E-girlsの石井杏奈と女優の古川琴音が姉妹を演じる「想うた」シリーズの第5弾CM「姉妹を想う」篇が12月20日(金)より放送される。併せて、「想うた」のスペシャルサイトにて、二人の個性の違いや、お互いを刺激し合い認め合うまでの過程をより鮮明に描いたWEB限定スペシャルムービーも公開となった。
スタートして2年目となる同CMシリーズは、「違うから、人は人を想う」がテーマ。第5弾となる本作は、同じ美容師という職業に就きながらも、性格も趣味も価値観も何から何まで違う姉妹が主人公。時にぶつかり、反発しながらも、お互いに違うタイプの美容師であることで、刺激し合い、認め合い、成長していく様子を描き出す。
個性の違う姉妹が刺激し合いながら成長し、お互いを認め合うストーリー
「想うた」シリーズにこれまで登場してきた北村匠海演じる「村上優人(むらかみ・ゆうと)」の恋人とその妹が本作の主人公。
石井杏奈演じる二宮遙(にのみや・はるか)」、古川琴音演じる妹「二宮藍(にのみや・あい)」は仲良し姉妹。幼少期、藍は遙にいつも付いて行き、マネばかりしていたが、歳を重ねていくにつれ性格や趣味、価値観も全く変わっていく。だが、2人ともたまたま同じ美容師という職業を選び、藍は地元を離れ上京する。
いつも慎重で人の意見に合わせる遙は、個性的な藍に憧れを抱きつつも、同時にライバル心や嫉妬心を覚える。徐々に、2人の心に距離ができていく。お互い違う場所でそれぞれ同じ仕事に取り組む中で、壁にぶつかり悩みを抱えながらも、日々頑張る遙と藍。そんなある日、松山へ帰省した藍は、幼少期に姉妹で美容師ごっこをしていたときの“思い出のもの”を遙に差し出す、というストーリーだ。
楽曲は新進気鋭の女性ボーカル“thea”が担当
今回の姉妹のストーリーを盛り上げるのが、同シリーズではお馴染みのMONGOL800・キヨサクが作曲した楽曲「姉妹を想う」。歌い上げるのは、新進気鋭の女性ボーカル“thea(テア)”だ。Instagramに投稿されたMONGOL800の弾き語り動画をきっかけに、キヨサクがその歌声に惹かれ本作に起用&プロデュース。ピアノとチェロというシンプルな楽器編成で、キヨサク曰く「明るさの中に少し切なくて、物悲しい表情をみせる声」をエモーショナルに響かせている。
MONGOL800 キヨサクコメント
Instagram に投稿されたMONGOL800の弾き語り動画を何気なく見ていたら不思議な引力を持つtheaさんの声に出会いました。歌によって表情が変わる声、歌の世界観に入り込む表現力に引きつけられていきました。
ちょうど「姉妹を想う」篇の絵コンテが届いた頃には、漠然とこの声を起用したいという考えが強くなっていました。明るさの中に少し切なくて、物悲しい表情をみせる声は、姉と妹どちらの声(意志や想い)も表現できると思いました。
彼女の声を生かすように、シンプルな楽器編成にストレートなアレンジを行い、ピアノが見守る母親、チェロが支える父親で、その上に、自由に育つ姉妹の声を表しているような仕上がりになりました。シリーズ2年目、重ねてきたセッションの中でも第5弾は特に思い入れのある作品になりました。
石井杏奈コメント
――シリーズ第5弾で、主演としてオファーが来た際の率直な感想を教えてください。
第3弾も第4弾も流れるたびにテレビにくぎ付けになっていたので、もう一度、この想うたの世界に入ることができ、すごく幸せに思いました。
――シリーズ第2弾「愛する人を想う」篇で、北村匠海さんの恋人役を演じられましたが、反響はありましたか?
家族や友達など、周りの方々からたくさん連絡や言葉をいただき、うれしかったです。
――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?また、(実際は年上の)古川さんが妹役でしたが、共演された印象はいかがでしたか?
すごく穏やかで笑顔が素敵な方でした。アドリブのお芝居が多かったのですが、初めてお会いしたのに、掛け合いのお芝居がしやすくて、古川さんの空気感がとても好きです。
――本作では、「違うから、人は人を想う」をテーマに、自分とは異なるタイプの妹への想いを演じていらっしゃいます。今までの人生で出会った“自分とはタイプの違う“良きライバル”はいますか?
E-girls のメンバーです。ボーカルや、モデル、役者など、それぞれが違うフィールドで活躍している姿を見ると刺激を受けます。
古川琴音コメント
――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
夜遅くまで続く撮影でしたが、終始和やかに、1シーン1シーンを丁寧に作る現場でした。明るいスタッフさん方のおかげで、リラックスして本番に臨めました。
――今回は「想うた」の第5弾となります。第1弾からご覧になられていたときの印象・感想と今回CMのオファーが来た際の感想を教えてください。
オファーをいただく前から「想うた」シリーズのCMが好きでした。テレビで流れると、思わず手を止めて見入ってしまうようなCMだったのでオファーをいただけてうれしかったです。いろいろな段階で、新しい生活をスタートさせる若者を応援してくれるようなストーリーがすてきだなと思っていました。
実際に、大学生で一人暮らしを始めたときや、この仕事を始めたときに似たような局面が何度もあったので、私自身このCMを見て励まされることがありました。
――完成したCMを見ての感想を教えてください。
本当に良いCMだな〜としみじみ思ってしまいました(笑)。二人がどんな時間を一緒に過ごしてきて、どんな時間を離れて過ごしたのかが分かって、胸が熱くなりました。どこにいても一番のライバルとして、一番の理解者としてつながり合って いる二人がちゃんと映っているのではないかと思います。
――今作では、中学・高校の学生時代を演じたり、美容師という役どころで髪型を変えたりなど、容姿・設定など多岐にわたりましたが、撮影時、特にこだわった部分や意識・工夫したところ、苦労された点をお聞かせください。
実際に美容師の方にレクチャーを受けて、髪の扱い方やハサミさばきを1週間ほど練習しました。お姉ちゃんよりもアート寄りの美容師を目指す設定だったので、派手なハサミさばきなどができたら、と思い、毎日ハサミの開閉やマネキンを借りてのカットの練習などをしてみましたが、1週間で身に付くほど簡単なことじゃないと分かりました。
実際に使われたカットシーンは一瞬だけなので、安心した気持ちと残念な気持ちとで複雑なところですが、美容師の方が軽々とやっているハサミさばきは、私が普段使わない腕の筋肉を使っていたり、長い時間をかけて練習されたものだと感じたので、それも含めて良い役作りになったと思います。(ザテレビジョン)