「ラブライブ!サンシャイン!!」の黒澤ルビィ役、そしてAqoursのメンバーとしても人気の声優・降幡愛の人生初となる写真集「いとしき」(玄光社)が、4月20日(土)に発売されることが分かった。
同作は、「日本の四季」をテーマに4人のカメラマン、スタイリスト、ヘアメークによって1年がかりで制作された写真集。
2018年春にこの写真集の制作プロジェクトが始動した際、声優として、アイドルとして、アーティストとして多岐にわたる活動をする降幡の魅力を一冊に閉じ込めるべく、「日本の四季をテーマにすること」が決まった。
さらに「春夏秋冬という4つのテーマで、それぞれカメラマン、スタイリスト、ヘアメークを変えること」の2つが企画された。
それぞれのコンセプトを紹介
まず「春」は、日本のKawaii文化と春のイメージを融合。今回の撮影がカメラマンデビューとなる23歳の新鋭・鎌田春菜氏が撮影し、衣装は若い女性に人気のデザイナー・西山美耶氏が降幡のために作成した衣装を着用した。
「夏」は、1人の少女が大人の女性へと変わる切なくきらびやかな“日本の夏の夜”を表現。カメラマンの浅岡省一氏と降幡は、雑誌フォトテクニックデジタルの連載でもおなじみのタッグだ。
「秋」の撮影は、女優やハロー!プロジェクトなど数多くの人気女性タレントの撮影を手掛けるグラビアカメラマンの大御所・根本好伸氏。衣装は降幡がプライベートでも通っている浅草のビンテージ着物「shim」のオーナー・阿部雄喜氏が担当した。
そして「冬」は、降幡の生まれ故郷・長野の早朝、まっさらな雪の中で撮影。
同年代の女性を艶やかに切り取る作品で定評のある山田涼香氏がカメラを担当した。衣装やメークにこだわった過去3回の撮影に対し、ナチュラルなありのままの降幡が切り取られた。
降幡「いま、私はとても幸せです」
写真集について、降幡は「この写真集を作る上でたくさんの方々にご協力をいただきました。そして今までの人生でもまた多くの人に支えられてきたことに気付くきっかけにもなりました。そんな私を支えてくれた人たちへの感謝の思いが『いとしき』というタイトルにも込められています」と明かす。
続けて「小さい頃はおとなしくて、自分の意見もあまり言えなかった私が、こういう仕事に就いて、まさか自分の写真集を出すなんて思ってもいませんでしたが、いま、私はとても幸せです。
この写真集を手に取ってくれた人の未来に、少しでも背中を押せたらうれしいです。『いとしき』は、私の写真集というより、私に関わり、支え、応援してくれているみんなの写真集だと思っています」とコメントした。
なお、4月27日(土)には降幡本人がMCを務める冠番組「ふりりんは文化」(ニコニコ生放送)主催の写真集発売記念イベントが、翌28日(日)にはゲーマーズ、アニメイト主催のイベントが開催予定。(ザテレビジョン)