12月8日、浦和レッズは2024年よりトップチームを率いる新監督を発表した。
マチェイ スコルジャ監督の後を引き継ぎ、来季のレッズを率いるのは、ペア マティアス へグモ監督。
マリウス ホイブラーテンと同じノルウェー出身のマティアス監督は、1989年に母国3部のグラタンゲンILで選手兼監督として監督のキャリアをスタートすると、2000年にノルウェー女子代表を率いてシドニーオリンピックを制覇。男子のノルウェー代表でもあらゆるアンダー世代の代表監督を歴任し、13年から16年まではA代表の監督も務めた。
クラブチームでも母国やスウェーデンのさまざまなクラブを率い、21年にスウェーデン1部のBK ヘッケンの監督に就任。22年には同クラブを史上初のリーグ制覇に導いた。
そして今年はUEFAチャンピオンズリーグ予選を戦い、UEFAヨーロッパリーグでは予選を勝ち抜いて、こちらもクラブ史上初となるグループステージ進出を果たしていた。
土田尚史スポーツダイレクターは、マティアス新監督について「クラブとして、そしてフットボール本部として最重要視してきた方向性の継続と、現任のマチェイ監督や前任のリカルド(ロドリゲス)監督が成長させてきたチームのさらなる成長を考えた上で、最適な次期監督」とし、「北欧においてクラブチーム・代表チームの監督を歴任され、多くの経験とともに数々のトロフィーをチームにもたらしてきた監督です。攻撃的なフットボールと選手マネジメントに関しての定評があり、クラブとしてもその点を高く評価しました」と招聘の理由を説明した。
マティアス監督はレッズの監督就任に際し、「浦和レッドダイヤモンズの監督を引き受けることになり、非常にわくわくしております。 ノルウェー人の誇りをもって、この素晴らしいクラブを指揮することとなり、名誉であると同時に、選手・スタッフを含めたクラブのみなさんとともに新たな航海へ乗り出すことが楽しみでなりません」とコメント。
さらにファン・サポーターに向け、「埼玉スタジアムにおいては、ファン・サポーターのみなさまから感じられるエネルギーが私を奮い立たせてくれますし、みなさまの揺るぎないサポートが私の全てです。目の前には、新たな素晴らしいチャプター(章)が待ち受けています。共に、新たな歴史を創り出しましょう。We are REDS!」とメッセージを送っている。
(浦和レッズオフィシャルメディア)