る。

 また、川邊社長は「ヤフーの社員には、これからの1年間は思いきりLINEと戦えと言った。どちらがいいサービスを作れるのか、勝負を続けろと言った。それが日本のインターネットユーザーのためにはいいことである」と述べた。

 川邊社長は、これを「お互いに『花嫁武者修行』をする期間」と位置づける。

 1年後の統合に向けて、お互いの会社がいま以上に成長していないと、GAFAやBATとの差は開くばかりだ。

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cat_7_issue_oa-ascii oa-ascii_0_7c42d155695d_Adobe MAXで感じたAdobe Senseiの変化 7c42d155695d 7c42d155695d Adobe MAXで感じたAdobe Senseiの変化 oa-ascii 0

Adobe MAXで感じたAdobe Senseiの変化

2019年12月1日 19:00 アスキー

 クリエイティブアプリの最大手であるAdobeは、2019年11月4日からの3日間、ロサンゼルスで世界最大のクリエイティブイベント、Adobe MAXを開催しました。1万5000人の来場者が集まり、Adobeの最新製品を試したり、デザインやクリエイティブのプロセスを紹介するセッションに参加し、また世界中のクリエイターとの交流を楽しみました。

 Adobeは2013年以降、数十万円を超える値札が付いたクリエイティブパッケージソフトウェアのビジネスから、サブスクリプションサービスへと完全に移行を図り、今もなお売上高を伸ばし続けている、数少ないビジネスモデル転換の成功事例となりました。

 クリエイターがどのようにアプリを使っているのか、どんな作業をしているのか、といったデータを細かく収集し、問題を見つけて素早く解決する新機能を投入する、サブスクリプションに合わせた開発体制への転換も実現しました。

 そうした中で集まってきた膨大なデータから構築しているのが、人工知能Adobe Senseiです。2019年のAdobe MAXは、Adobe Senseiがこれまで以上に至るところで活躍し、その役割を変化させていく、そんな印象を持ちました。

 ちなみにAdobe Senseiは、Adobeのコンテンツ理解、ドキュメント理解、マーケティング理解などの専門的な分野に特化した人工知能の概念で、語源は日本語の教えながら自らも学び続ける(かなり美化された)「先生」像から来ています。

 AdobeはAIによって、クリエイターを機械に置き換えるのではない、と強調します。基調講演では、「Creative Cloud vs 時間」というスライドを掲げ、時間がかかっていた作業をAIが引き取り、クリエイターはより創造的なプロセスに時間を割けるようにする、という基本的なAI活用の方針を改めて主張しました。

Adobeの未来はSneaksで先取りできる

 Adobeは年に2回、大規模なイベントを開催します。1つは3月に行われるデジタルマーケティングを主体としたイベント「Adobe SUMMIT」。そしてもう一つがクリエイティブの祭典「Adobe MAX」です。いずれも2日目の夕方に、開発中の機能を披露する「SNEAKS」があります。

 ここで披露される技術の数々は、以前はAdobeマジック、現在はAI技術の総称であるAdobe Senseiに関連しています。エンジニアリング担当バイスプレジデントでAdobe Senseiを担当しているGavin Miller氏に、Adobe Researchでの研究開発の裏側を聞きました。

 Adobe Researchの研究分野は11にわたり、コンテンツ理解だけでなく、データ処理、ユーザー体験の処理などにも及びます。また大学からのインターンを受け入れ、AI技術の実装を完成させ、それを持って大学に戻り論文を通して学位を取るそうです。インターンだからといって誰かのアシスタントになったり、お茶汲みをすることなく、技術を磨く。そして再びAdobeに戻ってきて研究を続けてくれればなお良い、というサイクルが生まれていました。

 Adobe Researchの研究発表の場こそ、毎年2回行われるSneaksです。もちろんすべての発表技術を実装するとは限りませんが、最近を見ているとほとんど翌年には実装されているような印象を受けます。

