7月16日の練習前、浜野征哉GKコーチと関 敏浩マネジャーが鉄製のパイプを1本ピッチに運んでいた。
長さは5mあまり。2人がかりで運ぶそのパイプはいったい何に使われるのか。
全体練習を終え、GKたちの個別トレーニングに移ると、その使用用途が判明した。
鉄パイプは、ゴールの前に、ゴールラインと並行に置かれ、障害物としての役割を持っていた。
シュートをされると、パイプにボールが当たり、軌道が急に変わる。
パイプの前には"ヤリ"も刺され、浜野GKコーチらは、シュートをパイプや"ヤリ"にぶつけて、軌道を変えたり、わざと軌道を変えなかったりと、実戦さながらの状況を作り出して、GKたちのシュートストップの向上に取り組んでいた。
西川周作や福島春樹らは、シュートの軌道に対応するのに苦労していた。
(浦和レッズオフィシャルメディア)
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