ドラマシリーズ『The O.C.』のヒロインを演じ、10代で大ブレイクした女優ミーシャ・バートン(35)。当時「処女を喪失しなければいけない」というプレッシャーを感じ、急いで初体験を済ませたことを後悔していると発言した。
Photo:Getty Imagesミーシャは2003年から2007年に公開されたドラマシリーズ『The O.C.』に出演し、ヒロインのマリッサ・クーパー役を演じ17歳で一躍、時の人に。しかしその後、映画のドタキャン騒動や飲酒運転などスキャンダルが多く一時ハリウッドから離れていたが、35歳となった現在も女優業を続けている。
そしてこの度、これまで演じてきた役柄が自身にどのような影響を与えたかを赤裸々に綴ったエッセイを寄稿したミーシャ。
性にアクティブなティーンを演じていた当時、「急いで大人にならないと、このキャラクターを演じることができないのではないか」「早く処女を喪失しなければならない」とプレッシャーを感じていたと言う。
Photo:Getty Images「このドラマに登場する子どもたちは典型的なアメリカの富裕層で、特権階級のティーンエイジャー。お酒やドラック、そしてもちろんセックスをしていました」。自分はまだ処女であるにもかかわらず、「自信に満ちたキャラクターを演じていた」ことで「詐欺師のように感じた」と、『The O.C.』に出演していた当時の心境を明かした。
Photo:Getty Images結局、30代の年上男性に迫られて初体験を経験したという彼女。「少し罪悪感があります。彼からだけでなく、社会全体から、セックスをしなければならないというプレッシャーを感じていました」と告白。早熟なティーンの役を演じたことが、少なからず実生活にも影響を与えたと感じているよう。
Photo:Instagram(mischabarton)10代の頃から、セックスや児童虐待などを題材とした成人向けのコンテンツに携わってきたミーシャ。13歳で出演した映画『パップス』では、初潮やファーストキスなど、実生活でまだ経験していないことをカメラの前で演じなければならなかった。映画がアジアで大ヒットしたことにより、ミーシャは「アジアで奇妙なセックスシンボルになった」とも語っている。
Photo:Instagram(mischabarton)ミーシャは先日、『The O.C.』のシリーズを途中で降板したことについて、男性スタッフからいじめを受けたことが理由のひとつだったことも暴露。10代でスターダムにのし上がったからこそ経験した苦悩を振り返っている。
2015年以降はハリウッドの第一線から姿を消していたミーシャだが、2021年4月に日本でも公開された映画『スプリー』に出演し、女優として復帰。大人になったミーシャが今後、どんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ。
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text:Saki Wakamiya