3月2日(月)放送の「有田ジェネレーション」(夜0:58-1:28、TBS系)では、「緊急企画!いま売れかけてるSAKURAI&ムラムラタムラの事をもっと知ってみよう!」と題して、“有ジェネ”発のピン芸人・SAKURAIとムラムラタムラをフィーチャーした企画を展開する。
同番組は、有田哲平がMCを務め、他のお笑い番組にはない爆発的なネタや、まだ世に知られていない芸人をいち早くキャッチし、新たなお笑いスターの発掘を目指す深夜バラエティー。
番組内のオーディションで合格した若手芸人たち、通称“有ジェネファミリー”が、バイきんぐ・小峠英二による進行のもと、ライバル芸人と熱いネタバトルを繰り広げる。
このたび、WEBザテレビジョンでは、緊急企画の放送に先駆け、同企画の収録後にSAKURAI&ムラムラタムラへのインタビューを実施。「有田ジェネレーション」出演後の反響や今後の目標、またプライベートなどについて語ってもらった。
本記事では、ギターを弾きながら、4つのキーワードを挙げ、そのキーワードに共通することは何だ?と見ている人たちに考えさせるネタで引き込んでいくSAKURAIのコメントを紹介する。
芸人を目指したきっかけ
――まず、SAKURAIさんのアピールポイントをお願いできますでしょうか。
SMA(ソニー・ミュージックアーティスツ)所属のピン芸人で、年齢が41歳、芸歴が21年目のA型です(笑)。
アピールポイントは、最近やっているギターネタなんですが、最近、ネットでも“SAKURAIのネタをやってみた”のような動画がちょこちょこ上がっているので、ぜひ、みなさんにも簡単なのでまねしていただけたら嬉しいなと思っています。
――SAKURAIさんの芸の分類は、“ギター芸人”になるのでしょうか?最近は“クイズ芸人”とも呼ばれているようですが。
最近やっているネタが、オチ前を言わずに「何のことを歌っているのでしょうか?」といった(クイズ形式の)ネタなので、“クイズ芸人”と呼ばれたり、(クイズ芸人として)必要とされることもありますね。
ただ、(自分のネタは)いろんな応用ができるんだ!って、僕も気づかせていただいたというか、スタッフさんに(ネタの幅を)広げていただいた感じですね。
――芸人さんを目指したきっかけを教えてください。
高校生くらいの時にテレビで芸人さんを見て、「おもしろいなー」「かっこいいなー」って、憧れがあったのが最初ですね。
僕は徳島出身なんですけど、当時、テレビで大阪のお笑い番組が流れていて、千原兄弟さんとかジャリズムさんとか、今、同じ事務所のハリウッドザコシショウとかも活躍されていて、そういう人たちに憧れて「かっこいいなー。あんな風になりたいな…」って、思っていましたね。
――憧れていた方たちと共演はされましたか?
シショウは同じ事務所なので共演できていますが、千原兄弟さんとはまだ共演できていないですね。
男気のある人なんです!
――「有田ジェネレーション」へのレギュラー入りが決まった時の周りの反響、SAKURAIさんご自身のお気持ちはいかがでしたか?(SAKURAIは、2019年11月25日放送「芸能事務所敏腕マネージャー激推し芸人下克上ネタバトル」で番組初出演し、レギュラー入りを果たした)
僕はすぐレギュラーになれて、(レギュラー入りが決まった時は)みんなから「おめでとう!おめでとう!」って言われたんですけど、その後、すぐ研究生(番組レギュラーの下に位置するメンバー)に落ちて、またすぐにレギュラーに戻れたので、いろんな人から「よかったね!」って言われましたね。
(SAKURAIは、2020年1月27日放送「有ジェネ研究生下克上ネタバトル」にてMC・有田の勧めでシオマリアッチに下克上を挑み、レギュラーに復活した)
僕はこれまで本当にテレビに出たことがなかったので、テレビのことってよく分からないんですけど、あの時は元々、ジェラードンさんを(対戦相手に)指名していたんですよね。
そうしたら、有田さんが「そうじゃねぇだろ!」って仰って、(台本と)変わるんだ!? (笑)、変えて良いんだ!? (笑)って、思いましたね(笑)。
シオマリアッチさんも(別放送日の収録後で)ボロボロだったので、シオさん指名していいんだ!みたいな(笑)。予想してない展開がテレビって起きるんだなって。
シオさんからは、他のライブで会った時に「SAKURAIさん、また戦いましょう!」って、「今度は負けませんよ!」って、かっこいい言葉をもらいました。シオさんは、男気のある人なんです。
――「有田ジェネレーション」の中で、ライバルといえば?また、仲が良い芸人さんはいらっしゃいますか?