 たとえば、ビデオ編集アプリのAfter Effectsに今年、ビデオの中で対象のオブジェクトを消して背景を自動的に補完する、いわゆる「コンテンツに応じて削除」が実装されました。また最近スマートフォン向けに需要が高まる縦長動画向けに、横長動画で撮影された被写体・主題をフレームが自動追尾する機能も盛り込まれました。これらは以前Sneaksのデモで見た機能で、筆者も発表された会場で「おーすごい!」と声を上げた記憶があります。

 また今年Adobe Frescoとして製品化された描画アプリには、油絵の重なりや水彩絵具と水の滲む様子の再現など、物理的な計算を伴うブラシが実装されており、いずれもSneaksで見た技術から製品化されています。

 今年のAdobe MAXのSneaksでは、

  • インタビュー録音から「あー」を削除して聞きやすくする「Sound Seek」
  • どんな画像にも口の動きをつけて喋らせられる「Seet Talk」
  • iPadでAR空間を動き回りながらコンテンツをデザインできる「Project Pront」
  • 複数枚のスケッチや写真の特徴を認識して写真をその場で作り出す「Image Tango」
  • フォントを自由自在にコントロールできるiPadアプリ「Fantastic Font」
  • スマートフォンで撮影したビデオでモーショントラッキングを実現する「Go Figure」
  • 写真が画像編集されているかどうかを検出し、編集を元に戻すことができる「Project About Face」


が披露されました。

Adobe Senseiの新たなミッション

 AdobeはAI技術によって、これまで1時間かかっていた「作業」を一瞬で済ませられるようにすることで、クリエイターに「創造」の時間をより多く確保しようとしています。Adobe Senseiのミッションは、クリエイターたちが日々、どんな創造と作業をしているかを集積し、作業をいかに軽減するかでした。

 しかし今回のAdobe MAXを見て、Adobe Senseiに新たな役割が与えられたようでした。それを意識したのは、スマートフォン向けカメラアプリ「Photoshop Camera」でした。

 このアプリは、Photoshopの画像認識・編集技術を、スマートフォンで撮影するリアルタイムの写真に適用してしまおうというアイディアです。簡単なデモをビデオにまとめています。

 カメラのプレビューにリアルタイムにエフェクトをかけたり、後から写真にエフェクトを含む編集ができます。Photoshopの名称をつけたのは、こうしたスマートフォンアプリをきっかけにして、Adobeで最も有名なクリエイティブアプリに触れてもらい、将来のユーザーを開拓していこうという狙いが透けます。

 そのPhotoshop Cameraアプリの中に、空を認識してそこにエフェクトをかけたり、夜空に変えて星を浮かべるフィルタが用意されていました。この空を認識する技術は、過去のSneaksで紹介されていた技術でした。

 ほかの製品よりもモバイルアプリに採用されたことで、「Adobeが新しい世代のユーザー獲得の武器として、Adobe Senseiを活用し始めた」と思ったのです。

 現状のサブスクリプションユーザーの増加は、これまでのモバイルアプリを介して作られていった新規Adobe IDによって支えられてきました。その一方で、Lightroom、Photoshopに続いてIllustratorもiPad(モバイルフル機能)版が登場することで、モバイルアプリに対して新た魅力を加え、さらにAdobe ID開設を広げなければならなくなりました。

 Adobeの持つ技術、競争力を即効性ある形でユーザーに伝える手段として、Photoshop Cameraが存在している、そんな位置づけを感じ取ることができました。このアプリの正式リリースはまだ先ですが、魔法のようなカメラ体験は人気を博せば、Adobe Senseiも新たな役割を順調にこなしていきそうです。

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cat_7_issue_oa-ascii oa-ascii_0_b25bd56ddd59_予想以上にスゴかったGeForce NOWでPCゲーム環境に革命、MacBookで「SEKIRO」をプレイ! b25bd56ddd59 b25bd56ddd59 予想以上にスゴかったGeForce NOWでPCゲーム環境に革命、MacBookで「SEKIRO」をプレイ! oa-ascii 0

予想以上にスゴかったGeForce NOWでPCゲーム環境に革命、MacBookで「SEKIRO」をプレイ!

