無印良品の「ポリエステル・母子手帳ケース」は、母子手帳を収納するためのポーチ。とはいえ、用途はそれだけではありません。特長である“出し入れしやすさ” や “管理しやすい3つのポケット”のおかげで、普段の実用性も高いのです。
通帳やカード、印鑑などの貴重品類の収納、さらにはメモ帳、付箋、電卓など文房具の収納ケースとしても重宝します。実際にふたつのパターンで活用してみました。
■抜群の収納力が魅力
「ポリエステル・母子手帳ケース」は、小(2490円)と大(2990円)の2サイズ展開。カラーは、ネイビーと黒の2種類です。今回は、小を使用しました。
母子手帳ケース最大の特長は高い収納力。ガバッと開くジャバラのおかげで、ポケットが大きく広がり、物の出し入れがしやすくなっています。ポケットには、それぞれ10枚分のカードポケットが用意されており、計30枚のカードが収納できます。
また、薄くかさばらないため、持ち運びやすいのもメリット。男女問わないシンプルなデザインも◎。
母子手帳ケースにはメッシュポーチが付属し、ポーチ単体で使うこともできます。例えば、普段は母子手帳ケースにまとめておき、銀行に行くときは必要なものだけをポーチに入れて持ち運ぶといった使い方が可能。
透明なポケットには、領収書や付箋などの薄い紙を収納すると便利。
病院用として、診察券、保険証などをまとめるのにもよいでしょう。ポケットには、個包装のマスクや、ポケットティッシュも入ります。
■通帳や印鑑もスッキリ収まる
次に通帳入れになるかどうか試してみました。
銀行の通帳も問題なく入る大きさです。ポケットが3つあるので、銀行ごとに分けて収納するのもおすすめ。
カードをそれぞれ関連するポケットに入れ、領収書は透明のポケットに収めました。
付属のポーチに、印鑑、朱肉、捺印マットなどをまとめて収納し、「印鑑セット」を作っておくのも良さそうです。
■文房具を整理しよう
B6とA6サイズのノートに対応する小サイズの母子手帳ケースは、ペン、付箋、ノートや電卓などの文房具の持ち運びにも役立ちます。
実際に、メモ帳、付箋、ペン、はさみ、定規、クリップ、輪ゴム、絆創膏を母子手帳ケースに収納してみましょう。
大きめの付箋紙は、カードを収納するポケットに入れればOK。
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税金の郵便物やハガキなどを一時保存する場所として活用すれば、「あのハガキ、どこにしまったっけ?」を防げます。普段は使わない年金手帳も、ここに入れておけば忘れません。自分の使いやすいように、いろいろと工夫してみると楽しいですよ。
(取材・文/中川美紗<ゴーズ>)