公務の量を減らしたことで、公の場に姿を表す機会がめっきり少なくなったエリザベス女王。そんな女王の近影が久々に公開されるなり、人々の視線は部屋に設置された“あるもの”に釘付けに! それはなんと、携帯型デジタル音楽プレイヤー「iPod」。
Photo : Getty Images
2017年9月21日(現地時間)、スコットランドにある離宮・バルモラル城に、オーストラリア総督のピーター・コスグローブを招待したエリザベス女王。総督と握手を交わす写真の背景には、絵画や装飾品などに並び、世界的ベストセラーの電子機器「iPod」が写り込んでいるのだ。
ニュースを報道した英タブロイド誌「HELLO!」によると、iPodはオバマ前大統領&ミシェル夫人から贈呈されたもの。夫妻が2009年に英国を訪問した際、女王が2007年に米国を訪問したときの写真、さらにブロードウェイミュージカルの人気チューンを保存し、プレゼントしたのだとか。
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エリザベス女王の音楽好きな一面を明かすのは、世界中の王室に関する記事を専門とする雑誌『Majesty』の編集者として長年英国王室を取材し、書籍を多数手がけているイングリッド・シュワード。「女王はミュージカル、賛美歌、スコティッシュ・バラードの大ファン。(アメリカのバンド)ザ・ビーチ・ボーイズも好きで、数多くの名曲のなかでも『カリフォルニア・ガールズ』がお気に入り」 音楽だけでなく、ドラマや映画鑑賞もたしなむという女王。前出の『HELLO!』いわく女王は「ネットフリックス」を愛用しているそうで、女王自身の治世やフィリップ殿下との結婚を描いたテレビドラマシリーズ『ザ・クラウン』の大ファンだとか。
91歳にして電子機器やストリーミング配信を使いこなしているとは、さすが! 最先端の文化に触れ続けることが、いつまでも若々しくあり続ける秘訣なのかも?