2019年12月1日 19:00 アスキー

 PCゲームのプレイ環境がガラッと変わる、もっと多くの人が気軽にプレイできる時代が訪れる。

 11月27日、ソフトバンクとNVIDIAが開催したPCゲームベースのクラウドゲームサービス「GeForce NOW」の国内向けサービス「GeForce NOW Powered by SoftBank」の試遊会に参加してきた。試遊会では、ビデオカードを搭載していないWindowsパソコンやMacBook Pro、スマートフォンでGeForce NOW Powered by SoftBankによるゲームプレイを体験できた。

本来ビデオカードがする処理をサーバーが担い、高負荷なゲームもスマホやタブレットで遊べる

 GeForce NOW Powered by SoftBankは、ゲームで遊ぶときに発生する負荷がかかるデータ処理を、GeForce NOWのサーバー側で行なったうえでストリーミング配信するクラウドゲームサービス。本来高負荷なゲームをプレイする際は、描画処理を担うビデオカードの性能が重要になってくる。この処理をすべてサーバー上で実行するので、CPU内蔵GPUを採用するノートパソコンやスマートフォン、タブレットでも快適に高負荷ゲームがプレイできるというわけだ。

 ゲームデータはクラウド上に自動保存されるため、ストレージ容量もそこまで気にする必要はない。また一番驚いたのが、SteamやEpic Gamesストアなど第三者のデジタルストアで購入したタイトルであれば本サービスに持ち込んで遊べるため、再度本サービス用に購入する必要はなくサービスの利用料さえ支払えば追加料金はいらないという点だ。

 これにより、自宅のゲーミングパソコンで遊んでいたタイトルを、十分なウェブ通信速度が確保できる環境であれば友人宅や外出先などでも遊べるようになる。加えて、通信回線を使ったマルチプレイにも対応している。ただし、すべてのデジタルストアやゲームタイトルが対象になるわけではないので、そこは注意が必要だ。

感動! CPU内蔵GPU搭載ノートパソコンでSEKIRO: SHADOWS DIE TWICEがサクサク動く!

 今回は、GeForce NOW Powered by SoftBankをCore i5を搭載するノートパソコン、MacBook Pro、Androidスマートフォンで試せた。ゲームタイトルはパソコンで「Fortnite」「Dead by Daylight」「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」、スマホで「GRIP: Combat Racing」をプレイした。

 GeForce NOW Powered by SoftBankは、パソコンやスマートフォンにインストールし、ログインすればすぐに利用できる。画面下にプレイ可能なタイトルが並んでいるほか、検索バーを使えば対応タイトルであればすぐに検索して表示できる。


 タイトルが表示されれば、あとはプレイを始めるだけ。読み込みに少し時間がかかるが、どちらかというとパソコン側にゲームをインストールしていないのにゲームが始まるインパクトの方がでかかった。

 まずはFortniteをプレイ。今回、同じ通信環境で何台ものパソコンを接続しているため、一斉にプレイを始めたときに少しラグが発生したが、しばらくすると落ち着き、とくに問題なくサクサクとした動作でプレイできた。ちなみにFortniteは開始前のロビーが若干ラグかっただけで、実際にプレイが始まると普通に遊べることが確認できた。なお、フレームレートは現状60fps前後にとどまっており、144fpsなどには対応していない。ただし、Fortniteをコンシューマー機などで遊んでいる人であれば、上限が60fpsなのでそこまで気にならないだろう。

 ちなみに、今回の試遊会は九州にあるサーバーを利用していたそうで、体験会の前日に東京までデータを飛ばす際に少しトラブルが見つかり、それがラグの原因になっているのが判明したとのことなので、改善されればより安定した環境で遊べそうだ。なお、クローズドベータテストのサーバーは東京に設置予定。今回のサーバーが九州にあるのを考えると、サーバーの距離はあまり関係なく快適にプレイできそうだ。

 今回、一番感動したのが、別途ビデオカードを搭載していないスタンダードなノートパソコンで、SEKIRO: SHADOWS DIE TWICEが快適に遊べたことだ。本作は、とても綺麗なグラフィックで遊べる分、必要スペックは高めのAAAタイトル。そのため、本来プレイするにはGPU性能は最低でもGeForce GTX 760、快適にプレイするにはGeForce GTX 970が必要になる。

