【写真を見る】織田裕二&鈴木保奈美の共演シーンカットが到着
10月8日(月)から放送開始する10月期“月9”ドラマ「SUITS/スーツ」(毎週月曜夜9:00-9:54※初回は9:00-10:24、フジテレビ系)で、織田裕二と鈴木保奈美の“東京ラブストーリー”コンビが27年ぶりの共演を果たした。
本作は、アメリカで大ヒット中のドラマ「SUITS」を原作とした痛快弁護士ドラマ。織田と中島裕翔がタッグを組み、勝利のためには手段をいとわないエリート弁護士・甲斐(織田)と、驚異の記憶力を持つ天才フリーター・大貴(中島)の凸凹コンビが難解な訴訟を解決していく姿を描く。
ついに27年ぶりの共演シーン!現場のムードは?
織田と鈴木は、「東京ラブストーリー」(1991年、フジテレビ系)以来、27年ぶりの共演となるシーンを9月14日に撮影。この日のシーンは第1話より、ある争いごとを有利に運ぶために取った甲斐の行動を上司・チカ(鈴木)がたしなめる場面だ。
撮影前のリハーサルでは、お互いの演技プランを披露しながら、回数を重ねるごとに芝居の精度を高め合っていく二人。撮影合間には、先にセットでの撮影を経験していた織田が、この日クランクインした鈴木のためにセット内の装飾品にまつわるエピソードを披露。お互いにリラックスした表情で、27年ぶりの共演とは思えないほどの“あうんの呼吸”を見せた。
織田裕二コメント
――鈴木保奈美さんと27年ぶりの共演となりましたが?
昔から一緒にお芝居するのが楽しい方です。「東京ラブストーリー」の頃もそうでしたけど、打てば響いて下さる方で、コメディーもできる方だと思いますし、知的だしキュートだし、27年前と全然変わっていない上に、大人としての知識や経験が加わって、やっぱりすてきな女性です。
――撮影の合間に、保奈美さんと談笑されていましたが?
保奈美さんも、絶対的に原作の「SUITS」を愛していらっしゃるんですよね。原作の世界観も十分に理解されているので、保奈美さんに対して全く心配な点がないです。27年前と全く変わらず、僕にとって保奈美さんは同じ作品を作る上での“戦友”です。
――フジテレビでは「東京ラブストーリー」を再放送中ですが?
デジタル化される前に撮影した作品ですから、映像も粗いし、どうなるんだろうと思っていましたけど(笑)、思ったよりも左右の黒みが少なくてホッとしました。
あの頃は今と比べると、カット割りも単純でしたね。衣装に関しては、個人的には昔から定番に近いものをチョイスしていたので、もちろん今と“はやり”は違いますけど、“おしゃれさん”をやってこなかった分、それほど違和感がなかったかもしれません(笑)。
――ドラマを楽しみにされている方々へのメッセージ
これまで撮影してきて、何か新しいことが始まるんじゃないかなというドキドキ感やワクワク感を持っています。撮影中に手応えを感じる時もあれば、逆に“これでいいんだろうか?”と悩むことも正直ありますけど、キャストやスタッフの皆さんがチーム一丸となってまとまっているので、個人的にも早く完成版を見たいと思える作品です。皆さんもぜひお楽しみに!
鈴木保奈美コメント
――織田裕二さんと27年ぶりの共演となりましたが?
私は今日がクランクインで、とりあえず1シーンだけの共演でしたが、織田さんが気を遣って下さって、撮影の状況などを説明してくれました。
裏話のようになってしまうのですが、台本に書かれていることを役としてそのまま演じ合うのと、演じられる相手の俳優さんがどういう考えやバックグラウンドを持ってお芝居をされているのかを理解した上で共演するのとでは全然違うということに、改めて気づかされました。
――撮影の合間に、織田さんと談笑されていましたが?
織田さんの今回の作品に対するスタンスや思い入れを、ひしひしと感じました。織田さんは原作のアメリカ版「SUITS」をとても熱心に研究されていて、私同様に何よりも原作ドラマのファンでした。 「(原作ドラマの)まねしていい部分とまねしちゃいけない部分のさじ加減をどうしていきましょう?」なんてお話をさせていただきました。これからドラマを作り上げていく上で、織田さんも私も原作ドラマファンというのは、いい意味での共通項だと思っていて、これから“同志”として頑張っていけたらいいなと。
――フジテレビでは「東京ラブストーリー」を再放送中ですが?
セットの撮影中に、控室のテレビでビフォー(27年前の「東京ラブストーリー」)アフター(現在撮影中の「SUITS/スーツ」)を、リモコンのボタン一つで切り替えられるなんてひどいですよね(笑)。個人的に、自分自身の過去の作品を見返すことはないので、こんな仕打ちを受けるなんてショックです(笑)。
よりによって、クランクインの日が「東京ラブストーリー」再放送の初回とかぶるなんて(笑)。今日がクランクインということで、実は朝の4時に起きてしまうくらい緊張していたのに、本当にひどい仕打ちです(笑)
――ドラマを楽しみにされている方々へのメッセージ
はっきり言ってまだまだ手探りですが、この“手探り”がきっといい方向にいくと思いますし、いい方向にしようという熱量は私だけではなく、キャスト・スタッフ全員が持っているので、ぜひご期待いただけたらと思います。(ザテレビジョン)