テレビ東京の松丸友紀アナウンサーと林克征アナウンサーが、9月5日(木)放送のアニメ「ラビッツ インベージョン」(毎週木曜夜3:55、テレビ東京 ※9月5日[木]は夜3:50)で声優を務めることが分かった。
本作は、地球に侵略にやって来た好奇心旺盛なラビッツが、人間社会でさまざまな騒動を巻き起こすドタバタギャグアニメ。5日放送のエピソード「ラビッツと夢の研究者たち」では、ラビッツが人間の言葉を話し、彼らが地球侵略をたくらむ本当の目的に迫る。
今回、声優初挑戦となる林アナは、研究者を演じるほか、難解な物理学の理論を説くラビッツの声も担当。収録に向けて、物理学の文献を読み、空でセリフが言えるほど準備を重ねて臨んだそうで、「『吸う』『吐く』の息遣いの違いにも意識を向けて演じているので、ぜひ注目していただければ」とコメントを寄せた。
一方、同アニメで声優デビューを果たし、幾つかのキャラクターを演じてきた松丸アナは、今回、林アナ演じる研究者の女性上司役に挑戦。「(研究者を)林アナだと思って演じているうちに、どんくさい男性研究者がだんだん林アナに見えてきて…(笑)」とアフレコ現場での印象を語った。プライベートでも仲がいいというアナウンサーコンビの、息の合った演技に注目だ。
9月5日(木)放送「ラビッツと夢の研究者たち」見どころ
2人の研究者が、ラビッツの秘密を解明すべく、ラビッツが見ている夢の調査を通じて、彼らの深層心理に迫る。果たしてラビッツはどんな夢を見るのか…? 夢と現実が交差し、誰も予想できなかった展開に!?
林克征アナ「人間社会に風刺を効かせた深い回」
今回のエピソードでは、ラビッツが「人知を超えたキャラクター」として登場します。そして、科学の力を信じすぎた人間の「滑稽さ」が面白く描写されています。
外から「檻(おり)の中の自然」を観察しているつもりが、脅威にさらされているのは、実は、われわれ人間なのではないかという疑問を投げ掛け、地球や自然に対する「おごり」を正し、人間社会に対する「風刺」を効かせた深い回です。
今回、初めてアニメの吹き替えに挑戦し、アニメの中で「生きている」キャラクターとその物語に「命を吹き込む」面白さを知りました。
今まで使ったことがなかった技術や表現を体得して、自分を「解放」できた実感があります。一皮むけて、自分の中で一つ大きなステップアップになりました。
今回の吹き替えでは、「吸う」「吐く」の息遣いの違いにも意識を向けて演じているので、ぜひ注目していただければと思います。
「はっ!」とか「んっ!おいしい~!」などのような「息の表現」を、例えばレポートやリアクションなど今後のアナウンサーとしての仕事の中で生かしてみたい、という「新たな課題」と「チャレンジ精神」が自分の中に芽生えました!
松丸友紀アナ「ラビッツの方が一枚も二枚も上手だった」
今回は、初のラビッツの声の他に、林アナ演じる研究者の女性上司役に挑戦しました。
実際、林アナは3つ年下なので、遠慮することなく冷たく言い放ったり、突っ込んだりすることができました!(笑)
林アナだと思って演じているうちに、どんくさい男性研究者がだんだん林アナに見えてきて…(笑)。林アナとは、レギュラー番組で共演していて、こうやって遠慮なくぶつかっていけるのも日頃の信頼関係があるからですね!
吹き替え現場では、林アナがリードしてくれました。林アナが想像以上に役に入り込み、ベースとなる世界観を作ってくれたので、後から吹き替えをした私も、自然と引き込まれた形です。声の表現も「いびき」の演技もうまくて、ライバル心が芽生えてしまったくらい!(笑)
そして今回のエピソードは、いろいろと考えさせられました。
人間は、強い探求心があったからこそ、今の文明があるのだけれど、「知りすぎた」ことで起きる弊害もあるのではないかと感じます。
「進化」も大事だけれど、「欲」に溺れていきがちな現代社会においては、「愛」や「心の豊かさ」など、もっと大事にしなければならないものがある。
ラビッツは、実は人間よりも一枚も二枚も上手なのではないか。壮大なシナリオの下、人間の愚かさを知らせるためにラビッツは地球に侵略してきたのではないかと。
子供だけでなくて、大人にも見てほしい作品です。(ザテレビジョン)
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