セ・パ両リーグの今季のベストナインが14日に発表され、阪神からは近本光司外野手(27)、ジェフリー・マルテ内野手(30)が初めて選ばれ、チームからは6年ぶりの選出となった。
16年ぶりのリーグ制覇は逃したが、健闘のシーズンを示すように阪神から2015年の鳥谷、福留以来、6年ぶりにベストナインが選出された。近本とマルテがいずれも初受賞だ。
近本は今季140試合に出場し、打率・313、10本塁打、50打点。178安打を放ち、最多安打のタイトルも初めて獲得した。ゴールデン・グラブ賞に続く吉報に「初めてベストナインに選んでいただき本当にうれしいですし、光栄です」と大喜び。「これを励みに走攻守全ての面でレベルアップして、来年、再来年と続けて選んでいただけるような選手になれるように頑張ります」と早くも連続受賞に意欲を見せた。
マルテは来日3年目で充実のシーズンを過ごした。128試合の出場で打率・258、22本塁打、71打点。異国の地でつかんだ栄誉に「とてもうれしく誇りに思います。この賞はいつも全力で共に戦ってきた仲間やスタッフ、そして応援してくれるファンの皆さんのおかげで取れた賞だと思う」と感慨深げ。
ムードメーカーでもある助っ人は「支えてくれる全ての方々に心から感謝します。ラパンパラ!」とお決まりのフレーズで喜びを表現した。
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