見どころからお土産の解説まで、「カップヌードルミュージアム 横浜」へのおでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)
カップヌードルミュージアム 横浜ってどんなところ?大人も夢中で楽しめる体験型食育ミュージアム
2011年9月のオープン以来、横浜みなとみらいの人気観光スポットのひとつになっているカップヌードルミュージアム 横浜。インスタントラーメンにまつわる展示や体験、フード、お土産情報など、子供はもちろん大人も夢中で楽しめる施設。
【アクセス】みなとみらい駅と馬車道駅から徒歩8分
みなとみらい線みなとみらい駅と馬車道駅から徒歩8分、JR・市営地下鉄桜木町駅から徒歩12分と、アクセス良好。桜木町駅を起点に横浜みなとみらいの観光スポットを巡る路線バス「観光スポット周遊バス あかいくつ」または「ピアライン」に乗れば、「国際橋・カップヌードルミュージアム前」下車すぐなので、周囲のスポットと合わせて楽しむのに便利だ。
開館時間は10時~18時(最終入館17時)で、火曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始が休館日。入館料は大人(大学生以上)税込500円、高校生以下は無料。1年間何度でも入館できる&さまざまな特典がついた年間パスポートも、大人税込1500円で用意している。
【おすすめ】ミュージアムの魅力を施設担当者にインタビュー!
「ユニークな展示や手作り体験コーナーなどが話題の体験型食育ミュージアムです。世界初のインスタントラーメン『チキンラーメン』を発明し、世界の食文化を革新した日清食品創業者・安藤百福の『クリエイティブシンキング=創造的思考』を体感することができます」と話すのは、広報部担当の鶴丸さん。
日清食品創業者・安藤百福といえば、最近ではNHK連続テレビ小説「まんぷく」(2018年10月~2019年3月)で俳優の長谷川博己が演じた人物のモデル、と聞いてピンとくる人も多いはず。
「館内には、チキンラーメンを小麦粉から手作りできる『チキンラーメンファクトリー』や、自分自身がカップヌードルの麺となって製麺から出荷までの生産工程が体感できる屋内アスレチックの『カップヌードルパーク』、世界でひとつつだけのオリジナルカップヌードルが作れる『マイカップヌードルファクトリー』、世界各国のさまざまな麺が味わえる『NOODLES BAZAAR −ワールド麺ロード−』といったアトラクションがそろっています。ほかにも、百福の研究小屋、クリエイティブシンキング ボックスなどのユニークな展示スペースがあり、見て、さわって、遊んで、食べて、楽しみながら、発明・発見のヒントを見つけることができるスポットです」(広報部担当の鶴丸さん)
【見どころ1】「オリジナルチキンラーメン」作りなど楽しい体験コンテンツ
子供たちを夢中にさせるコンテンツといえば体験モノのアトラクション。特に人気なのが、かわいい“ひよこちゃん”のキャラクターでおなじみの「チキンラーメン」を手作りできる「チキンラーメンファクトリー」(中学生以上800円、小学生500円、小学生以下は利用不可。要予約、すべて税込)だ。小麦粉をこねるところから、伸ばし、蒸したあとに味付けし、「瞬間油熱乾燥法」で乾燥させるまでの工程を体験できるとあって、けっこう本格的!
もうひとつの体験アトラクション「マイカップヌードルファクトリー」(1食税込400円。整理券または利用券つき入館券が必要)で作れるのは、なんとオリジナルの「カップヌードル」!まずカップを自分でデザインしたら、カレーやシーフードなど4種類の中からスープを、ひよこちゃんナルトや謎肉など12種類の具材の中から4つのトッピングをお好みでセレクト。
また、「カップヌードル」を“作る”のではなく、自ら“製造工程を体感”できるのが「カップヌードルパーク」(1回税込400円。3歳以上・小学生以下、身長90センチ以上)。巨大な工場をモチーフにした会場で、子供たち自身が“麺”となって、製麺から出荷されるまでの一連の工程を体験できる屋内アスレチック施設だ。製麺ネットや、スープをイメージしたボールの中を泳ぐ味付けプール、“麺”を油で揚げる「瞬間油熱乾燥法」を体感できるヴァーチャルフライヤーなど、ここでしかできない不思議な“麺”体験にワクワク!
