「やり続けるだけですし、チャンスが来たときにやるだけだと思っています」
「『ガルボ』という名前は妻が提案してきて、音の響きが気に入ったので、そう名付けました(笑)。試合で負けたり、試合に出られなかったり、いろいろなことがあっても、帰宅してガルボに会うと忘れられるし、癒しですね。すごく“かまちょ”で、ソファに座っていたら上に乗ってきたり、おもちゃを持ってきたり。僕がトレーニングに行こうとすると寂しそうな顔をするし、帰ってきたら玄関で出迎えてくれるんです」
「みんな可愛かったんですけど、抱っこしてみたワンちゃんは5匹くらい。そのなかでガルボに決めたのは、ケージに戻したあともアピールしてきたんです。それで『この子、いいな』って」
「すごくやんちゃな男の子なので、リードを離したら、どこに走っていっちゃうかわからなくて。最初のころはしつけも大変でした。なんでもかんでも噛むから、おもちゃは壊しちゃうし、クッションもカーテンもビリビリにしちゃって。いまはお行儀が良くなったんですけど、こんなきれいな芝生のうえでは、何をしでかすかわからない(笑)」
「コンディションはすごくいいですし、パフォーマンス自体も手応えがあります。いまはもっと安定感を出して、監督に信頼してもらえるように取り組んでいます」
(取材・文/飯尾篤史)