大原サッカー場のクラブハウス。
選手たちがピッチへ出入りするエントランスに、写真のような器具が備わっているのをご存じだろうか。
このピストル状の器具からは、空気が放出されるようになっていて、選手やスタッフのスパイクについた泥や芝をきれいに落とせるようになっている。
特に雨の日の練習後になると、選手、スタッフはこぞってスパイクの泥や芝生を落とすために、この器具を使用している。
10月11日の10時から始まった午前トレーニングでは、途中から雨が降り、選手たちのウェアやスパイクには泥、芝が多くついていた。
そんな中、西川周作が上記の器具を使用したのだが、そのとき西川は、スパイクだけではなく、ウェアについた泥や芝まで丁寧に空気で取り除いていた。
理由を聞くと、「洗濯をしてくださるスタッフの方たちが大変になっちゃうから」と笑顔。
そこには当たり前のことを当たり前と感じずに、常に周囲に感謝を持ってふるまう西川らしい細やかな気遣いがあった。
(浦和レッズオフィシャルメディア)
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