もし、極上のドーナツを求めて街のコーヒーショップやカフェを渡り歩いているのなら、探す場所を間違えていると言えるかもしれない。
今夜は、様々なバリエーションを楽しめる、こだわりのドーナツスポットをお届けしよう。
1.麻布十番、ダンボ ドーナツ アンド コーヒー

ニューヨークスタイルのふわふわドーナツがお好みなら、ダンボ ドーナツ アンド コーヒー麻布十番店に立ち寄ってみるといい。
毎日10種類以上のフレーバーのドーナッツが並ぶ。『シナモンシュガー』のようなベーシックなものから、『抹茶チーズクリーム』やホットピンクの『フランボワーズ』といったカラフルなものまで、様々なドーナツが揃っている。
お好みのドーナツを選んで、京都の専門店から豆を取り寄せた深入りのアラビカコーヒーと一緒に味わおう。
2.表参道、ドミニクアンセルベーカリー オモテサンドウ

ドミニクアンセルで注文するべきものといえば、名高い『クロナッツ』である。
一躍有名となった、クロワッサンとドーナツのハイブリッドだ。
ニューヨークに続く2店舗目となる同店では、日本限定版クロナッツや職人技が光るスイーツなどが、小さな芸術作品のようにカウンターに並んでいる。
週末は行列ができるため、平日に行くのがおすすめだ。
3.永田町、ホーカスポーカス

平河町にある、モダンな雰囲気の隠れ家的ドーナツショップ。
極上の素材のみを使ったドーナツを販売している。
揚げ、焼き、蒸しなど、様々な調理方法のドーナツがあり、異なる食感を楽しめる。
チョコレートアプリコット、ポピーシード、ポッピングキャンディを散りばめたラズベリーなど、個性豊かなフレーバーが揃う。
代々木八幡のリトルナップコーヒースタンドがショップインショップとして入り、自家焙煎のコーヒーも一緒に味わうことができる。
4.代々木上原、ハリッツ

ハリッツは、驚くほど隠れた場所にあるドーナツ店だ。
知名度は高く、心を込めて作られたおいしいドーナツは、午後早い時間に売り切れてしまう。
同店のドーナツを楽しむためのアドバイスとしては、できるだけ早く店に着くこと。
店内は10人ほどしか座れそうにないが、テイクアウトできることも承知のうえで、小さな木の椅子を引いて席に着こう。
いれたてのコーヒーと東京でも3本の指に入るドーナツの組み合わせを味わえば、座って正解だったと思えるだろう。
5.目黒、はらドーナッツ 目黒店

はらドーナッツは様々な場所に店舗があるが、大きなチェーン店にはない職人技がある。
材料にもこだわり、奈良の『原とうふ店』のおからと豆乳を使っている。
目黒店は目黒駅からバスに乗るといいだろう。カフェを併設した2階建てで、こじんまりとした居心地の良い場所だ。
狭い階段を登ると、改装された納屋のような部屋が現れる。
窓の下には細長いカウンターがあり、小さなバルコニーガーデンのそばには2人掛けのテーブル席が置かれている。
大きなダイニングテーブルもあり、ゆったりと座ってドーナツを楽しむことができる。