【見どころ2】安藤百福氏の創造的思考を多彩な展示で体感
1958年に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を、1971年には世界初のカップ麺「カップヌードル」を発明し、世界の食文化に革命を起こした安藤百福氏。そんな安藤百福氏の「クリエイティブシンキング=創造的思考」を体感できる、多彩な展示の数々も必見!
安藤百福氏の言葉や思考、行動の本質を、6つのキーワードに集約し、現代アートの手法で表現したのが「クリエイティブシンキング ボックス」。「まだ無いものを見つける」、「なんでもヒントにする」、「アイデアを育てる」、「タテ・ヨコ・ナナメから見る」、「常識にとらわれない」、「あきらめない」の6つのキーワードを、6つのボックスの中で楽しみながら体感できる。
「チキンラーメン」から始まったインスタントラーメンのラインナップを展示した「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」は、ずらりとディスプレイされた3000点超のパッケージが圧巻!
そのほか、安藤百福氏の生涯をCGアニメーションで紹介している「百福シアター」や、イラストなどをまじえながら歴史をたどる「安藤百福ヒストリー」、「百福の研究小屋」など、さまざまな手法によって語られる物語に、見ているだけで創造的思考が刺激されそう!
【グルメ】世界各国の“麺”を味わえる「ワールド麺ロード」
アトラクションも展示も見どころ満載なので、終わったあとにはきっとお腹がペコペコ。そんなときは、フードアトラクション「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」へGO!
NOODLES BAZAARの中には8つの屋台が並び、安藤百福氏が麺のルーツを探し求めて“麺ロード”を旅する途中で出会った8か国(イタリア、カザフスタン、中国、韓国、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア)の麺を販売。どれもハーフサイズで提供し、1食税込400円とお手頃価格で、さまざまな国の麺を味わえるよう設定されているのがうれしい。
また、麺だけでなく、「カップヌードル」の味を表現した、しょうゆ風味のソフトクリーム「カップヌードル ソフトクリーム」(税込400円)ほか、各国のデザートメニューやドリンクも販売。アジアンムードあふれる空間で、世界各国の食文化をお腹いっぱい堪能しよう!
【ショッピング】ひよこちゃんやインスタントラーメングッズをお土産に
帰る前に、エントランスホール横にある「ミュージアムショップ」に立ち寄ってお土産を買って帰るのを忘れずに!
「カップヌードルミュージアム」のオリジナルグッズや、インスタントラーメンにまつわるグッズなど、ここでしか買えない限定商品を多数用意。そのなかから人気商品をピックアップ!
「カップヌードル」や「チキンラーメン」をモチーフにしたお菓子は、みんなで食べるお土産にピッタリ。カップヌードルミュージアム 横浜で遊んだ思い出話にも花が咲きそう。自分用に、ひよこちゃんのかわいいグッズもゲットして!
現代人にとっては、日常に当たり前に存在するインスタントラーメン。その生みの親の知られざる歴史をユニークな展示で楽しく学べて、「チキンラーメン」や「カップヌードル」も作れちゃうカップヌードルミュージアム 横浜。子供も大人も関係なく誰もが夢中で楽しめるので、いろいろな人を誘って遊びに行こう!
【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・スタッフのマスク着用、勤務前の体温測定を徹底しております。
・館内各所にアルコール消毒液を設置しております。
・こまめな手洗い、アルコールによる手指消毒にご協力ください。
・入館の際は、マスクの着用をお願いいたします。
・館内通路や待ち列では、他の方との間隔を開けてください。
取材・文=CRAING
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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※2020年5月時点の情報です。