秋田県の佐竹敬久知事は17日の県議会予算特別委員会総括審査で、クマを駆除した後に寄せられる苦情の電話について、「話して分からない人にはあまりお付き合いする必要はない」と述べた。
苦情が寄せられた場合の対応を委員から問われた知事は、「私にもし(苦情の電話が)きたら、完全に相手を威嚇する。お前のところにクマを送るから住所を送ってくれと。こうすると相手が電話を切ります」と述べた。
県によると、秋田市のスーパーに侵入したクマが駆除されたことについて、県には12日までに56件の電話があり、うち24件が殺処分に反対する意見だったという。
また知事は、銃器による駆除が難しい市街地や建物内では新たなクマ用の武器が必要だとして、「ドローンに物をぶら下げて上から落とし、小さい爆発物を食べてもらってリモートで(クマの)腹の中で起爆させるとか、こういう方法もあるのではないか」と語った。
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