2016年に家族6人で乗車
山陽新幹線「500 TYPE EVA」の運行終了を目前に控えた2018年5月10日(木)、アニメーション制作会社のカラーがTwitterに、庵野秀明監督のメッセージを投稿。「エヴァ新幹線様江」と題し、感謝の気持ちを伝えています。
500系新幹線「500 TYPE EVA」は2018年5月13日に運行終了予定(2015年10月、恵 知仁撮影)。
「500 TYPE EVA」は、JR山陽新幹線の全線開業40周年と、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のテレビ放送開始20周年を記念し、2015年11月から同線で運行が始まりました。
車両は500系を使用。デザインは、『エヴァ』のメカニックデザイナーである山下いくとさんが担当し、庵野さんが監修。外観をはじめ、車内も、エヴァの実物大コックピットなどが設置された1号車の「500 TYPE EVA 展示・体験ルーム」や、2号車の「特別内装車」などにより、新幹線に乗りながら『エヴァ』の世界観を楽しめます。
メッセージでは、2016年5月に庵野監督はじめ家族6人で「500 TYPE EVA」に乗ったエピソードを紹介。「あの先頭車両が新山口駅に入線した時のインパクトは妻共々、今でも忘れられません」とし、「家族の良き想い出となっています」と回想。「どうもご苦労様でした」「本当にありがとうございました」と、およそ2年半にわたる運行を労いました。
「500 TYPE EVA」は5月13日(日)に運行が終了する予定です。カラーは「各駅ホーム等で混雑が予想されます。最後まで多くの方にお楽しみいただけますよう、よろしくお願いいたします」としています。
【写真】碇司令に見つめられる座席
500系新幹線「500 TYPE EVA」の2号車車内。窓の日よけは、その一部が碇司令のイラストになっている(2015年10月、恵 知仁撮影)。