6月1日(金)、8日(金)に放送される「ドラマ24『孤独のグルメ Season7』」では、2週に渡って“韓国出張編”を放送する。
【写真を見る】大きなキムチに驚きの表情の五郎
2012年に放送スタートした「孤独のグルメ」シリーズで、井之頭五郎が海外へと足を延ばしてグルメを堪能するのは、2015年放送(Season5)の“台湾出張編”に続いて2度目のこととなる。
ドラマで最強メニューといわれる“焼肉”。今回は本場韓国で堪能することに。松重豊演じる井之頭五郎が訪れるのは、伝統家屋が残る街・全州(チョンジュ)と首都のソウル。
韓国語ができず、店やメニュー選びに四苦八苦する五郎だが、身振り手振りと持ち前の食に対する“勘”を駆使して、まずは全州で自分好みのオリジナルの味を楽しめるビビンパを、そしてソウルでは「孤独のグルメ」最強メニューともいえる“焼肉”を味わう。
圧巻の一枚肉、テジカルビの迫力は必見だ。さらに、言葉の壁を乗り越えて、絶品グルメにありついた五郎ははたして何を思うのか。
また今回の“韓国出張編”にはゲストとして歌手であり俳優業もこなすソン・シギョン、「ジュエリー」元メンバーで女優のパク・チョンアも出演。日韓俳優陣の共演にも注目だ。
松重豊は、今回の韓国出張編についてコメント。韓国での撮影で印象深かったことを「韓国でのこのドラマの認知度は、我々の予想を遥かに超えました。街行く酔漢に「コドッカンミシッカ(孤独のグルメ)」と連呼されるとは!」とドラマ人気に驚いたという。
また、韓国編のみどころを「味付けの発想を変えた、隣国の美味しい料理の数々です」とアピールした。
また、イム社長役で出演するソン・シギョンは、「一話も欠かさずに全部観た大ファンです。この度出演させて頂き、光栄でまるで夢のようです。
実際、現場で見ると五郎さん、制作、演出、音響、照明の皆様が、人と料理、そしてそこから派生される文化に対して深い興味や愛情を持ってらっしゃることにとても感動しました」とコメント。
さらに、パク・スヨン役のパク・チョンアは、「出演させていただき本当に幸せでした。日本語で演じるということで、とても緊張しましたが、スタッフの皆様のおかげで無事に撮影を終えることが出来ました。
落ち着きがないキャラクターを可愛く(大きな心で)見てくださった五郎さんのお陰でさらに楽しく撮影させていただきました」と感想を語った。
川村庄子プロデューサーは、「韓国出張編に行ってみたいと常々思いつつ、その夢がやっと叶いましたが、地元の皆さまの五郎さんへのまさかの大きな反響と歓迎ぶりに驚くばかりでした。松重さんの前で、五郎さんの真似をしてみせるおじさままでいらっしゃったり...。
韓国編は2週連続で放送しますが、美味しいものがたくさんありまだまだ食べ足りません。第二弾をぜひ企画したいと思いました」と今後の展望をコメントした。
6月1日(金)放送 第9話 あらすじ
突然イム社長(ソン・シギョン)に呼び出された井之頭五郎(松重豊)は1週間後、韓国へ向かう。用件は韓国の伝統工芸品をヨーロッパで販売する新規事業の相談だった。
さらに商品選びを五郎に託したい社長は、実物を見てもらうため全州(チョンジュ)に行って欲しいと言い出す。だが同行したイム社長の部下パク・スヨン(パク・チョンア)のガイドがどこか心もとなく...。
傘工房、家具店などをめぐるうち、韓国で何も食べていないことに気づいた五郎は、1人で店探しを始める。とはいえ初韓国...勘で店に入るも、韓国語が読めない五郎はなんの店かわからないまま適当に頼んでしまう。
すると次から次へと小皿が運ばれ、極めつけは石鍋!おかずのテーマパークか!?...と思いきや、実はこれでビビンパを作る“セルフビビンパ”の店だった。五郎は一体どんなオリジナルビビンパを作るのか?
6月8日(金)放送 第10話 あらすじ
韓国出張2日目。前日の疲れが残ったまま朝を迎えた井之頭五郎(松重豊)だったが、出勤前の人々が集う屋台を発見。トッポギ、天ぷら、スンデ、おでん...さまざまな屋台めしに舌鼓を打つ。
すっかり元気を取り戻した五郎は、イム社長(ソン・シギョン)に全州(チョンジュ)での視察報告を行う。
仕事を終え空腹に襲われた五郎は、朝食の屋台めしから一転、ガッツリ系のソウルめしに狙いを定め店探し。やがて一軒の焼肉店にたどり着く。
韓国語が読めない五郎は、苦肉の策で隣客の鉄板を指し、テジカルビを注文。するとたくさんの小や石鍋が運ばれ、テーブルが全州のデジャブといわんばかりの状態に...。しかしこのあと五郎は“ガッツリ系の最高峰”と出合うのだった――。(ザテレビジョン)