「すぐに知念哲矢となるといいですよね。トレードマークとして定着すれば、それはそれでうれしいです」
「うーん、別にこだわりはないです。実は近畿大学時代から一度伸ばしたいと思っていたのですが、パーマ、髪染め、髭は許されていなかったので、その反動みたいなもの。大学を卒業し、当時の禁止事項をすべてトライした結果が、現在の容姿です」
「今となっては恥ずかしいんですよ。髭がないと、裸を見られるような気分で……」
「男っぽくてかっこいいなと思って、僕もチャレンジしたのですが、できませんでした」
「『似合っている』と言ってもらえることが多いです。一方で、『髭がないと爽やかになりそう』とも言われるのですが、それくらいの声では剃りませんね」
「大きなきっかけがないと、このままです。簡単には『裸』になりませんよ。仮に好きな女の子ができて、『絶対に髭がないほういい』と言われれば、考えるかもしれません。だけど、よっぽど好きな子でなければ、“髭なし”の選択はしないと思います」
(取材・文/杉園昌之)