 しかし、GeForce NOW Powered by SoftBankではFortnite同様起動時に多少ラグが発生したものの、少し経つとなんの問題もなく快適にプレイできた。SEKIRO: SHADOWS DIE TWICEが快適に動作するということは、同作と同じくらいの負荷のタイトルであれば遊べるということ。高フレームレートや高速な応答速度が必要なFPSや格闘ゲームをガチで遊びたいという用途でなければ、高負荷なゲームであっても普通にプレイできるというのは、ゲーマーとしては感動的だ。

 続いて、Dead by Daylightをプレイ。説明してくれているスタッフさんからは、ラグが発生する可能性があって「発電機のタイミングが少し難しいかもしれない」と言われていたが、とくに問題なく修理できた。仕事の合間の休憩時間などにサクッと1戦とかできるようになるのでは? とプレイしながら思った。

 最後に、スマホでGRIP: Combat Racingをプレイ。PCゲームの中ではそこまで負荷が高い方ではないが、それでもスマホだと普通ならどう明らかに性能は足りない。しかし、試遊してみたところとてもスムーズに動作した。また、パソコンは有線LANで接続されていたが、スマホはWi-Fi環境でのテスト。それでもサクサク動作し遊べたのには、とても驚いた。

ゲームプレイに革命が起きる予感 PCゲーマーが考える課題と期待

 サブスクリプション型のゲームサービスは増えつつあるものの、日本での配信が決定していなかったり、やはりライトなゲームが多数用意されているというイメージだ。

 正直最初は、GeForce NOWも同じ感じだと思っていた。しかし、今回短い時間だったがGeForce NOW Powered by SoftBankを体験してみると、高負荷なゲームが到底動作しなさそうなスタンダードなノートパソコンで快適に動作している。とくにビデオカードの性能がものをいうPCゲームの世界がガラッと変わり、革命が起きるのではないかとすら感じた。しかも、それをやるのがビデオカードを販売しているNVIDIAとゲーム会社ではないソフトバンクというのもまた面白い。

 とはいえ、まだ課題はあると思うし、今回の体験会では試せてないこともある。それは、屋内ではなく屋外でのプレイだ。もちろん、本サービス開始のために屋外での実証実験は実施しているとのことだが、果たして5Gが主流になる前に屋外で快適に遊べるのかは気になるところだ。

 もし外でも快適に遊べるのであれば、たとえ低価格なタブレットであってもゲーミングパソコンの代わりになり、外出時のちょっと空いた時間がゲームプレイできる時間になる。おそらく、今まで見送っていたスマホ用コントローラーなども購入することになるだろう。

 また、将来的には対応してくれそうだが、自分がFPSプレーヤーだということもあり、より高フレームレートでのゲームプレイにも期待してしまう。モバイルディスプレーとスマホを接続して外出先や友人宅でFPSが自宅のPC環境と変わらないフレームレートでプレイできるのであれば、これほどワクワクすることはない。

 とはいえ、今回体験した段階でもとてもワクワクしたのは間違いない。個人的な話になるが、PCゲームを一緒にプレイしたくても動作するゲーミングパソコンを所有していないからできない友人がたくさんいる現状、GeForce NOW Powered by SoftBankが開始されればそんな寂しい思いをしなくてすむようになるのではないかととても期待している。

 現在、GeForce NOW Powered by SoftBankのクローズドベータテストの1次募集が開始されている。期間は11月30日までで、最大1万人規模を予定している。さらに第2次クローズドベータテストでは、最大3万人を予定。こちらは、12月2日から2020年1月中旬まで募集する。参加者は抽選で決定し、当選者には登録時に入力したメールアドレスに当選連絡が入る。

 1次に惜しくも落選してしまったとしても、自動的に第2次は応募ずみになる。いずれも無料で応募・当選した場合は体験できるので、気になる方はぜひクローズドベータテストに参加してみてはいかがだろうか。

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※ NVIDIA、GeForce NOW は、⽶国および/または他国のNVIDIA Corporation の商標および/または 登録商標です。 ※ 他の企業および製品名は、それらと関連性のある各企業の商標である可能性があります。

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ウェアラブルで存在感を高めるファーウェイ、日本にも新製品を続々投入

2019年12月1日 19:00 アスキー

Apple Watch1強の時代は 終わりを告げるのか?

