皆様は「Headspace」というメディテーション(瞑想)アプリはご存知でしょうか。そもそも"Headspace"とは「心の余裕」「心の状態」「マインドセット」などという意味があります。イギリスロンドンで設立され、いくつかあるメディテーションアプリの中でも人気で有名なアプリケーションです。今回はそのHeadspaceというアプリについてご紹介します。
Headspace(ヘッドスペース)とは
Headspaceとは、2010年にロンドンで二人の男性によって設立されたヘルスケアカンパニーです。その一人、アンディ・プディコム氏は10年以上アジアを旅しチベット仏僧というキャリアを経てイギリスの臨床瞑想コンサルタントとして2004年瞑想普及のための団体Headspaceを立ち上げ、本「からっぽ!10分間瞑想が忙しいココロを楽にする」の筆者でもあり、TED talksでも話題となった人物です。
"A Gym Membership For Your Mind"(心のためのジムのメンバーシップ)とスローガンを掲げ 、瞑想というと固いイメージがある方もいるかもしれませんが、カラフルなアプリのデザインやアニメーションで、可愛らしいポップなキャラクターがメディテーションガイドをしてくれます 。
瞑想はストレスを軽減したり、睡眠の質を高めたり、生産性を向上させたりと沢山の良い効果が証明されていますが、このアプリでのおすすめポイントをいくつか紹介します。
おすすめのポイント
無料で使用できる
無料と有料(月£9.99(約1350円)/年£49.99(約6700円))がありますが、無料でも基本の瞑想が10セッションあり、瞑想が初めての方でも日頃から行っている方でも十分に楽しむことができます。
3分・5分・10分・15分など時間が選べる
瞑想というと特別な座り方で長い時間座っていなければならないというイメージも多いかもしれませんが、特別なことは何もなく自分の生活の中でできる時間を選択し、座りやすい方法で座るだけ。
英語の勉強にもなる
残念ながら日本語でのリードはありませんが、瞑想中はゆっくりと話してくれるアンディ・プディコム氏のわかりやすい英語と心地の良い誘導です。
ジャンルが豊富
有料になると、基本の瞑想から就寝時、起床時、ストレス用、仕事用、ランニング・ウォーキング用・クッキング用・そしてキッズ用までと幅広いジャンルで充実しています。
一日の中で"目を閉じて心を落ち着かせる時間”をもとう
Headspaceは誰もが気軽に簡単に使えるアプリケーションです。
おうち時間が増える今、新しい習慣ができた方も多いかもしれません。一日のたった5分や10分だけでも目を閉じて心を落ち着け、頭や心にスペースをつくる時間を習慣にしてみてはいかがでしょうか。
最後にHeadspaceの創設者アンディ・プディコム氏のTED talks。私たちの心は平均して47%の時間も途方に暮れているそうです。人生の約半分が心が彷徨っている状態だとするとどうでしょう。日本語字幕も付いているので、是非ご覧ください。
アンディ・プディコム氏「必要なのは10分間の瞑想だけ」
ライター/成瀬美紀
ヨガインストラクター。2010年にピラティス・ヨガを始める。その後、国内外でピラティスやヨガ・サップヨガなどのインストラクター資格を取得し、東京にてインストラクターとして活動。 現在はイギリスロンドンに在住。