8月22日(木)放送の「直撃!シンソウ坂上」(毎週木曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)では、先週に続いてバイオリニストの高嶋ちさ子を特集する。25年ぶりに食事を共にしたちさ子といとこの高嶋政宏が、2019年6月に亡くなった高島忠夫さんへの思いを語る。ちさ子が伯父の忠夫さんについて語るのは今回が初めてとなる。
忠夫さんは21歳で俳優デビューし、映画やバラエティー番組の司会などで活躍した。番組では、忠夫さんが大ファンだったスペインの歌手のフリオ・イグレシアスに会うため、一家全員で彼のバハマにある別荘に行った貴重な映像を公開。だが、忠夫さんは飛行機が大の苦手だったため、高島家では海外旅行が禁止だったという。バハマに行く前、家族全員で遺書を書いてから向かったという裏話が明かされる。
政宏が忠夫さんの家では厳しかった一面を話し、ちさ子はバイオリンを始めた際、忠夫さんに「(仕事で)松田聖子ちゃんや田原俊彦さんに会うの?」と聞くと、「バッハを弾く人は、俗世間のものに耳を傾けちゃいけない」と怒られたエピソードを明かし、忠夫さんの真面目な性格を懐かしむ。
妻・寿美花代らが支え続けた忠夫さんの闘病生活
また、忠夫がさんは68歳の時にうつ病が原因で、芸能活動を休止。忠夫さんがうつ病になった際、急に白髪が増え、痩せて変わり果ててしまい、亡くなった時以上に衝撃を受けたと語る政宏。うつ病になった忠夫さんを励まそうと、政宏が知人を集めてサプライズパーティーを行った際の映像も公開する。さらに、弟の高嶋政伸が思わず涙した、忠夫さんの意外な行動も明らかに。
妻の寿美花代、そして2人の息子たちの支えもあり、「うつ病」発症から5年後の2003年に、忠夫さんは芸能界復帰を宣言する。だが、うつ病に加えパーキンソン病も発症、さらには不整脈のため心臓にペースメーカーを付ける手術も受けており、忠夫さんは表舞台から姿を消すことになった。
フジテレビでは、2013年に忠夫さんが病を患った後の高島家を独占密着した番組を放送(「独占密着!真実の高島ファミリー」2013年6月18日放送)。忠夫さんの最後のテレビ出演となったこの映像には、忠夫さんに毎日マッサージを行うなど、献身的に支え続ける花代の姿があった。そして、政宏はこれまで語られることのなかった家族葬の真実を明かす。
ちさ子と政宏が“2つのタカシマ家”の確執について語る!
また、親戚であるにもかかわらず疎遠だったことから、一部週刊誌で報じられた“2つのタカシマ家”の確執。2人が一緒に食事をするのに25年という期間があったが、ここまで疎遠になっていたのはどうしてなのか? 政宏がちさ子を招いた焼き肉店で、全てが明かされた、意外でもあり“タカシマ家”らしくもある理由が明らかに。
さらに、ちさ子と政宏が対談していた現場に、両家の確執の中心人物ともいえる、ちさ子の父・弘之さんが登場。1951年に兄弟そろって神戸から上京してきた当時の思い出から、疎遠となったまま別れることになった兄・忠夫さんについて語り尽くす。(ザテレビジョン)