お好み焼きの生地にベーキングパウダーを! 簡単おすすめレシピ
市販のお好み焼き粉の原材料を見ると、ベーキングパウダーが入っているものが多いです。ということで、小麦粉にベーキングパウダーを混ぜて生地を作ってみました。ふっくらふわふわのお好み焼きの作り方とコツをご紹介します。
材料(4枚分)
<生地>
薄力粉:200g
ベーキングパウダー:5g
昆布だし:400cc(昆布の水だしを使用)
長芋:100g(皮をむいてすりおろすと90g)
<具>
豚バラ肉:薄切り肉200g
キャベツ:400g(約1/4コ)
ねぎ:細めを1本
イカ:1杯
ボイルホタテ:4コ
紅生姜:適量
天かす:大さじ4
桜えび:4g
卵:4コ
<その他>
お好み焼きソース:適量
ウスターソース:少々
マヨネーズ:お好みで
青のり:適量
削り節:適量
油:適量
ベーキングパウダーは、ラムフォードアルミフリーベーキングパウダーを小さじ1杯(約5g)使用。
作り方・手順
所要時間:30分
1:昆布だしと長芋を混ぜる
ボウルに昆布だしを入れる。皮をむいてすりおろした長芋を加え、泡立て器で混ぜる。
2:薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れる
薄力粉とベーキングパウダーを混ぜて、ふるい入れる。
3:混ぜる
ダマがなくなるまでよく混ぜる。全部で680g位できる。
4:具を切る
キャベツは1cm角に、ねぎは小口切りにする。イカはワタと皮を取り除いて2cm角に、足は目玉と口を取り除いて適当に切る。ホタテは4つに切る。豚バラ肉は15cm位に切る。紅生姜は細かく刻む。
具は他に、むきえび、細く切ったスルメ、イカ天(お菓子)等、お好きなものを。
5:ボウル(丼)に材料を1人分ずつ入れる
ボウルか丼を4つ用意し、生地を均等に分けて入れる。豚肉以外の具をのせ、卵を落とす。生地は1枚分が約170g、お玉で1と2/3杯ぐらい。
6:ホットプレートを温めて油をひき、具材を混ぜる
ホットプレートは200℃に合わせて温めて油をひく。スプーンでまずは黄身を突いてつぶす。左手でボウルを持って、右手に持ったスプーンで、底をすくうように空気を取り込む感じで大きく混ぜる。混ぜる回数は10~12回ぐらい(混ぜすぎない)。
7:生地を一気に流し入れる
ホットプレートに、生地を一気に流し入れる。様子を見ながら、180~200℃で焼く。生地は混ぜたら間を置かずに流し入れる。
8:形を整え、豚肉を並べる
スプーンの背で表面を軽くならし、周囲を軽くおさえて形を整え、豚肉を並べてのせる。
9:生地のフチが黄色っぽくなったらひっくり返す
3~4分経って、生地のフチに火が通って黄色っぽくなったら、両側にヘラを差し込んで持ち上げ、一気に手前に返す。
10:蓋をして焼く
蓋をして3~4分蒸し焼きにする。蓋をして焼くことで、中までしっかり火を通す。
11:ステンレスボウルを蓋代わりにしても良い
ホットプレートに蓋がなかったり、空いてる場所でもう一枚焼きたい場合には、ステンレスボウルで蓋をすると良い。ボウルはとても熱くなるので注意。
12:蓋を取ってひっくり返し、カリッと焼く
3~4分焼いたら蓋を取る。ヘラで少し持ち上げて、こんがり焼けてるかどうかを確認してひっくり返す。蓋なしでしっかり焼いてカリッと仕上げる。生焼けが心配な時は、画像のように、肉の端を少し持ち上げて確認する。
13:ソースをぬり、マヨネーズを絞り、青海苔をふる
ソースをぬり、マヨネーズを絞る。青海苔をふりかける。
14:削り節をのせ、ウスターソースをかける
削り節をのせ、最後にウスターソースを少量かける。お好み焼きソースは甘いので、ウスターソースでパンチをきかせる。
ワンポイントアドバイス
ベーキングパウダーを入れると、具と具をつなぐ生地がふっくらと膨らみ、口に入れるとハラリとほどけるお好み焼きになります。また、蓋をして蒸し焼きにすることで、かさのあるお好み焼きでも中までしっかり火が通ります。
文:大石 寿子(レシピガイド)