米大リーグ、マリナーズは21日、日米通算4367安打を放った大打者、イチロー外野手(45)=本名鈴木一朗=の現役引退を発表しました。
引退報道のイチローと抱擁、菊池雄星は思わず涙浮かべる
マリナーズのイチロー外野手(45)は21日、アスレチックス戦に「9番・右翼」でスタメン出場。4打席連続で凡退となり、八回の守備に就いた際に交代が告げられると、大観衆の万雷の拍手と「ありがとう」「お疲れ様」の声援を受けました。
試合中にMLB公式サイトなどで「きょう引退発表へ」と報じられたイチロー。交代の際には、ベンチ前で選手、監督、コーチ、スタッフ1人1人としっかりと抱擁。この日がメジャー初登板初先発だった菊池雄星投手とはガッチリ握手を交わし、イチローが「頑張って」と声を掛けると、雄星はこらえ切れず、思わず涙を浮かべました。
プロ野球・北海道日本ハムファイターズのドラフト1位ルーキー・吉田輝星の可愛いらしい一面を、チームメイトの清水優心が明かしました。清水は20日、Instagramで「こうせいの部屋に行ったら抱き枕がありそれがすごい気持ちよく是非いいのがあれば皆さん教えてください!」とつづり、吉田が部屋でくつろいでいる写真を公開。
吉田が寝転ぶベッドの横にはディズニーのプーさん、「スーパーマリオシリーズ」のヨッシー、クマのぬいぐるみが写っています。これに対して、ファンからは「輝星くんは、プーさんが大好きなんですかね?」「女子の部屋ですね」「可愛い」との声が相次いでいます。
米大リーグ通算3千安打を達成しているマリナーズのイチロー外野手(45)=本名鈴木一朗=が21日の東京ドームでのアスレチックス戦を最後に第一線を退く意向を球団に伝えたことが同日、関係者の話で分かりました。試合後に記者会見します。
昨年5月に会長付特別補佐としてフロント入りした後、今年のキャンプで選手復帰しました。しかし、オープン戦から不振が続き、7年ぶりに日本で公式戦出場した20日の開幕戦でも1打数無安打で途中交代しました。
中日・堂上が2ラン 懲罰交代の京田に代わりスタメンで即結果
中日の堂上直倫内野手(30)は21日、オリックス戦に「7番・遊撃」で先発出場。1点を追う4回2死一塁で逆転2ランを放ち、レギュラー獲りに向けてアピールに成功しました。
前日のオリックス戦で遊撃争いをする京田が怠慢プレーで途中交代。その京田に代わってスタメンで即、結果を出しました。与田監督は「シーズンの中でもライバル争いをしてもらわないと。どっしりあぐらをかいてもらうと困る」と競争激化によるチーム力アップに期待を寄せました。
マリナーズのイチロー外野手は20日、アスレチックスとの今季開幕戦に「9番・右翼」で出場し、4回の守備から途中交代しました。いったん右翼の守備位置に就いてから交代を告げられたイチローは、ベンチ前で待ち構えた同僚たちと握手やハグ。一部始終をMLBの動画紹介サイト「Cut4」が動画で公開し、米ファンにも感動が広がっています。
異例の光景は、意味深なセレモニーのようにも見えます。Cut4はこのシーンの一部始終を「イチローが交代。ごめん、私たちは今クラブで泣いています」と題して公式Twitterで動画を公開。米ファンもコメント欄に「彼は史上最高のヒッターの一人だ」「私は泣いてなんかいない。目から汗が出ているだけだ」などと思い思いの声を書き込んでいます。
ニューヨーク・ヤンキースGM特別アドバイザーを務める松井秀喜氏が、TBS「1番だけが知っている」(18日放送分)で、シアトル・マリナーズのイチローについて語る場面がありました。イチローと比較されることについて松井氏は、「正直言ってイチローさんに失礼」とキッパリ。「全く違いますよ。選手としては色んなレベルっていう意味が全然上」と語りました。
質問がイチローとの不仲説に及ぶと「(噂は)全然気にはしていなかったですし、会えば普通に話します」とコメント。また「高校時代、一緒のグラウンドで2回試合しましたし、イチローさんのいた寮に泊まらせてもらいましたから。『俺より先に風呂に入った』っていつも会ったら怒られるんですけど、いまだに言うんですよね」とも語りました。
日本ハムの斎藤佑樹投手が18日、東京ドームで行われたアスレチックスとの「2019 MGM MLB 日本開幕戦 プレシーズンゲーム」に先発し、メジャーの強打者を相手に2回1安打1失点という好投を見せました。初回は四球を与えたものの、無失点。1死一塁からマット・オルソン内野手を低めのスプリットで空振り三振に切りましたが、この昨季29本塁打の強打者が斎藤佑のピッチングを絶賛しました。
試合後のロッカールームでオルソンは「日本ハムのナンバーワンはすごく良かった。すごく打ちにくいファストボールを投げてきた」と脱帽。「僕の打席ではすごく制球されていたし、間違いなく、あのスプリットも良かった。いい投手だと思ったよ」と高く評価しました。
カブスのダルビッシュ有投手が自身のツイッターを更新し、マリナーズのイチロー外野手が18日の巨人戦(東京ドーム)で魅せたレーザービームを称賛しました。
ダルビッシュはツイッターで「イチローさんの肩すごい」とツイート。ダルビッシュの見立てではイチローのスローイングはまだ全力ではないようで「しかも100パーセントで投げてない感じやし」と、さらに驚いた様子でした。
新潟県高野連、球数制限の今春導入を「見送り」
新潟県高野連は18日、日本高野連から再考を求められていた今春の新潟大会に限った投手の球数制限導入について、実施を見送ることに決めたと発表しました。日本高野連で4月に発足する「投手の障害予防に関する有識者会議」に参画することも表明しました。
新潟県高野連は昨年12月、故障予防や選手の出場機会増などを目的に、投球数が100球を超えたイニングまでの登板とするルールの導入を表明。公式戦で全国初となる取り組みに注目が集まりましたが、日本高野連は2月の理事会で「勝敗に影響を及ぼす規則は全国で足並みをそろえて検討すべきだ」などの理由で、再考を要請していました。