 Apple Watchが一人勝ちのように思われているウェアラブルデバイス市場ですが、スマートウォッチだけではなくリストバンド型デバイスも含めると、思わぬ伏兵が大きな存在感を見せています。腕に装着するタイプのウェアラブルデバイスの世界シェアトップは実はシャオミなのです。シャオミの「Mi Band」シリーズは3000円前後というコスパの高さから全世界で見るとApple Watchよりも売れているのです。

 そして2位はアップルですが、その後を追いかけているのがファーウェイなのです。IDCの調査によると、2019年4~6月の手首装着型ウェアラブルデバイスの出荷台数はシャオミが590万台、アップルが510万台、ファーウェイが480万台でした。前年の同じ時期と比べるとシャオミは43%増と伸び、7%増に止まったアップルを抜いて1位に躍り出たのです。しかし注目すべきはファーウェイで、前年からの伸びはシャオミも驚く176%。昨年同期はわずか170万台だったものが、今年は約3倍の伸びを示しています。

 アップルも毎年のようにApple Watchのモデルチェンジを繰り返しています。シャオミもMi Bandをカラー表示化しつつ価格を抑えるなど、新製品を次々と投入しています。しかし、この上位2社をファーウェイが抜き去る日は早い時期にやってくるかもしれません。

 なぜならファーウェイはウェアラブルでも豊富な製品ラインナップを誇っているからです。超低価格&シンプル機能のシャオミ、高価格&高性能なアップルに対し、ファーウェイはどちらの製品も持っているのです。リストバンド型端末の「HUAWEI Band 4」はカラー表示対応、本体から直接USB充電可能と使い勝手も高く、日本での価格はわずかに4900円です(税抜、以下同じ)。これならお試し用に買ってみようと思える価格ではないでしょうか。

 一方、スマートウォッチの最新モデル「HUAWEI Watch GT2」は46mmモデルが41g、42mmモデルならわずか29g。eSIM内蔵のセルラーモデルはないものの、上品な質感とデザイン、そして活動量計やスマートフォンからの通知機能など十分な性能を誇りながら価格は約2万円から。Apple Watchの約半額です。もちろん両者を比較すれば、価格相応の機能差があります。しかし、HUAWEI Watch GT2程度の機能さえあれば十分、という人も多いでしょう。

 ファーウェイはこのほかに中国で普及が進む子供向けのスマートウォッチも複数を展開。子供向けウォッチは大人向けの製品とは異なり「4Gによる常時接続」や「安否確認のカメラ」が必須ですが、スマートフォンメーカーで本格的に手掛けているのはファーウェイだけです。

 このように3つのライン(うち1つは中国の子供向け)を持つファーウェイのウェアラブルデバイスは、1年に1~2回のモデルチェンジを繰り返して進化を続けてきました。ユーザー数が増えることでそこからのフィードバックを生かし、新製品が出るたびに「欲しい!」と思わせてくれる機能を搭載してくるのです。

 HUAWEI Watch GT2は前モデルから「トレーニングワークアウトの追加」「46mmモデルに通話機能(Bluetooth接続)」「ストレス状態をモニタリングできるHUAWEI TruRelax機能搭載」「46mmモデルで最大2週間、42mmモデルで1週間の電池駆動」といった改良がされています。

 ファーウェイの急成長に慌てたのか、シャオミもこの11月から本格的にスマートウォッチの参入を始めました。シャオミは関連会社からスマートウォッチを出していましたが、自社ブランドの製品はApple Watchによく似たスクエアなディスプレーを採用、価格の低さで勝負をかけようとしています。

 ファーウェイは腕時計そのもののデザインをしたスマートウォッチでシェアを伸ばしていますが、その完成度が高いことから競合製品で勝負することを避けたのかもしれません。実際、ファーウェイのスマートウォッチは中国でも売れ行きはかなりいいと聞きます。

