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「実際に、虫歯の子どもが増えています。健康な歯で食べ物をしっかりかみ砕くと、胃腸の消化を助け、免疫力のアップにつながります。子ども時代の歯の健康は、大人になっても影響するもの。親子で口腔ケアを見直しましょう」(江口先生)
1.唾液をまわす舌まわし運動
口を閉じて、口の中で舌を左右に大きく数回、回します。舌を動かすことで唾液量がアップします。口腔機能が改善されて歯の生えるスペースが整ったり、口呼吸の改善にも役立つなどの効果も。続けるうちに、舌で歯の裏表を触ると、磨き残しのある状態がわかるようになります。
2.マスクを外したら、口をとじて鼻呼吸
口内をうるおすのは、鼻呼吸!鼻呼吸が苦手な子どもは、鼻に疾患があったり、歯並びの状態が悪かったりする場合もあります。早めに医師に相談しましょう。
3.こまめな水分補給で口内にうるおいを
空気が乾燥しがちな季節は、口内も乾燥します。水分補給は、虫歯の原因になる糖分を
含むジュースやスポーツ飲料は避けて、水やお茶がベスト。口内のうるおいを意識して。
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(取材・文=三宅智佳)