TBS系で4月22日(日)にスタートする日曜劇場「ブラックペアン」。主演の二宮和也をはじめ、竹内涼真、葵わかな、倍賞美津子、加藤綾子、加藤浩次、市川猿之助、小泉孝太郎、内野聖陽ら豪華出演者が決定し、話題を呼んでいる。
先だって、ドラマ撮影現場を原作者の海堂尊が訪問。二宮や竹内、葵、小泉らが一堂に会した手術シーンを見学した。
スタジオに建てられた本物さながらの手術室セットや、出演者やスタッフの動きを熱心に見ていた海堂。
医師でもある原作者の訪問に、出演者・スタッフが緊張する場面も見られたが、海堂は穏やかに頷きながら収録を見学したそう。
見学後には「自作の映像化とは思えない部分もあり、ワクワクして拝見しました」と満足そうに述べた。
また、渡海征司郎を演じる二宮について「リップサービスですが(笑)」と冗談で沸かせながらも「想像を超えている」と絶賛。
その後、二宮らと固い握手を交わし、ドラマの成功を確信した様子でスタジオを後にした。二宮は「考えていたよりも穏やかに話をする方」と初対面の海堂の印象を話した。
――撮影現場を見学した感想は?
原作は10年前の執筆時に、その20年前を描いた作品ですが、撮影を拝見していると、“物語が現代によみがえった”という感じがしてワクワクしました。
原作の舞台は1988年と、今から30年前なので、医療を取り巻く環境はかなり違う。でも医療の本質は変わらない部分も多い。
そういう部分もすべてひっくるめて、新たな傑作を生み出していただけそうだ、という気持ちがしています。
――ドラマのどんな部分が面白そうだと感じましたか?
渡海(二宮)と高階(小泉)の手術室での対決シーンが、今後も軸になると思います。今日拝見した2話が前半の1つの山場でしょう。手術シーンの緊迫感や臨場感も含め、素晴らしい作品になるという予感が、確信に変わりました。
――渡海を演じる二宮さんの印象は?
一流の外科医というのは危機的な状況に直面しても、どこか肩の力が抜けたような、余裕を漂わせているものです。
渡海を演じる二宮さんにはそうした感じがよく出ていて(たぶん地じゃないかと思える部分もありましたが笑)、素晴らしい外科医像を作り出してくださると思います。
とにかく、予想は遙かに超えていました。もちろん多少のリップサービスはありますけど(笑)。