名古屋市は、劇場や高級ホテルなどの誘致のため、名古屋駅の東側と栄で政令市として初めて容積率を1300パーセントにする方針を発表しました。
名古屋市は、リニア新幹線の開業を控え、民間の力も借りて都市の魅力を高めるため、容積率の緩和を検討してきました。
27日に発表した案では、劇場や高級ホテルなどの人を呼び込める施設にすることや帰宅困難者対策といった防犯対策などを条件に、名駅から栄にかけて都心部の容積率を最大で300パーセント緩和します。
これにより、名古屋駅の東側と栄では、政令市としては初めて容積率が1300パーセントとなります。
市は2月、地元住民や事業者向けの説明会を開き、今年中に都市計画を決定したいとしています。