今回の「ゴッドタン」(毎週土曜 深夜1時45分より放送)では、「松丸野呂朝日プロデュース王決定戦」をお届け。松丸アナの新たな方向性を授けた「松丸プロデュース王決定戦」、さらに松丸アナの産休中に行った「野呂朝日プロデュース王決定戦」に続き、今回は3人のために復活! 小木、劇団ひとり、バカリズムがプロデューサーとして、3人をプロデュースしました。
バカリズムとペアになった朝日は「安心!」と大喜び。朝日がかつて所属していたアイドルグループ「アイドリング!!!」時代に、番組のMCを担当していたバカリズムは、何も武器を持っていなかった朝日にお笑いを教え込んでいた、いわば"師匠"。朝日が売れ始めたときに、朝日のキャラに疑問を感じたバカリズムが注意するなど、すでにプロデュースは始まっていたようです。
昔から朝日を追い込み厳しく当たっていたというバカリズムは、最近の朝日の活躍を「嬉しい」と話します。それを聞いた朝日は、思わず涙。師弟関係が続いた10年間で初めて、バカリズムは朝日を褒めたのだそう。オープニングから急にエンディングの雰囲気になってしまいました。
そんな朝日が、今回どのようにプロデュースされたいと考えているかというと、ズバリ「賢く見られたい」。アイドリング!!!でも、「エンターテイメント性のないバカ」だったという朝日。バカリズムは「みんなに賢いと思ってもらえるキャラにした」と自信たっぷりです。
バカリズムのプロデュースによる朝日は、グレーのスーツに口ひげをたくわえ、世界のナベアツ風の出で立ちで登場。おなじみのネタ「3の倍数と3がつく数字のときだけアホになります」を披露しました。
全力投球でアホになる朝日に、プロデューサー・バカリズムは「我々の10年間の集大成」と絶賛。そんなナベアツキャラで、ゴッドタンのアシスタントに挑戦してもらいました。矢作のフリでアホになる朝日の姿を見て、バカリズムは「ここをずっと目指していた」と、感慨深い様子。
続いて、松丸アナは「キレを取り戻したい」と小木プロデューサーに頼みます。「産後、いろんなとこがゆるんじゃって......尿モレが......」と切実な悩みを打ち明ける松丸アナ。激しい動きがある収録では、何度か催してしまっていたそう。
そんな松丸アナに小木は「日本一キレのある芸」を用意したといいます。なんと松丸アナは、モノマネ芸人・コロッケの伝説的ネタである「五木ロボ」で登場。壁に向かって突進したり、途中で志村けんを挟んだりと、かなり細かいところまでキレがよくなった松丸アナ。
「こんな女子アナいない」「錆びてない」と一同大絶賛の松丸五木ロボ。この後に登場する野呂には大きなプレッシャーがのしかかります。
そんな野呂が抱える悩みは「わかりやすいことがしたい」。以前、松丸アナ復活企画の際にスベり続けた野呂は、劇団ひとりに「お前のボケはわからない」と説教を喰らってマジで凹んでしまいました。
劇団ひとりのプロデュースによって生まれ変わった野呂は、ハリウッドザコシショウの格好で登場。ザコシショウがR-1で見せたネタを完コピして披露した野呂に、一同「上手!」の声。プロデューサーの劇団ひとりも「前の2人に刺激されたのか、本番が一番の出来」と、やりきった野呂を称えます。成長した野呂にお褒めの言葉を贈る劇団ひとりでしたが、野呂は朝日のように涙を流せませんでした。