金融業界は男性社会のイメージが強く、女性にはどこか縁遠い世界でもあった。ただ最近は投資やFinTechを学ぶコミュニティ「きんゆう女子。」が発足1年でメンバー数が1000人を突破するなど、「お金との付き合い方」に関心を持つ若い女性が増えているようだ。金融業界は美人が多い業界ともウワサされる。押さえておきたい「金融美女」をピックアップしてみた。
村上財団代表理事 村上絢さん
一般財団法人「村上財団」の代表を務める村上絢さん。父はかつて「村上ファンド」の名で世間を騒がせた村上世彰氏。くりっとした大きな目は父親譲りのようだ。
慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、モルガンスタンレー証券会社債券部に勤務し、現在は投資家として株式投資を通じて日本の上場企業におけるコーポレートガバナンスを訴える絢さん。高校時代の留学で体験した社会貢献活動の在り方にも影響を受けたといい、世彰氏の意志を継ぎ、NPO法人チャリティ・プラットフォームの代表に就任した。
目指しているのは「働く女性の労働・生活環境のサポート」「未来の日本を創る子どもたちのサポート」といい、これまで貧困家庭の子供に食事を提供する事業や、地方の若者の起業を促す活動、熊本地震の被災者救援活動をする団体への支援実績などがある。
メリルリンチ日本証券 秋庭愛子さん
バンクオブアメリカ・メリルリンチの金融市場部門債券本部のクレジット営業部に所属する秋庭愛子さんは、2014年入社の若き金融女子。同社ウェブサイトの社員紹介や、一般の就職活動サイトでも紹介される長身の清楚系美女だ。「評価が分かりやすく、向上心を持って働き続けられそうだ」と感じ、数ある外資系投資銀行の中で同社を選んだという。
現在、機関投資家に対して投資判断の材料となるようなマーケット情報を提供したり、新商品を提案したりしている。中央金融法人を対象に社債やデリバティブ、仕組債、証券化商品、不良債権、ローンなどの金融商品を扱っているそうだ。市場環境や商品のトレンド、顧客のニーズの変化に対応するために、あらゆる方面にアンテナを張って考え続けることにやりがいを感じているという。同社ホームページ内のインタビューを読めば、自身の職務や組織への真摯な態度がうかがえる。
ファイナンシャルプランナー 大竹のり子さん
「お金の知性が、女性を美しくする」。こんな思いのもと、「女性ファイナンシャルプランナーによる、女性のためのお金の総合クリニック」として2005年に「株式会社エフピーウーマン」を設立し、代表取締役を務めるのが大竹のり子さんだ。
大竹さんが提唱するお金の教養とは「お金の考え方」「お金の貯め方」「お金の使い方」「お金の稼ぎ方」「お金の増やし方」「お金の維持管理」「社会還元」。この7つの要素をバランス良く身につけてもらい、女性の人生を「お金」という切り口からサポートするため、「お金の教養スクール」を運営し、講演や企業研修、執筆活動やメディア出演などを通じてお金の重要性を伝えたりしている。
お金の分野での著書・監修書は約50冊に及ぶ。もちろん個別相談にも応じてくれるので、女性のみならず、大竹さんの美しさに惹かれた諸兄も相談に行ってみてはいかがだろうか。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子
「美人すぎるアナリスト」として名を馳せる三井智映子さん。最良の投資支援サービスを提供するプロフェッショナル集団フィスコのマーケットレポーターとして、TV・雑誌・ウェブなどメディア全般、セミナー司会などで大活躍している。
タレント活動を行う一方で、大学では経済学を専攻。両親からの仕送りは一切受けなかったこともあり、生活が苦しくなって、ガスを3回くらい止められ、お米が買えず小麦でうどんを打って食べたこともあるという。経済的困窮を経験したことが、自身の金融パーソンとして礎を築いたのかもしれない。三井さんの今後の活躍に目が離せない。(フリーライター 飛鳥一咲)