「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)
春季キャンプに初参加となったメル・ロハス・ジュニア外野手(31)が、対外試合2戦目となる11日の練習試合・日本ハム戦(名護)の出場に意欲を見せた。
昨春キャンプは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、来日が遅れたため不参加だった。来日2年目を迎える助っ人は「2試合目でも2試合目以降でも早い段階で出られるように準備したい」と“ハイスピード調整”で仕上げていく意気込みを示した。
宜野座では初日から快音を響かせた。昨季の最終戦、11月7日・CSファーストS第2戦以来の屋外打撃となったランチ特打。48スイング中4本の柵越えを放った。左打席から3発、右打席から1発。両打席から鋭い打球を放った。
今オフは、巨人の新外国人・ポランコ、楽天の同・マルモレホスに加え、昨季47盗塁を記録した米大リーグ・メッツのマルテと練習した。「集中していたのは自分の体を絞っていく、軽快にしていくこと」。万全な調整ぶりを示すキャンプ初日だった。
「2月を有意義に使えるようにしたい」。完全体で開幕を迎えるべく、沖縄の地で牙を研ぐ。
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