1.グラマシー・タバーン
この店のダイニング・ルームがグラマシーのより落ち着いた側面を表す一方、活気があり予約不要のウォークイン・オンリーのタバーン・ルームは、シンプルなアラカルトメニューすら気負いのいらないオプションだ。
実際、ソロ・イーターのために、適切な設定がなされている。シンプルに、サルサ・ベルデ・ソースのクラム・フラットブレッド、ミートボールとスイスチャード、チェダー・アイスクリームが添えられたりんごと蕎麦のディープ・ディッシュ・パイなどを食べよう。

2.ゴッサム・ウエスト・マーケット
ヘルズキッチンにあるフードホール。
15,000平方フィート(約420坪)もあるこのスペースは、7店舗の飲食店が出店している他、フルサービスの自転車ショップであるNYC Veloもある。
フードコートには、イーバン・ラーメン・スラップショップ(Ivan Ramen Slurp Shop)があり、名物であるシオ、ショウユ、チリ・サセミのバリエーションを楽しめる。
また、テルトゥリアのオーナーシェフ、シェイマス・ マレンが手がけたタパスバー、エルコルマードもおすすめだ。
各店には共有のテーブルがあり、エルコルマードとカクテルとシャルキュトリーのスポットであるカニバールのガレージのドアが開けられていて、道沿いの屋外席が設けられている。

3.シュコ
ニューヨークのすばらしい、最も活気ある“オマカセ”のひとつで、自分へご褒美をあげよう。
2人のロックスターのシェフ、ジミー・ラウとニック・キム(ニットキャップの方)は、崇拝を集める寿司職人である高山雅氏の長年の弟子だった。
食事は豪華で、例えば、海の神戸牛として知られる甘美なさしの入った大トロ。
普通は食事の終わり頃に出されるものだが、大胆にもこの店では最初に味わうものとして出される。
その後、ほんの少しの刻み新生姜と食べる甘い鯖、プラムのような梅しそが塗られた鯛などが続く。

4.スーペリオリティー・バーガー
ジェームズ・ビアード賞を受賞しているデル・ポストの元ペストリー担当であり、かつてはパンクロックバンドのドラマーだったブルックス・ヘッドレイの店。
白いタイル張りが印象的なこの店は、イーストビレッジにある。ウーバーで人気だったヴェジ・バーガーをだすための実店舗だ。
メニューには、ヴェジパティを使ったバーガー、豆腐とキャベツのラップサンド、ヴェジタリアン・スラッピー・ジョー、ヴァニラ・ラブネ・ジェラートなどがある。
ファストカジュアル店なので、テイクアウトする人が多いが、店の壁沿いに並んだ6つのデスクのようなテーブルで食べることもできる。

5.ダイナー
1920年代の食堂車を利用して作られたかつては安食堂だった場所が、今では飾り立てられウィリアムズバーグのレストランシーンの先駆者的な存在になっている。
地元の人達が、冬には窓を曇らせ、夏にはパティオいっぱいに陣取り、スタイリッシュで季節感のあるシェフ、キャロライン・フィダンザの料理を楽しんでいる。
エレガントに作られたワイルド・ケールのサラダ、ローストガーリックとポテトのスープ、草で育てられた牛のステーキや個別に作られたチェリーパイは、ダイナーをブルックリンの目的地として再確認させてくれる。