 ウェアラブル市場全体の話に戻ると、ファーウェイの次に位置するのはFitbit。グーグルに買収されることで、「ウェアラブル版Pixel」のような製品が出てくるかもしれません。そしてその次に位置するのはサムスン電子と、何かをやってきそうなメーカーが並んでいます。これからも成長が期待されるウェアラブル市場、ファーウェイがどこまでシェアを伸ばしていくのか注目したいところです。

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日本でファーウェイを排除するメリットはない

2019年12月1日 19:00 アスキー

 11月21日、ファーウェイの梁華(リャン・ファー)会長が来日。記者会見を開き、ファーウェイが日本経済に貢献しているとアピールした。

 実際、ファーウェイは日本の企業からスマホの部材を多数調達。2018年には7210億円、今年も9月までに7800億円、日本企業から製品を調達しているという。

 また、2005年に設立されたファーウェイ・ジャパンには1050名の社員がおり、75%は現地採用とのことだ。東京、大阪、横浜に研究拠点を設け、300名を超える研究スタッフが働いているとされる。

 ファーウェイとしては日本経済への貢献をアピールすることで、日本で厳しい立場に追いやられている状況を打開したいのだろう。

●逆風も経営状況はそこまで悪くない

 いま、ファーウェイには逆風が吹いている。

 アメリカの禁輸措置によってグーグルなどとの取引が難しくなっているのだ。そのため、9月にドイツ・ミュンヘンで発表された「Mate 30 Pro」に関しては、グーグルのサービスが搭載されていない。11月14日に日本で発表になった「nova 5T」はグーグルサービスに対応しているが、将来的にはどうなるか不透明な状態だ。

 ただ、実際のところ、ファーウェイの経営が厳しくなっているかといえば、現状ではそこまで状況は悪化しているわけではない。

 たとえば、売上を見ても、2019年Q1-Q3では6108億元(約9兆4000億円)と、前年比24.4%増の成長を達成。今年のスマホの売上台数も2億台を突破しており、去年よりも速いペースでの達成だった。

 日本市場でもキャリア向けとSIMフリー向けスマホのシェアで第3位、SIMフリースマホではトップのシェアを誇っている。

 ある格安スマホブランドの幹部は「この状況でもファーウェイ製品はよく売れている」というほどだ。

●排除の動きをとるのはわずか4ヵ国程度

 日本では、ソフトバンクがファーウェイが手がける5G用基地局の導入を見送った。また、一時期はキャリアがスマホの導入を発表したにも関わらず、発売を延期。それに倣う形でMVNOなども発売を先延ばしにしたことがあった。

 世界的に見ると、ファーウェイの製品を排除しようという動きをとるのは、アメリカ、日本、オーストラリア、ベトナムの4ヵ国程度しかないという。

 すでに5Gサービス開始に向けて、基地局を積極的に導入している国も多い。

 キャリア幹部によれば「ファーウェイの技術は他社に比べて一歩も二歩も先をいっている。しかも、コストパフォーマンスもいい」という。

 安価にネットワークを構築できるとあって、世界中から引き合いがあるのだろう。だからこそ、世間的には逆風が吹いているように見えるが、しっかりと前年よりも稼ぐことができたのだろう。

●排除すれば通信料金の高止まりにつながりかねない

 日本では、政府から「通信料金を値下げせよ」というキャリアに対する圧力が強い。ただ、5Gに向けて設備投資の費用がかさめば、値下げからは遠ざかってしまう。

 もし、なんの問題もなくファーウェイの基地局などを導入できていれば、多少はネットワーク構築にかかる資金も安価にすることができるだろう。

 逆にファーウェイの機器をキャリアに導入させないということは、結果として通信料金の高止まりにつながりかねない。

 また、政府の意向により、端末の割引にも規制が入っているが、コストパフォーマンスのいいファーウェイ製品が買えなくなると、結果としてユーザーとしても不利益を被ることになる。

 特にSIMフリー市場でファーウェイという選択肢がなくなるのは、誰にとってみて痛手だといえる。

 今後、5G時代に向けて、ファーウェイは世界的に見てもなくてはならない存在になるだけに、日本においてファーウェイを排除するのはなんのメリットにもならないことを、総務省や政府は知る必要がありそうだ。

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