裏返しに脱いだ家族の衣類や靴下をひっくり返す、脱ぎっぱなしの家族の靴をそろえる・下駄箱に入れる…など、はっきりと名前がつかない家事で、積もり積もると手間になる『名もなき家事』。
今年5月に出版された「名もなき家事をサクッと解決します!」の著者で、家事研究家・香村薫さんと4人の子供がいる麦沢さんの家を訪ね、『名もなき家事』を解決しました。
■まるでパズル…もうひとつが見つからない問題
タッパーのような「保存容器」をよく使うという麦沢さん。しかし、その容器とフタがうまく合わないことがよくあるといいます。
出てきたのは、たくさんの保存容器。容器とフタを組み合わせてみるものの…。うまく合いません。
街の人たちも同じような経験があるようです。
女性:
「バラバラになっちゃう。なんでだろうと思うけど。手軽に買えちゃうから、100円ショップとかで、だからどんどん増えちゃって」
別の女性:
「だんだん合わなくなってきたりする。熱とか加わって、変形してくるんですね」
この問題の解決法は…?
■保存容器のパズルはシールやペンで「見える化」を
香村さん:
「保存容器のフタは、シールを使って『見える化』したいと思います」
容器のフタに同じ色のシールを貼って、ペアを「見える化」することで、探すイライラが解消されます。
油性ペンで印を付けるのもおすすめです。
麦沢さん:
「何で気付かなかったんだろうと思いました。2個で1つのものに対しては色々と使えそうな工夫ですよね」