三浦春馬さんが7月18日に亡くなって3週間になる8月8日、NHK総合の音楽特番『ライブ・エール~今こそ音楽でエールを~』がNHKホールから生放送された。三浦さんと番組で共演していたJUJUが自身の代表曲『やさしさで溢れるように』(2009年)を熱唱すると、MCの内村光良がかけた言葉にTwitter上で反響があった。また内村自身もこの日のために練習したピアノ演奏を披露して感動を呼んだ。
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三浦春馬さんがJUJUと司会を務めていたNHK総合の紀行番組『世界はほしいモノにあふれてる ~旅するバイヤー極上リスト~』(通称、せかほし)の公式Twitterで7月20日に三浦さんを追悼したところ、フォロワーから「セカホシの三浦さんが、一番好きでした。たぶんこの番組で息抜きしてたんじゃないかな?」、「せかほしの世界観、JUJUさんと春馬さんのトークにいつも癒されていました。本当に大好きな番組です」などのコメントが寄せられた。
JUJUは7月21日にブルーノート東京で有料生配信ライブを開催しており、三浦さんが亡くなったことについて言葉にならないなか『せかほし』のオープニングテーマ『Remember(The Good Times)』を披露すると「この曲に今の気持ちを込めました」とコメントした。
このたびの『ライブ・エール~今こそ音楽でエールを~』では、MCの内村光良が「辛い時にそっと寄り添ってくれるような歌。今日はきっと日本中に届くと思います」と紹介してからJUJUが『やさしさで溢れるように』を涙ぐみながら歌い上げた。天国の三浦春馬さんに向けたJUJUの熱唱に内村がコメントしたところ、Twitter上で「JUJU歌い切ってカッコ良かった ウッチャンのきっと届いてますよ、のやさしさ。泣ける」と反響があった。
さらに「JUJUさんウッチャン…泣けました…ちゃんと届いてますよ彼にも」、「ウッチャンの『きっと届いていると思います』うん、必ず春馬くんに届いてます。JUJUさんの心がこもった、素敵な歌でしたよ」や「この曲をせめて聴いてくれたら思い留まってくれたんじゃあないかと思ってしまいました」という声もあった。
ステージでいきものがかりが第76回NHK全国音楽コンクール・中学校の部課題曲でもあるヒット曲『YELL』(2009年)を披露した時には、内村光良がピアノ演奏でコラボした。この日のために練習してきたという。
『電波少年』などのテレビ番組を手掛けたプロデューサー・土屋敏男氏は9日の朝、Twitterで内村光良のピアノ演奏について緊張からミスが続いていたようだと解説して「『アーあんなに練習したのに! みんなに悪い!』と思ってるウッチャンの気持ちがひしひしと伝わってくるところも含めてテレビだった。お疲れ様でした!」と評しており、視聴者の多くが内村の頑張る姿に胸を打たれたようである。
Twitter上で「ウッチャン、何歳になってもいろんなことに挑戦するウッチャンがだいすき いつか生でみたい!」、「ウッチャンのピアノよかった! そりゃ手も震えますわ、いっぱい間違いますわ。でも3週間でここまでやれるウッチャンはやっぱりプロだなぁ」、「たくさんの山あり谷ありを生きてきたウッチャンといきものがかりの歌が合わさって、なんだかピアノを弾いてる姿に泣いてしまった」といった声が見受けられた。
画像2枚目は『せかほし 2020年5月30日付Twitter「なかなか旅に出られない、今だからこそ、旅の素晴らしさ、ありがたさを感じる日々ですよね。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)