9月11日(水)まで、栃木県のツインリンクもてぎで企画展「HONDA FORMULA2~10年後の再始動~」が開催される。
1960年代にブラバム・ホンダとしてヨーロッパF2選手権で11連勝という当時の新記録を樹立し、1968年をもってレース活動を休止したホンダは、約10年の歳月を経てレースに復帰する。今回の企画展では、のちの第2期F1のエンジンの基本骨格となるF2エンジン開発へのチャレンジや、1983年から1984年にかけて自らの記録を破る12連勝を飾るまでの進化、熟成の試行錯誤を、当時参戦したF2マシンとともに紹介する。
会場には、1966年のブラバム ホンダ BT18をはじめ、1980年のラルト ホンダ RH-6-80、1986年のマーチ ホンダ 86Jなどのほか、1985年F1世界選手権に出場したウイリアムズ ホンダ FW10も展示し、ホンダのレース活動の足跡を辿る。ホンダの「技術の歴史」や「ものづくりへの情熱」、「チャレンジスピリット」にフォーカスを当てた貴重な展覧会は、車好きには必見。この機会にツインリンクもてぎを訪れてみよう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)