やっぱり僕はピン芸人なので、みなさんはばかにされていますけど、僕は意外と桐野安生をリスペクトしていまして。(桐野が企画の進行役を務めた)今日の収録はめちゃくちゃだったんですけど(笑)、僕は内心「桐野、大変だなー」って、思っていましたね(笑)。
僕が「有田ジェネレーション」に入った時は、誰も知り合いがいなかったので、桐野がいてくれるおかげで実は心強いんです。
ネタが出来た時とかもまず真っ先に桐野に見せてて、今やっているギターネタも実は、最初に桐野に「こんなネタ出来たんだけど、どう?」って、見せたんですよね。
そうしたら「SAKURAIさん、今まであなたのネタ色々見ましたけど、これ1番いいです!」って言ってくれて。でも、この話を小峠さんに話したら、「そのエピソードは二度とするな!」って、言われましたね(笑)。
俺、これしかチャンスないの? (笑)
――小峠さんは事務所の先輩でもありますが、番組の進行役・小峠さんとMC・有田さんと共演されてみていかがですか?
正直、ちょっと怖いというか、教官みたいですね。ちょっと怖い先生みたいな。本番中もたまに「キッ!」って、怖い目線を向けられることがあって、「SAKURAI、今の違うぞ」みたいな目をしてるんですよね。
「怖っ!」って思うんですけど(笑)、僕はテレビとかラジオとか21年間、一切出ていなかったので、「違う。そうじゃない」みたいな感じで見られる時は、背筋が伸びちゃいますね。
――「有田ジェネレーション」は学校の様な雰囲気がありますよね。
本当にそうですね。テレビを教えてもらっているみたいな感じですね。
――(取材時)「R-1ぐらんぷり2020」(3月8日(日)夜7:00、フジテレビ系)では準決勝まで勝ち進んでいますが、現時点での意気込みをお聞かせください。(2月18日に決勝進出が決定した)
いろんな方に「お前、これが最初で最後のチャンスだからな」「これ逃したらもう無いから」って、結構言われるので、えっ!? 俺、これしかチャンスないの? (笑)って、思うんですけど、みんながハッパかけてくれるし、確かに準決勝で負けると、準決勝くらいじゃ何も変わらないと思うので、もう一つ上の決勝に行きたいなって、思いますね。
――直近の目標は「R-1ぐらんぷり」の優勝ですかね?今後の目標はいかがですか?
そうですね。まずは、今はこのギターネタやクイズネタで番組に呼んでいただいているんですけど、いずれはトークとかでも呼ばれたいですね。
まだ早いとは思うんですけど(笑)、ギターネタ以外のトークとか絡みとか、そういったところにも進出していきたいですね。
――例えば、番組内の進行役などはいかがですか?
そうですね。正直、相当難しいと思うんですよね(笑)。でも、ゆくゆくは挑戦したいですね!
――では最後に、読者や視聴者の方へメッセージをお願いします。
僕は、歌ネタをやっているので、ぜひ、みなさんにまねしてもらったり、いじってもらったりしたいですね。「有田ジェネレーション」の視聴者の方に伝えたいのは「有田ジェネレーション」はテレビで見る以上に収録の現場は過酷です!(笑)って、いうことですね。
僕も予想だにしないすごい展開が毎回あるので、今日の収録もそうですけど、ハプニングというか驚きの連続ですよね。なので、そういう所も楽しんでいただけたらと思います。
――ありがとうございました!推してくれたマネージャーさんにも感謝ですね。
そうですね。マネージャーも有田さんと小峠さんと一緒でちょっと怖い教官みたいな人なんですけど(笑)、推していただいて感謝してます。(ザテレビジョン)