<セ・リーグ球団別最高年俸選手>
【巨人】
●8億円
菅野智之(32歳)
[先発]9[投球回]52.0[勝敗]2-4[防御率]3.29[奪三振]39[QS]5
【ヤクルト】
●5億円
山田哲人(29歳)
[試合]80[打率].268[本塁打]25[打点]65[出塁率].367[OPS].926
【中日】
●3億5000万円
ビシエド(32歳)
[試合]77[打率].295[本塁打]14[打点]50[出塁率].343[OPS].839
【広島】
●3億1000万円
鈴木誠也(27歳)
[試合]72[打率].306[本塁打]15[打点]38[出塁率].407[OPS].955
【DeNA】
●2億8000万円
山崎康晃(29歳)
[登板]39[投球回]38.0[勝敗]3-1[ホールド]18[防御率]2.37[奪三振]26
【阪神】
●2億6000万円
スアレス(30歳)
[登板]36[投球回]35.1[勝敗]1-1[セーブ]25[防御率]1.53[奪三振]31
ロハス・ジュニア
[試合]17[打率].098[本塁打]1[打点]3[出塁率].164[OPS].320
※金額は推定。年齢は2021年満年齢
巨人&セ・リーグ最高年俸は菅野智之の8億円だ。昨季シーズンMVPを獲得し、夢のメジャー移籍を夢見たものの、交渉がとん挫して残留。その後に田中将大が楽天へ電撃復帰したため、“プロ野球最高年俸”の座は一時的だったが、すでに沢村賞&MVPを2回ずつ受賞している実績を考えれば妥当な金額だろう。
その巨人を抑えて前半戦を首位ターンした阪神。意外に最高年俸選手の金額はセ・リーグで最も低いものの、2人の助っ人外国人選手がランク入り。そして両者の明暗はくっきり分かれている。昨季中盤から抑えに就任してセーブ王を獲得したスアレスは、今季もリーグ1位の25セーブを記録するなど、絶対的クローザーとして大活躍。
中日最高年俸のビシエドは、一見すると数字は中軸として見劣りする。しかし、極端に打者不利の本拠地バンテリンドームでプレーしていること、さらには軒並み打撃成績がセ・リーグ最低のチームにあって結果を残していることは評価されていいだろう。
構成●THE DIGEST編集部